記事概要
- 偽りの月 インターステラ(月ノ美兎)と、聖霊龍王メルヴェイユ(フレン・E・ルスタリオ)の2枚への事前レビューです。
- 本記事は、本サイトに掲載されている別の記事を分割して掲載したものになります。
- 本記事は、コラボパック発売前に買っておくカードを選定するために、筆者が個人的に作成したメモを再編集したものであり、それゆえにレビューに容赦のない部分があります。
はじめに
レビュー本編までスキップ
忖度なしレビュー
本記事は、筆者が個人的に作成したメモに対して肉付けを行い、記事として再編集したものです。
そのメモというのは、
最速カード公開生配信放送後からの1週間(2025/1/16~2025/1/23)に、親しいプレイヤーらと相談しながら、にじさんじコラボパック発売前に買っておくべきカードを検討したものでした。
「忖度なしレビュー」と題していますが、もとは筆者の個人的な買い物メモだったものですから、そもそも忖度のしようがないわけです。
そういうわけで、全般的には好意的にレビューしているのですが、一部容赦ない書きぶりのところもあります。
にじさんじファンの皆様には恐縮ですが、気を悪くせず、ご容赦いただきたい所存です。
「シールドトリガー」がわかるくらいの方向け
本記事は、
「昔デュエマをプレイしていて、"シールドトリガー"や"スピードアタッカー"がわかる程度の方」
を想定して編集しました。
現状のデュエルマスターズに詳しくない方にもご覧いただけるよう、
「今のデュエルマスターズを遊ぶ上で知っておくべき知識」を注釈の形でたくさん詰め込んでいます。
にじさんじコラボカードへのレビューを読みながら、ほんのすこしでも現状のデュエルマスターズに詳しくなってもらえたなら、うれしい限りです。
もちろん、だからといって、本記事中の内容を隅々まで律儀にご覧いただく必要はありません。
「今はこんなギミックがあるんだな」「このカード強そうだな」そんなゆるい気持ちでさっくり目を通していただければと思います。
デッキリストの紹介なし
現状収録カードの情報がほとんど判明していないので、デッキリストの紹介は行わず、相性の良い既存カードの紹介にとどめています。
今デッキリストを考えたところで、にじさんじコラボパックでの新規カードが判明するにしたがって、都度デッキリストの練り直しが強いられるということになりかねないからです。
発売日が近づけば、いろんなプレイヤーが実践的なリストを紹介してくれると思いますので、ぜひいろんな方のリストを参考にしてみてください。
また、現在勇み足でデッキリスト案を紹介している方の記事や動画も全く参考にならないわけではありません。採用カード選定のセンスが良いものも多く、どういうカードが使われているのか目を通しておくと勉強になるかと思います。
偽りの月 インターステラ(月ノ美兎)
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水/闇文明 {7}
クリーチャー:サイバー・ムーン・コマンド/アンノウン 9000
- ブロッカー
- ジャストダイバー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、水または闇の、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに自分の超次元ゾーンに置く。
- このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の超次元ゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
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登場時に墓地または手札から、7コスト以下の水または闇の呪文を唱えることができるクリーチャー。
こうして唱えた呪文を「超次元ゾーン」という場所に預けておき、攻撃時にさらにもう一度使うことができます。
超次元ゾーン
「超次元ゾーン」というのは、「アドバンスフォーマット」というルールで使用する両面カードを置いておくゾーンです。ここ3~4年は両面カードを使用しない「オリジナルフォーマット」が主流となっており、超次元ゾーンが使用されることは稀になっています。
「オリジナルフォーマット」においても超次元ゾーンはルール上存在しているため、《偽りの月 インターステラ》は問題なく使用できます。
とにかく、墓地や山札のほかに「超次元ゾーン」というゾーンがあるのだということが分かっていれば大丈夫です。
祝え!
「自分自身(インターステラ)を場に出すのに使用した呪文を、すぐに墓地から再利用できる」というのが、このカードの面白いところ。
具体的には《「祝え!この物語の終幕を!」》との組み合わせが考えられます。
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「祝え!この物語の終幕を!」
水/火文明 {6}
呪文:美孔麗王国
- ビビッドロー[水&火(4マナ)](自分のターン中、攻撃の前にこの呪文をドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこの呪文を[水&火(4マナ)]支払って唱えてもよい)
- カードを1枚引く。その後、水または火の、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、そのクリーチャーを山札の上に置く。
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- 《「祝え!この物語の終幕を!」》効果で《偽りの月 インターステラ》を場に出す。
- 《偽りの月 インターステラ》の登場時の能力で《「祝え!この物語の終幕を!」》を墓地から唱える。
- 《「祝え!この物語の終幕を!」》効果で《偽りの月 インターステラ》にスピードアタッカーが付与されているので、すぐさま攻撃。
- 攻撃時の能力で超次元ゾーンから再度《「祝え!この物語の終幕を!」》を唱える。
というプレイも可能です。
この一連のプレイを通して、《偽りの月 インターステラ》のほかに、コスト7以下のクリーチャーを2体まで、スピードアタッカー状態で出すことができます。
ここで別個体の《偽りの月 インターステラ》を出して、さらにカードを連鎖させても良いですし、《覚醒連結 XXDDZ》や《単騎連射 マグナム》、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ /「未来から来る、だからミラクル」》を出してシールドトリガーを止めながら攻めるのも良いでしょう。
ブレスラ、レッドギラ
その他に相性のいい呪文としては《ブレイン・スラッシュ》があります。
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ブレイン・スラッシュ
水/闇文明 {6}
呪文
- 次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、両方選んでもよい。
- カードを3枚引き、自分の手札を1枚捨てる。
- コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
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《ブレイン・スラッシュ》ではスピードアタッカーは付与できませんが、《覚醒連結 XXDDZ》などでスピードアタッカーを付与してやればいいので概ね問題なし。
《轟く革命 レッドギラゾーン》であれば、スピードアタッカーだけでなく「ブロックされない」「マッハファイター」も付与でき、味方全体をアンタップして再攻撃までできてしまいます。
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轟く革命 レッドギラゾーン
水/火/自然文明 {7}
クリーチャー:ソニック・コマンド・ドラゴン/革命軍 11000
- 革命チェンジ:水、火または自然のコマンド(自分の水、火または自然のコマンドが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
- W・ブレイカー
- 自分のコマンドはすべて「スピードアタッカー」と「マッハファイター」を持ち、ブロックされない。
- ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の他のクリーチャーをすべてアンタップする。
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※《偽りの月 インターステラ》はサイバー・ムーン・
コマンドなので、《轟く革命 レッドギラゾーン》からスピードアタッカーなど能力をもらえますし、革命チェンジも可能です。
革命チェンジで《偽りの月 インターステラ》を手札に回収できるのも非常によくかみ合っているところ。
攻撃時に《轟く革命 レッドギラゾーン》への革命チェンジで《偽りの月 インターステラ》を手札に戻した後、《偽りの月 インターステラ》の攻撃時能力で超次元ゾーンから《ブレイン・スラッシュ》or《「祝え!この物語の終幕を!」》を唱え、手札に戻した《偽りの月 インターステラ》を再度場に出すという動きができます。
こうして場に出た《偽りの月 インターステラ》の登場時能力で呪文を唱えて…とさらにカードがつながっていきますね。
《「祝え!この物語の終幕を!」》がにじさんじコラボパックに再録される可能性は低いですね。安いカードですし、今のうちに買っておくといいかもです。
再録
パックや構築済みデッキに収録されていたカードが、その後の別のパック・構築済みデッキに再び収録されること。名前や効果はそのままに、イラストだけ変更して収録されることもある。デュエマに限らず、カードゲーム界隈広範で使用されているスラング。
いや、まぁ…予想ですよ!ただの予想…!
公式サイトによると、各ライバーごとに文明ふたつを割り振ってあって、その二文明のデッキを組めるようにカードを収録してあるらしんですよ。
月ノ美兎に割り振られた水/闇文明じゃない《「祝え!この物語の終幕を!」》を、月ノ美兎デッキのために収録するとは思えないんですよね…
逆に水/闇文明の《ブレイン・スラッシュ》は再録が判明していますしね。
聖霊龍王メルヴェイユ(フレン・E・ルスタリオ)
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光/自然文明 {6}
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000
- このクリーチャーを、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
- 進化:光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、エレメントを1つ選び、シールド化してもよい。
- 自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「パワードブレイカー」を与える。
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銀の弾丸
突出して性能が高いというわけではありませんが、すごく器用なカードです。デッキに1枚だけ入れておいて、ここぞという場面で相手クリーチャーを除去する使い方が専らになると思います。
エレメントを対象にとってのシールド送りなので、除去として信頼度は高いでしょう。マナゾーンから召喚できるので、手札にキープしておく必要がないのも良いですね。
味方全体強化は微妙かも
現環境のデュエルマスターズにおいては、小~中型クリーチャーどうしでバトルするシーンが案外にたくさんあります。
そういう細かいバトルの数々で優位に立てるわけですから、味方全体への+6000はジワジワとゲーム展開に影響するのではないでしょうか。
5000VTというクリーチャーが、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべてバウンス(手札に戻す)する能力を持っているのですが、このバウンスから味方クリーチャーを守るのにも使えます。
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飛翔龍 5000VT
水文明 {8}
クリーチャー:マジック・アウトレイジMAX 12000
- このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- ジャストダイバー
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
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とは言っても、メルヴェイユを除去してから5000VTを召喚されるようになるだけでしょうから、やっぱり対策としては心許ない気もします。
たとえば「青黒コンプレックス」には、《冥土人形ヴァミリア・バレル》なんかが入っていますから、メルヴェイユを除去するのにそれほど難儀しないでしょう。
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冥土人形ヴァミリア・バレル
水/闇文明 {3}
クリーチャー:デスパペット/超化獣 3000
- ブロッカー
- ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
- このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
- W・ブレイカー
- 相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
6000
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しかし、そうは言ってもマナから出せるカードで5000VTを牽制できるようになるのは大きい。
5000VTが台風の目になっている現デュエルマスターズに新しい力学を与えてくれるカードになんじゃないかと期待しています。
パワード・ブレイカーって?
パワード・ブレイカーとは、パワーの6000刻みごとにブレイク数が1枚多くなるという能力。
たとえば6000以上なら2枚、12000以上なら3枚、18000以上なら4枚シールドをブレイクします。パワーが6000に満たない場合は1枚しかブレイクできません。
もともとW・ブレイカーを持っているクリーチャーに、パワード・ブレイカーが付与された場合は、ブレイクの直前に好きな方の能力を適用することができます。これは、ブレイカー能力を複数持つクリーチャーには、任意のブレイカー能力をで適用できるというルールが存在するためです(総合ルール 509.2c )
覚えづらいという方は多いですね。
でも実は、昔からデュエマには「攻撃時のパワーが6000以上ならWブレイカー、12000以上ならTブレイカー」という法則があったんですよ。ということを覚えておくと、パワード・ブレイカーの計算がちょっとラクになります。
アルカディアスは12500なのにWブレイカーだよ…?
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聖霊王アルカディアス
光文明 {6}
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
- 進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
- W・ブレイカー
- 誰も光以外の呪文を唱えることができない。
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ゲンムエンペラーを除去できる
ゲンムエンペラーはコスト5以下のクリーチャーの能力を消してしまう能力を持っているドラゴン・クリーチャー。
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∞龍 ゲンムエンペラー
水/闇文明 {∞}
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
- ムゲンクライム4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水&闇(4マナ)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
- ∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
- ブロッカー
- コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。
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この能力消しが厄介なのですが、メルヴェイユはコスト6なので問題なくゲンムエンペラーをシールド送りにできます。
メルヴェイユはそもそもそういう想定でデザインされたカードなのかもしれません。
《ベイBセガーレ》をアタッカーにできる
《ベイBセガーレ》は強力な妨害クリーチャーですが、攻撃することができず、能力の特性上ゲーム後半では役割を失ってしまいます。
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ベイBセガーレ
自然文明 {1}
クリーチャー:ミルクボーイ 6000
- このクリーチャーは攻撃できない。
- 相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、相手はそれをかわりにマナゾーンに置き、その後、自分はこのクリーチャーをマナゾーンに置く。
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その《ベイBセガーレ》から進化して、アタッカーにするという用途が考えられます。
パワー6000の《ベイBセガーレ》は5000VTのバウンスを受けないので、5000VTを出された返しのターンにセガーレをメルヴェイユに進化させてダイレクトアタックを決めるという展開もあり得ます。
(5000VTは次の相手ターンの間、パワー5000以下のクリーチャーを出せなくする能力も持っているので、その点でも生き残ったセガーレを進化元にするのが都合が良かったりします)
自然か光のどちらかがはいっているデッキなら使えるので、汎用性は高いんですよね。
マナゾーンからクリーチャーを召喚する場合、その召喚するクリーチャー本体をタップして召喚できるんですよ。
メルヴェイユを光か自然マナとしてタップすれば、あとはもう片方の文明のマナを用意すればだけなので。
なるほど…!
じゃあ、光だけのデッキも使えちゃうんだ。
ですね。光水のデッキで使うとかはすごくありそうだなって思います。
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