この記事について
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忖度なしレビュー
本記事は、筆者が個人的に作成したメモに対して肉付けを行い、記事として再編集したものです。
そのメモというのは、
最速カード公開生配信放送後からの1週間(2025/1/16~2025/1/23)に、親しいプレイヤーらと相談しながら、にじさんじコラボパック発売前に買っておくべきカードを検討したものでした。
「忖度なしレビュー」と題していますが、もとは筆者の個人的な買い物メモだったものですから、そもそも忖度のしようがないわけです。
そういうわけで、全般的には好意的にレビューしているのですが、一部容赦ない書きぶりのところもあります。
にじさんじファンの皆様には恐縮ですが、気を悪くせず、ご容赦いただきたい所存です。
「シールドトリガー」がわかるくらいの方向け
本記事は、
「昔デュエマをプレイしていて、"シールドトリガー"や"スピードアタッカー"がわかる程度の方」
を想定して編集しました。
現状のデュエルマスターズに詳しくない方にもご覧いただけるよう、
「今のデュエルマスターズを遊ぶ上で知っておくべき知識」を注釈の形でたくさん詰め込んでいます。
にじさんじコラボカードへのレビューを読みながら、ほんのすこしでも現状のデュエルマスターズに詳しくなってもらえたなら、うれしい限りです。
もちろん、だからといって、本記事中の内容を隅々まで律儀にご覧いただく必要はありません。
「今はこんなギミックがあるんだな」「このカード強そうだな」そんなゆるい気持ちでさっくり目を通していただければと思います。
デッキリストの紹介なし
現状収録カードの情報がほとんど判明していないので、デッキリストの紹介は行わず、相性の良い既存カードの紹介にとどめています。
今デッキリストを考えたところで、にじさんじコラボパックでの新規カードが判明するにしたがって、都度デッキリストの練り直しが強いられるということになりかねないからです。
発売日が近づけば、いろんなプレイヤーが実践的なリストを紹介してくれると思いますので、ぜひいろんな方のリストを参考にしてみてください。
また、現在勇み足でデッキリスト案を紹介している方の記事や動画も全く参考にならないわけではありません。採用カード選定のセンスが良いものも多く、どういうカードが使われているのか目を通しておくと勉強になるかと思います。
偽りの月 インターステラ(月ノ美兎)
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水/闇文明 {7}
クリーチャー:サイバー・ムーン・コマンド/アンノウン 9000
- ブロッカー
- ジャストダイバー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、水または闇の、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに自分の超次元ゾーンに置く。
- このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の超次元ゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
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登場時に墓地または手札から、7コスト以下の水または闇の呪文を唱えることができるクリーチャー。
こうして唱えた呪文を「超次元ゾーン」という場所に預けておき、攻撃時にさらにもう一度使うことができます。
超次元ゾーン
「超次元ゾーン」というのは、「アドバンスフォーマット」というルールで使用する両面カードを置いておくゾーンです。ここ3~4年は両面カードを使用しない「オリジナルフォーマット」が主流となっており、超次元ゾーンが使用されることは稀になっています。
「オリジナルフォーマット」においても超次元ゾーンはルール上存在しているため、《偽りの月 インターステラ》は問題なく使用できます。
とにかく、墓地や山札のほかに「超次元ゾーン」というゾーンがあるのだということが分かっていれば大丈夫です。
祝え!
「自分自身(インターステラ)を場に出すのに使用した呪文を、すぐに墓地から再利用できる」というのが、このカードの面白いところ。
具体的には《「祝え!この物語の終幕を!」》との組み合わせが考えられます。
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「祝え!この物語の終幕を!」
水/火文明 {6}
呪文:美孔麗王国
- ビビッドロー[水&火(4マナ)](自分のターン中、攻撃の前にこの呪文をドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこの呪文を[水&火(4マナ)]支払って唱えてもよい)
- カードを1枚引く。その後、水または火の、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、そのクリーチャーを山札の上に置く。
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- 《「祝え!この物語の終幕を!」》効果で《偽りの月 インターステラ》を場に出す。
- 《偽りの月 インターステラ》の登場時の能力で《「祝え!この物語の終幕を!」》を墓地から唱える。
- 《「祝え!この物語の終幕を!」》効果で《偽りの月 インターステラ》にスピードアタッカーが付与されているので、すぐさま攻撃。
- 攻撃時の能力で超次元ゾーンから再度《「祝え!この物語の終幕を!」》を唱える。
というプレイも可能です。
この一連のプレイを通して、《偽りの月 インターステラ》のほかに、コスト7以下のクリーチャーを2体まで、スピードアタッカー状態で出すことができます。
ここで別個体の《偽りの月 インターステラ》を出して、さらにカードを連鎖させても良いですし、《覚醒連結 XXDDZ》や《単騎連射 マグナム》、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ /「未来から来る、だからミラクル」》を出してシールドトリガーを止めながら攻めるのも良いでしょう。
ブレスラ、レッドギラ
その他に相性のいい呪文としては《ブレイン・スラッシュ》があります。
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ブレイン・スラッシュ
水/闇文明 {6}
呪文
- 次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、両方選んでもよい。
- カードを3枚引き、自分の手札を1枚捨てる。
- コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
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《ブレイン・スラッシュ》ではスピードアタッカーは付与できませんが、《覚醒連結 XXDDZ》などでスピードアタッカーを付与してやればいいので概ね問題なし。
《轟く革命 レッドギラゾーン》であれば、スピードアタッカーだけでなく「ブロックされない」「マッハファイター」も付与でき、味方全体をアンタップして再攻撃までできてしまいます。
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轟く革命 レッドギラゾーン
水/火/自然文明 {7}
クリーチャー:ソニック・コマンド・ドラゴン/革命軍 11000
- 革命チェンジ:水、火または自然のコマンド(自分の水、火または自然のコマンドが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
- W・ブレイカー
- 自分のコマンドはすべて「スピードアタッカー」と「マッハファイター」を持ち、ブロックされない。
- ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の他のクリーチャーをすべてアンタップする。
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※《偽りの月 インターステラ》はサイバー・ムーン・
コマンドなので、《轟く革命 レッドギラゾーン》からスピードアタッカーなど能力をもらえますし、革命チェンジも可能です。
革命チェンジで《偽りの月 インターステラ》を手札に回収できるのも非常によくかみ合っているところ。
攻撃時に《轟く革命 レッドギラゾーン》への革命チェンジで《偽りの月 インターステラ》を手札に戻した後、《偽りの月 インターステラ》の攻撃時能力で超次元ゾーンから《ブレイン・スラッシュ》or《「祝え!この物語の終幕を!」》を唱え、手札に戻した《偽りの月 インターステラ》を再度場に出すという動きができます。
こうして場に出た《偽りの月 インターステラ》の登場時能力で呪文を唱えて…とさらにカードがつながっていきますね。
《「祝え!この物語の終幕を!」》がにじさんじコラボパックに再録される可能性は低いですね。安いカードですし、今のうちに買っておくといいかもです。
再録
パックや構築済みデッキに収録されていたカードが、その後の別のパック・構築済みデッキに再び収録されること。名前や効果はそのままに、イラストだけ変更して収録されることもある。デュエマに限らず、カードゲーム界隈広範で使用されているスラング。
いや、まぁ…予想ですよ!ただの予想…!
公式サイトによると、各ライバーごとに文明ふたつを割り振ってあって、その二文明のデッキを組めるようにカードを収録してあるらしんですよ。
月ノ美兎に割り振られた水/闇文明じゃない《「祝え!この物語の終幕を!」》を、月ノ美兎デッキのために収録するとは思えないんですよね…
逆に水/闇文明の《ブレイン・スラッシュ》は再録が判明していますしね。
聖霊龍王メルヴェイユ(フレン・E・ルスタリオ)
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光/自然文明 {6}
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000
- このクリーチャーを、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
- 進化:光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、エレメントを1つ選び、シールド化してもよい。
- 自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「パワードブレイカー」を与える。
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銀の弾丸
突出して性能が高いというわけではありませんが、すごく器用なカードです。デッキに1枚だけ入れておいて、ここぞという場面で相手クリーチャーを除去する使い方が専らになると思います。
エレメントを対象にとってのシールド送りなので、除去として信頼度は高いでしょう。マナゾーンから召喚できるので、手札にキープしておく必要がないのも良いですね。
味方全体強化は微妙かも
現環境のデュエルマスターズにおいては、小~中型クリーチャーどうしでバトルするシーンが案外にたくさんあります。
そういう細かいバトルの数々で優位に立てるわけですから、味方全体への+6000はジワジワとゲーム展開に影響するのではないでしょうか。
5000VTというクリーチャーが、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべてバウンス(手札に戻す)する能力を持っているのですが、このバウンスから味方クリーチャーを守るのにも使えます。
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飛翔龍 5000VT
水文明 {8}
クリーチャー:マジック・アウトレイジMAX 12000
- このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- ジャストダイバー
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
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とは言っても、メルヴェイユを除去してから5000VTを召喚されるようになるだけでしょうから、やっぱり対策としては心許ない気もします。
たとえば「青黒コンプレックス」には、《冥土人形ヴァミリア・バレル》なんかが入っていますから、メルヴェイユを除去するのにそれほど難儀しないでしょう。
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冥土人形ヴァミリア・バレル
水/闇文明 {3}
クリーチャー:デスパペット/超化獣 3000
- ブロッカー
- ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
- このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
- W・ブレイカー
- 相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
6000
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しかし、そうは言ってもマナから出せるカードで5000VTを牽制できるようになるのは大きい。
5000VTが台風の目になっている現デュエルマスターズに新しい力学を与えてくれるカードになんじゃないかと期待しています。
パワード・ブレイカーって?
パワード・ブレイカーとは、パワーの6000刻みごとにブレイク数が1枚多くなるという能力。
たとえば6000以上なら2枚、12000以上なら3枚、18000以上なら4枚シールドをブレイクします。パワーが6000に満たない場合は1枚しかブレイクできません。
もともとW・ブレイカーを持っているクリーチャーに、パワード・ブレイカーが付与された場合は、ブレイクの直前に好きな方の能力を適用することができます。これは、ブレイカー能力を複数持つクリーチャーには、任意のブレイカー能力をで適用できるというルールが存在するためです(総合ルール 509.2c )
覚えづらいという方は多いですね。
でも実は、昔からデュエマには「攻撃時のパワーが6000以上ならWブレイカー、12000以上ならTブレイカー」という法則があったんですよ。ということを覚えておくと、パワード・ブレイカーの計算がちょっとラクになります。
アルカディアスは12500なのにWブレイカーだよ…?
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聖霊王アルカディアス
光文明 {6}
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
- 進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
- W・ブレイカー
- 誰も光以外の呪文を唱えることができない。
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ゲンムエンペラーを除去できる
ゲンムエンペラーはコスト5以下のクリーチャーの能力を消してしまう能力を持っているドラゴン・クリーチャー。
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∞龍 ゲンムエンペラー
水/闇文明 {∞}
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
- ムゲンクライム4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水&闇(4マナ)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
- ∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
- ブロッカー
- コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。
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この能力消しが厄介なのですが、メルヴェイユはコスト6なので問題なくゲンムエンペラーをシールド送りにできます。
メルヴェイユはそもそもそういう想定でデザインされたカードなのかもしれません。
《ベイBセガーレ》をアタッカーにできる
《ベイBセガーレ》は強力な妨害クリーチャーですが、攻撃することができず、能力の特性上ゲーム後半では役割を失ってしまいます。
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ベイBセガーレ
自然文明 {1}
クリーチャー:ミルクボーイ 6000
- このクリーチャーは攻撃できない。
- 相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、相手はそれをかわりにマナゾーンに置き、その後、自分はこのクリーチャーをマナゾーンに置く。
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その《ベイBセガーレ》から進化して、アタッカーにするという用途が考えられます。
パワー6000の《ベイBセガーレ》は5000VTのバウンスを受けないので、5000VTを出された返しのターンにセガーレをメルヴェイユに進化させてダイレクトアタックを決めるという展開もあり得ます。
(5000VTは次の相手ターンの間、パワー5000以下のクリーチャーを出せなくする能力も持っているので、その点でも生き残ったセガーレを進化元にするのが都合が良かったりします)
自然か光のどちらかがはいっているデッキなら使えるので、汎用性は高いんですよね。
マナゾーンからクリーチャーを召喚する場合、その召喚するクリーチャー本体をタップして召喚できるんですよ。
メルヴェイユを光か自然マナとしてタップすれば、あとはもう片方の文明のマナを用意すればだけなので。
なるほど…!
じゃあ、光だけのデッキも使えちゃうんだ。
ですね。光水のデッキで使うとかはすごくありそうだなって思います。
爆裂英雄 A・R・T(イブラヒム)
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水/火文明 {5}
クリーチャー:マジック・フレイム・コマンド 12000
- スピードアタッカー
- ジャストダイバー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚まで引く。このターン、自分がカードを7枚以上引いていれば、相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。その後、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
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「マジック」
正直に言ってしまうと、《爆裂英雄 A・R・T》は微妙な性能のカードに見えます。
《爆裂英雄 A・R・T》の種族は
「マジック・フレイム・コマンド」ですが、
このカードのように「マジック」を種族に含んでいると、様々な「マジック」カードからサポートを受けることができます。
この「マジック」カードを束ねて組んだデッキ、「青赤マジック」は2024年度上半期のデュエルマスターズを支配した最強格のデッキだったのですが、暴れに暴れた結果、デッキの要である《瞬閃と疾駆と双撃の決断(パーフェクト・ファイア)》を殿堂入りカード(1枚制限のカード)に指定されてしまい、かなり弱体化してしまいました。
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瞬閃と疾駆と双撃の決断(パーフェクト・ファイア)
火文明 {3}
呪文
- コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
- このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
- 自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わり。
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なお2024年12月以降~2025年1月現在、《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》というカードの登場に助けられて「青赤マジック」は0.5%ほどまでシェア率を回復しています。小数点以下の数字を見ると弱そうに見えますが、0.5%というのは十分に有望な水準です。ちなみにですが、最強格のデッキは10~%のシェアを誇ります。
《爆裂英雄 A・R・T》活用の糸口は「マジック」にあると思うのですが、その「マジック」デッキがすでに弱体化してしまっているのが痛手ですね…
しかし、そうはいっても「マジック」デッキで使うのが、現状もっとも見込みある用途でしょう。
おあつらえ向きなカクメイジン
マジックデッキを代表するカードに《芸魔王将 カクメイジン》というものがあります。
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芸魔王将カクメイジン
水/火文明 {7}
クリーチャー:マジック・ドラゴン/ゲーム・コマンド 10000
- 革命チェンジ:コスト5以上のマジック
- W・ブレイカー
- 自分のマジックすべてに「スピードアタッカー」を与える。
- このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札または墓地から唱えてもよい。その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
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カクメイジンはコスト5以上のマジック・クリーチャーから革命チェンジ(攻撃を引き継いで登場)できるので、《爆裂英雄 A・R・T》の攻撃中にいきなり登場させることが可能です。
おそらく、A・R・Tはカクメイジンとの組み合わせを想定してデザインされたカードなのでしょう。
それほどまでにカクメイジンとA・R・Tの組み合わせお誂え向きですし、そのような作意がないのなら、わざわざ「フレイム・コマンド」を「マジック・フレイム・コマンド」にしたりはしないと思うんですよね。
カクメイジンはシールドブレイクの直前、ブレイクするシールド1枚ごとに1枚、墓地か手札から呪文を唱える能力を持っています。W・ブレイカーなので、大抵の場合2枚の呪文を唱えることになります。
そこでA・R・Tの攻撃時3ドローが活きてくる。カクメイジンが唱える呪文を、革命チェンジのタイミングで集められるのは上出来なシナジーです。
(ARTの3ドローで引いたカクメイジンへチェンジするということはできません。攻撃時の能力誘発と、革命チェンジの使用宣言は同じタイミングで行うルールになっており、その後に誘発・宣言された能力が好きな順で解決されていきます。3ドローが解決された時点で、すでに革命チェンジ使用宣言のタイミングは逸しているのです。)
誘発
何かの条件を満たしたときに、効果が生じる能力のことを「誘発型能力」と呼ぶ(「攻撃する時、カードを1枚引く」など)
その誘発型能力の条件が満たされることを「誘発する」と言う。「トリガーする」とも言うが、ややこしいことに、両方とも正式な用語である。
なお、それ以降の
「7枚以上引いていれば~」のくだりに関しては、ほとんどインクの染みだと考えていただいて大丈夫です。
インクの染み
ゲームにおいてほとんど意味を為さない能力や効果のこと。
「1ターンに7枚カードを引く」という条件の難易度もさることながら、条件達成時のボーナスも非常に弱い。
相手エレメントのバウンスであれば、《歌舞音愛 ヒメカット / ♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》でもできることなので、わざわざ7枚ドローという難題にチャレンジしてまでやりたいことではないんですよね。「シールドを1枚ブレイクする」に関しては言わずもがなです。
多色カードはデッキに12枚前後しか入らないのですが、その貴重なスロットを融通できるのかも厳しいですよね…
多色カードはデッキに12枚
多色カードと単色カードの配分は中々にむずかしく、奥深い要素です。
公式サイトのガイダンスによれば、多色カードは「8~15枚」とされています。おおむね参考になる数字ですが、1ターン目から動くデッキの場合は多色カードを8枚未満にすることは珍しくありません。遅いデッキでも14枚までに抑えておいた方が安定します。
カクメイジンも多色カードだよね。これだけで早くも4枚…
《芸魔隠狐 カラクリバーシ》、《氷柱と炎弧の決断》というカードもすごく強くて、マジックデッキに必須級なのですが、ここ全部入れちゃうと12枠埋まっちゃうんですよね…
だからA・R・Tは入れるとしても1枚くらいかな。
競合カード
カクメイジンにチェンジできるカードとしては《Napo獅子-Vi無粋 / ♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》というのもあります。
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Napo獅子-Vi無粋(ナポレオン・バイブス)
火文明 {5}
クリーチャー:マジック・ニトロ・ドラゴン 6000
- 自分のマジック・クリーチャーがあれば、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。
- このクリーチャーが出た時、自分の手札を2枚まで捨て、その枚数より1枚多くカードを引く。
- メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い
火文明 {3}
呪文:マジック・ソング
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こちらの方がA・R・Tよりも速く出せるうえ、厄介なメタクリーチャーの排除にも使えるなど、全般的に使いやすい。このこともA・R・Tを微妙なカードにしてしまっています。
メタクリーチャー
対戦相手のプレイを妨害する効果を持ったクリーチャーのこと。多くは小型で、対戦相手がコストを支払わずにクリーチャーを出したり、大型クリーチャーを序盤に出すのを妨害する効果を持っている。瞬殺防止用のカードという認識でおおむね間違いない。
例1)ベイB・セガーレ
例2)赤い稲妻テスタ・ロッサ
コラボパックにはA・R・T以外にもイブラヒムイラストのカードが9種類収録されるらしいので、いっそA・R・T以外のカードでイブラヒムデッキを組むというのもアリかもしれません。
マジックカードは再録されるかも
イブラヒムでデッキを組みたい人は、
「相性のいいカードなら先にカクメイジンを買っておきたい」と思うかもしれませんが、その当のカクメイジンがにじさんじコラボパックに再録される可能性があることに注意が必要です。
にじさんじコラボパックでカクメイジンが再録された場合、そのカクメイジンのイラストはイブラヒムが描かれたものになるので、先に買っておいた分がもったいないことになってしまいます。
先行してカードを買い集めるのはダメというわけではありませんが、そのような可能性も勘案したうえで買い集めるようにしてくださいね。
ミリオンブレイブ・カイザー(壱百万天原サロメ)
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火/自然文明 {7}
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン 10000+
- G・G・G(ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー):自分の手札が1枚以下で、自分の《ミリオン・ブレイブ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
- 自分のターンのバトル中、このクリーチャーのパワーを+1000000する。
- 各ターン、相手のクリーチャーがはじめて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
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「赤緑逆悪襲(ギャラクシー)」デッキで使えそうな1枚です。
「赤緑逆悪襲」は火・自然文明の速攻デッキで、序盤に妨害効果を持った小型クリーチャー(メタクリーチャー)を並べ、コスト軽減効果を持った大型クリーチャーをダメ押しに召喚して殴りきるという戦略をとります。
切札勝舞が主人公だった頃のデュエルマスターズを知っている人には、
あの頃の赤緑の速攻デッキ(ステロイド速攻)の現代バージョンだとした方がわかりやすいかもしれません。
いまだに《凶戦士ブレイズクロー》が採用されているところにも勝舞時代の名残を感じますよね。
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凶戦士 ブレイズ・クロー
火文明 {1}
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
- このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
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メタクリーチャーや手札枚数の管理がむずかしいデッキにはなっていますが、現代デュエルマスターズの中では「素直」で分かりやすい部類の戦略です。
「赤緑逆悪襲」ではマナゾーンにカードがタップインしてしまうことがかなり辛いので、多色カードである《ミリオンブレイブ・カイザー》をガッツリ4枚採用するかは微妙なところです。
(さらに細かいことを言えば、
《ミリオンブレイブ・カイザー》のG・G・Gは《流星のガイアッシュ・カイザー》を誘発させてしまうので、1マナだけ支払って召喚する《“逆悪襲”ブランド》との使い分けも大切になります。その点でも考えなしに4枚採用とはいかないんですよね…)
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流星のガイアッシュ・カイザー
水/自然文明 {6}
クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
- 相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
- 自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- 相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。
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個人的には1~2枚程度の採用に落ち着くのではないかと思います。
なお、能力語が「グラビティ・ゼロ」ではなく「G・G・G」である点からして、開発側も「赤緑逆悪襲」での使用を想定して《ミリオンブレイブ・カイザー》をデザインしているように見えます。
だとすると、やはりにじさんじコラボパックに「赤緑逆悪襲」関連のカードが再録されるでしょうから、先行してカードを買い集める必要性は低そうです。
「赤緑逆悪襲」みたいな素直な戦法ほどむずしいのが現代デュエマなんですよね。
だって、使っている側がわかりやすいと思うデッキは、対戦相手からしても「わかりやすい」ですから…
だから、対戦相手に動きが読まれている前提で、常に最善で動き続ける必要があるんですよね。
すると、相手デッキのシールドトリガーやガードストライクの構成なんかも正確に予想したうえで、攻撃の判断もしなきゃですし…
じゃあ、逆にこっちが相手のデッキを知ってないとダメなんだ…
地雷冥土The World is Mine(花畑チャイカ)
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闇/自然文明 {6}
クリーチャー:デーモン・コマンド/アウトレイジ 9000
- リベンジ・チャンス:各ターンの終わりに、相手の、コスト9以上またはパワー15000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
- ブロッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーがタップした時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、その選んだクリーチャー以下のコストの、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
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チャイカデッキ(がどういうものになるかはわかりませんが)に限らず、あらゆるデッキで採用されうるカードです。
リベンジチャンスの条件は厳しめですが、対戦相手が《DARK MATERIAL COMPLEX(クラヤミノコンゲンコンプレックス)》を出していれば出せるので、最速後攻1ターン目の登場もあり得ます。
それもすごい上振れというわけではなくて、まあまあな頻度で発生します。
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DARK MATERIAL COMPLEX
闇文明 {1}
クリーチャー:パンドラ・ボックス 25000
- ワールドブレイカー
- このクリーチャーはタップして出る。
- 他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
- このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
- このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
- このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
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今知っておくべき「コンプレックス」というカード
非常に難解なクリーチャーで、歴の長いプレイヤーでもしばしば挙動を間違えるほど。初見の方が一読しただけで挙動をイメージするのはむずかしいと思うので、以下に整理します。
- 自ターンのはじめと、クリーチャーが場を離れたときに、山札から《DARK MATERIAL COMPLEX》の下へカードを入れる。
- 下に入れたカードは《DARK MATERIAL COMPLEX》が起動するまでのカウントアップで、カウントが8になればアンタップして攻撃可能になる。カウントが8未満であれば無敵状態だがアンタップできない。
- 攻撃時に、下にカウントとして敷き込んだクリーチャーを1体出せる。こうすることで、カウントが7まで減少し、無敵状態に戻る。
- 上記の攻撃時誘発で相手や自身のクリーチャーを除去するクリーチャーを出せば、即座に7から8へとカウントが回復し、攻撃可能状態に戻る。すなわち無限攻撃可能。
最大限平易に言えば
「1マナの、無限攻撃が可能で、除去が困難で、クリーチャーのタダ出しもできる、ワールドブレイカー」です。デメリットは動けるようになるまでのラグですが、それも4ターンあれば余裕で達成できます。
ギャイアを倒せる
《地封龍ギャイア》を破壊できるのもこのカードの魅力。
《地封龍ギャイア》は出せれたら負けといっても過言ではないくらい強いクリーチャーなのですが、それに対してリベンジチャンスから鮮やかにカウンターを決めることができます。
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地封龍 ギャイア
自然文明 {9}
クリーチャー:ガイア・コマンド・ドラゴン/暴拳王国 18000
- Q・ブレイカー
- 相手の「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーが出る時、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。
- 自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
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最近は青黒コンプレックスデッキに
《∞龍 ゲンムエンペラー》が採用されていたりしますが、これに対してもカウンターできますね。
しかも《∞龍 ゲンムエンペラー》はコストが∞なので、破壊時のリアニメイトでなんだって出せてしまいます。
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》のような弩級のクリーチャーをリアニメイトして逆転ホームランという展開もあるかもしれません。
ハイパーエナジーと組み合わせる
なお、《地雷冥土The World is Mine》のクリーチャー破壊はタップ時の誘発型能力ですが、これは攻撃時、ブロック時のほかに
「ハイパーモード」や「ハイパーエナジー」を使用したときにも誘発します。
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爆翠月 ドリアン
自然文明 {6}
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 5000
- S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
- ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
- このクリーチャーが出た時、クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
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特に注目すべきは
「ハイパーエナジー」との組み合わせでしょう。
安全にタップ時誘発を使うことができますし、序盤に他のクリーチャーと重複しづらい「コスト6」が、ハイパーエナジーを使う上ではすごく便利だったりします。
安全に
現代のデュエルマスターズではシールドトリガーがすさまじく強いので、相手プレイヤーを攻撃するリスクが非常に大きい。そうした事情から、相手プレイヤーを攻撃せずに「攻撃時」や「タップした時」の能力を使うことができるカードは「安全である」として高く評価される傾向がある。
《DARK MATERIAL COMPLEX》を1・2ターン目に着地させるのは強力な動きなのですが、そこに裏目が生じたのはデュエマのゲーム性に対して大きなインパクトがあります。
裏目
慣用句「裏目が出る」の「裏目」のこと。裏目が出るリスクがあることと、その裏目がどんなものなのか、ということを同時に説明できる機能的なカードゲームスラング。例)1ターン待ってから総攻撃を仕掛けたいが、今仕掛けなければ次の相手ターンで戦況を覆されてしまう裏目もある。
リベンジチャンスは相手のターンに使うのが無難
リベンジチャンスは自分のターン終了時にも、相手ターン終了時も使用できますが、極力相手ターンの終了時に使用した方がよさそうです。
というのも、現環境には《流星のガイアッシュ・カイザー》というカードがいて、「相手が」コストを支払わずにカードを使った「相手の」ターンの終わりに、0マナで召喚することができるという誘発型能力を持っています。
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流星のガイアッシュ・カイザー
水/自然文明 {6}
クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
- 相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
- 自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
- 相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。
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その他の能力も
「出た時カードを2枚引く」「コスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4軽減」「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない」と滅茶苦茶に強い。
自分のターンの終わりにリベンジチャンスを使ってしまうと、《流星のガイアッシュ・カイザー》の誘発条件を満たしてしまい、ガイアッシュが飛び出してくる恐れがあります。
(ターン終了時に誘発する能力のうち、使用宣言を要するものは、ターンプレイヤーが誘発宣言と能力解決をおこなってから、非ターンプレイヤーが誘発宣言と解決を行うことになっているため、このようなことが起こります。総合ルール 511.1)
コンプレックスデッキにおいて《流星のガイアッシュ・カイザー》が採用されるのは稀ですが、まあまあ採用例(入賞例)があるので注意しておいて損はないでしょう。
《地雷冥土The World is Mine》は、最近の手札誘発カードにしては珍しく、2枚以上タダ出しできるんですよね。
相手に《DARK MATERIAL COMPLEX》がいれば、ですね。
ただ、これでコンプレックスデッキに勝てるなら、もっとカンクロウが暴れていてもよさそうなのですが…
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剛撃無双カンクロウ
自然文明 {9}
クリーチャー:アース・ドラゴン/ジャイアント/サムライ 19000
ワイルド・ソウル
- リベンジ・チャンス-各ターンの終わりに、バトルゾーンに相手のコスト11以上またはパワー18000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
- Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4枚ブレイクする)
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え…こんなカードあったんだ…!?
でも、味方クリーチャーをリアニメイトできないから別物なんじゃないの?
それはそうなのですが、先手1ターン目の《DARK MATERIAL COMPLEX》にリベンジして出た《地雷冥土The World is Mine》は何もリアニメイトできませんからね。2ターン目、3ターン目でもたぶんリアニメイトできない。
そうなると、高い打点で押し切ってしまえるぶん、最序盤はカンクロウのほうに分があるんですよ。
うーん、でもクリーチャーを除去できるのはえらいと思うけどなぁ…
それはそうなんですけどね。
たとえば《同期の妖精 / ド浮きの動悸》なんかを気兼ねなく除去できますし…
ただ、それをコンプが見えてる状況でやりたいかというと、ちょっと微妙かな。
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同期の妖精
水文明 {2}
クリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 2000
- 相手がクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。
- メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
ド浮きの動悸
水文明 {4}
呪文
- 相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
- カードを1枚引く。
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たしかに。カウントが進んじゃう。しかも《ド浮きの動悸》で返されると2カウントじゃん…
そうなんですよ。除去するたびにカウントが進む。結局、1ターン目に《DARK MATERIAL COMPLEX》を出されてしまったら、その時点でこちらが後手に回っているんですよね…
でもたぶん、問題はそこじゃないかな。
カンクロウの採用率が低いのは、たぶんカンクロウがコンプレックス以外の対面でダブつくからで、それはリベンジチャンスの条件が厳しい《地雷冥土The World is Mine》にも当てはまってしまうんですよ。
カンクロウの射程圏外であるコスト9、コスト10にもリベンジチャンスできますが、それでどれだけ使い勝手がよくなるのかってところですね。それは新環境次第なので…
うーん、要するに使ってみないとわからないってことだよね…?
要するに使ってみないとわからないってことです。
発売後に使ってみたらわかりますよ。
守護地龍 ザノウハウ(社築)
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水/自然文明 {8}
クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン/スノーフェアリー 12000
- シンパシー:スノーフェアリー(自分のスノーフェアリー1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを1す少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
- マッハファイター
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。
- 自分のスノーフェアリー・クリーチャーすべてに「セイバー:スノーフェアリー」を与える。(自分のスノーフェアリーが破壊される時、「セイバー:スノーフェアリー」をかわりに破壊してもよい)
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色々考えてみたのですが、用途がわかりませんでした。
というのも、現状スノーフェアリーデッキがあまり活躍できていないんですよね。
現状のスノーフェアリーデッキでは《恋愛妖精アジサイ》で手札を補給していたりするのですが、そこが《守護地龍 ザノウハウ》に変わったりするでしょうか。
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恋愛妖精アジサイ
自然文明 {4}
クリーチャー:スノーフェアリー 3000
- 自分のスノーフェアリーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
- このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
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とりあえず、現状のデュエルマスターズにおいて強いといわれるスノーフェアリーを枚挙しておきます。
スノーフェアリーはまだまだここから
にじさんじコラボパックや
他人数戦用構築済みデッキ「アセビと異世界フェアリーたち」で強力な新規スノーフェアリーが収録されて、《守護地龍 ザノウハウ》を強く使えるということもあるかもしれません。
スノーフェアリーにはここから二段階の強化が控えているので、まだまだ真価が見えていないカードです。
ちなみにスノーフェアリーは
「ファンタジーBEST」というセットにもたくさん収録されてます。ザノウハウを使いたい人はそっちも要チェックですね。
審判の精霊ラストジャッジ(リゼ・ヘルエスタ)
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光/水文明 {10}
クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500
- ブロッカー
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを2体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
- 終極宣言:自分のターンのはじめに、「ブロッカー」を持つクリーチャーを好きな数、自分の手札から出してもよい。その後、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーが12体以上あれば、このターンの後に自分のターンを追加する。
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ものすごく強いカードです。
デュエマをかじったことがあるプレイヤーならピンときたかもしれませんが、《ヘブンズ・ゲート》で出すクリーチャーです。
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ヘブンズゲート
光文明 {6}
呪文
- 光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを2体まで、自分の手札から出す。
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現代のデュエルマスターズでは、《ヘブンズ・ゲート》のほかに《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》、《光開の精霊サイフォゲート》というカードも使われています。
そのヘブンズ・ゲートデッキ(天門デッキ)の中でも「巨大天門」というタイプのデッキで使われることになるのではないかと思います。
ゲンムを出せる
ブロッカーを好きなだけ出す能力のインパクトは絶大ですが、出すブロッカーの文明が指定されていないというのも注目のポイントです(先に挙げたカードはいずれも「光の」ブロッカーを出すテキストになっている)
文明指定がないおかげで、現代デュエルマスターズ最強格のブロッカー《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すことが可能。
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∞龍 ゲンムエンペラー
水/闇文明 {∞}
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
- ムゲンクライム4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水&闇(4マナ)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
- ∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
- ブロッカー
- コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。
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《∞龍 ゲンムエンペラー》は相手のコスト5以下のシールドトリガーも封殺してしまうので、守りだけでなく攻撃の場面でも非常に有効です(シールドトリガーでカードを使うこと自体はできますが、その効果や能力が無視されます。クリーチャーの場合、シールドトリガーで出すこと自体は可能です。)
この《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すという役割で使われているカードとして、《闘門の精霊ウェルキウス》というカードもあります。
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闘門の精霊ウェルキウス
光文明 {9}
クリーチャー:エンジェル・コマンド 7500
- ブロッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。その後、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
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おそらく《審判の精霊ラストジャッジ》と《闘門の精霊ウェルキウス》とを併用することになるかと思いますが、両方合わせて8枚採用ということにはならないでしょうから、《審判の精霊ラストジャッジ》が4枚デッキに入ることはなさそうです(裏を返せば《審判の精霊ラストジャッジ》を4枚も集めなくていいということでもあります。4枚デッキに積まれないカードは市場に流れやすく、安価に購入しやすい傾向があります。)
しかもすっごく強いですよ!
《闘門の精霊ウェルキウス》も《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》も4枚ずつ入ってます!
すごい…!
じゃあ、本当に「いきなり強い」んだ…!
本当にいきなり強いです!
しかも大量に生産されたから、全国のお店にまだまだ余ってます…
悪魔精霊ジェミニアス(夜見れな)
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光/闇文明 {7}
タイプ:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/ファンキー・ナイトメア 9500
- ブロッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
- このクリーチャーがタップした時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
- このクリーチャーが離れた時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
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びっくりするくらい強いカードです。現状判明しているコラボカードの中で一番強いかもしれません。
各種天門(ヘブンズゲート)デッキに加わることになると思います。
《聖霊超王 H・アルカディアス》のハイパー化に使えば、誘発したハンデスによって相手手札のガイアッシュカイザーを落としたりもできます。その《聖霊超王 H・アルカディアス》が使用されている白青天門で主に活躍することになるでしょうか。
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聖霊超王 H・アルカディアス
光/水文明 {6}
ドリーム・クリーチャー:エンジェル・コマンド/超過獣 6500
- ブロッカー
- ジャストダイバー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。
- ハイパー化:自分のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。)
- T・ブレイカー
- 自分のタップしているクリーチャーがあれば、相手は呪文を唱えられない。
(自分の同名のドリーム・クリーチャーは1体しか出せない。)
6000
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繰り返しになってしまいますが、現在天門デッキは
『いきなり強いデッキ:守りの王道』として550円で販売されています。
非常に完成度が高いデッキで、コラボパック発売前にデュエルマスターズの練習をしておくのにもぴったりです。興味がある方はおもちゃ屋やカードショップで探してみてください。まだ在庫が残っていると思います。
なお『いきなり強いデッキ:守りの王道』は先述の白青天門ではなく巨大天門なのですが、巨大とも相性がいいので、問題なく組み合わせて使えます。
血貴き侵略ブラッドゾーン(葛葉)
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闇/火文明 {6}
進化クリーチャー:ソニック・コマンド 18000-
- 進化:闇または火のクリーチャー1体の上に置く。
- 侵略:闇または火のコマンド(闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい。)
- パワード・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、自分のシールドを2枚まで、手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、こうして加えたシールドと同じ数、相手は自身の手札を選び、捨てる。
- 自分のシールド1枚につき、このクリーチャーのパワーを-3000する。
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侵略とバイク
攻撃中の味方クリーチャーからいきなり進化できる
「侵略」能力を持ったクリーチャー。
攻撃の最中に進化するので、シールドのブレイクや、クリーチャーとのバトルは進化後の状態で解決されることになります。
《血貴き侵略ブラッドゾーン》の侵略条件は「闇または火の」「コマンド」なので、火のソニック・コマンドや闇のデーモン・コマンドから侵略することができます。
3マナ、スピードアタッカーの《影速ザ・トリッパー》から侵略すれば、最速3ターン目に《血貴き侵略ブラッドゾーン》を出せる(しかも攻撃できる)わけですね。
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影速 ザ・トリッパー
闇/火文明 {3}
クリーチャー:ソニック・コマンド/ゴースト 4000
- スピードアタッカー
- 相手はカードをマナゾーンに置くとき、タップして置く。
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この「侵略」能力の活用に特化した速攻デッキを俗に
「バイク」と呼びます。
アゲブロムとのコンボで二連撃
ちょっとした小業として、火のデーモン・コマンドである《炎怒の夜 アゲブロム》から侵略するというものがあります。
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炎怒の夜 アゲブロム
火文明 {4}
クリーチャー:デーモン・コマンド/超化獣 4000
- スピードアタッカー
- 各ターン、初めてこのクリーチャーが攻撃する時、アンタップする。
- ハイパー化:自身の他のクリーチャーを1体タップする。
- W・ブレイカー
- 自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
- このクリーチャーが破壊された時、このターン、自分はゲームに負けない。
11000
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アゲブロムから侵略すれば《血貴き侵略ブラッドゾーン》で2回攻撃できるので、相手シールドを一気に4枚ブレイクできちゃいます。
何らかの方法であらかじめ1枚シールドを削っておけば5枚ブレイクも可能。単純に手札から《血貴き侵略ブラッドゾーン》を2枚重ねるという方法でもブレイク数を増やすことができます。
2回目の攻撃の時に手札にバルチュリスがあれば、そのままダイレクトアタックが決まりますね。
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龍装者 バルチュリス
火文明 {5}
クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 4000
- 自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーが自分の手札にあり、その攻撃がこのターン2度目のクリーチャーによる攻撃であれば、攻撃の後、このターン自分の《龍装者 バルチュリス》が出ていなければ、このクリーチャーを出してもよい。
- スピードアタッカー
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このアゲブロムは侵略に関係なく強力なカードで、特にハイパーモード時の敗北回避能力が強力。
ブラッドゾーンが引けていなくて侵略が使えないときや、そもそも侵略したって勝てそうにないときには、ハイパー化したアゲブロムで4枚シールドブレイクしておき、帰ってきたターンで決着するという立ち回りができるわけです。
バイクデッキは攻撃一辺倒になりやすいので、敗北回避という守りの要素をデッキに組み込めることの恩恵はすごく大きいです。
ちなみに、このアゲブロム同様に2回攻撃に使えるカードとしては《頂上印鑑 パラキン8th /「魔物が居るな……」》があります。5コストですが、4マナで召喚できる火のジュラシック・
コマンド・ドラゴンです。
シールドトリガーの呪文面もそこそこに強く、いぶし銀な活躍をしてくれます。
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頂上印鑑 パラキン8th
火文明 {5}
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/アーマードン 5000
- このクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを破壊する。
- スピードアタッカー
- このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーをアンタップし、カードを2枚引く。
「魔物が居るな……」
光/自然文明 {4}
呪文
- 相手は、自身のアンタップしているクリーチャーを2体選んでタップする。
- カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。
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アゲブロムは侵略デッキに「侵略しない」選択肢を追加してくれるのがえらいんですよね。プレイの幅が広がる面白いカードです!
ブラックゾーンと合わせて8枚体制に
ブラッドゾーンが引けなければ高い出力が得られないというのは、現代デュエルマスターズのデッキとしてはちょっと問題があります。
もちろん、ブラッドゾーンを山札から探すカードを入れてもいいのですが、そういうカードをプレイしているターンがもったいない。わずか1ターンでも、バイクという超速攻デッキにとっては致命的なタイムロスになってしまいます。
であれば、どうすればいいのか?
答えは簡単で、最初からブラッドゾーンと似た役割を担える侵略クリーチャーをデッキにたくさん入れておき、初手で引きやすくしておけばよいのです。
おすすめはブラックゾーンというカード(名前激似ですね)
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禁断の轟速 ブラックゾーン
闇/火文明 {7}
カードタイプ:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000
- 進化:闇または火のクリーチャー1体の上に置く。
- S級侵略 [轟速]:闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーすべてに封印を1つずつ付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。封印されているクリーチャーは無視される)
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手札からだけでなく、墓地やバトルゾーンからも侵略できるすごいクリーチャーです。
登場時に対戦相手のパワー最低クリーチャー全員を「封印」するという能力を持っているのですが、
この「封印」がとてもえらい。
封印
クリーチャーなど、バトルゾーンにあるカードに付与される状態。
封印されたカードはゲームから無視される。
カードを封印するとき、その封印されるカードの上に、そのカードの持ち主の山札の上から1枚を裏向きのまま重ねる。こうして重ねられたカードは封印状態となり、ゲームから無視される。上に重ねた裏向きのカードのことも「封印」と呼ぶ。
封印されたカードと同じ文明を持つコマンドが出た時、封印として重ねられたカードを墓地に置いて、封印を解除する。ただし、一度に解除される封印は1枚のみ。
というのも、昨今のクリーチャーには除去耐性を持ったクリーチャーが多く、《DARK MATERIAL COMPLEX》にいたっては完全に戦場を離れることがありません。ですが「封印」は戦場から剥がすわけではないのでばっちり有効。もちろん「封印」と言うくらいなので、解除手段はあるのですが、それでも無敵のクリーチャーさえ沈黙させられるのは非常に便利です。
加えて、対象を選ばすに「封印」している(パワー最低全員に封印という書式)のもえらいところ。直近2年くらいで「ジャストダイバー」クリーチャーが急増しており、これらを除去できずに困る場面が多々あります。
ですが、ブラッドゾーンであればそれすら沈黙させることができるのです。
ジャストダイバー
「このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない」というキーワード能力。登場時の誘発型能力であることも覚えておきたい。
「パワー最低を封印」というのは、一見すると対象が選べなくて不器用そうに思えるかもしれませんが、その実かゆいところに手が届く器用な能力なのです。
ちなみにですが、侵略は一回の攻撃中に複数使えます。
ブラックゾーンにブラックゾーンを重ねれば、パワーが一番低いクリーチャーと二番目に低いクリーチャーを封印できますね。
鬼エンド
現役プレイヤーから注目されている使い方は、《「涅槃」の鬼 ゲドウ大権現》や《鬼ヶ英悪 ジャオウガOG》《百鬼の邪王門》とのコンビネーション。
自身のシールドを削ることで、鬼エンド能力を使用し、一気にクリーチャーを並べて攻め切ってしまおうという諸刃戦略です。
(このような戦法を
「火闇邪王門」ないしは「赤黒邪王門」と呼びます)
鬼エンド
能力語の一種。シールドが1枚も残っていないプレイヤーがいれば発動する能力および効果。
自身のシールドをブレイクでき、火闇のデーモン・コマンドである《魔誕翔天マルピア》もハマっていそうです。-4000モードで「侵略」を妨害する小型メタクリーチャーを除去することもできます。
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魔誕翔天マルピア
闇/火文明 {3}
クリーチャー:ファイアー・バード/デーモン・コマンド 4000
- このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
- このクリーチャーは、シールドを1つブレイクする。
- 相手のクリーチャーを1体ハヤト選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
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ボルメテウス・レインボー・ドラゴン(加賀美ハヤト)
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光/火文明 {7}
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000
- 革命チェンジ:光または火の、コスト5以上のドラゴン(自分の光または火の、コスト5以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。)
- W・ブレイカー
- 自分の、名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
- このクリーチャーが出た時、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクしてもよい。
- 自分のシールドゾーンにあるコスト7以下のドラゴンすべてに「S・トリガー」を与える。
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間違いなく書いてあることは強いのに、イマイチ用途が思い浮かばない不思議なカードです。
守りには不適
ドラゴンにシールドトリガーを付与する能力は強力なのですが、防御や反撃用途には向かないでしょう。昨今のデッキは除去手段が多彩ですから、シールドブレイクの前に《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》を除去されてしまって、シールドトリガー化を解除されてし…というのが目に見えています。
そもそも革命チェンジで出した《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》はタップ状態なので、そこを大型スピードアタッカーに狙われることもあるでしょう。パワー11000というのも現代ではやや撃たれ弱い水準です。
もちろん対戦相手の攻撃を多少足止めしたり、牽制したりすることはできるでしょうが、防御手段としては不安定すぎて信頼できないんですよね…
となれば、《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》のシールド・トリガー付与は攻撃的に運用することになるでしょうか。
攻撃しながら、ガンガン自分のシールドからドラゴンを出していく。そういうカードとして使うことになりそうです。
シールドトリガーは「コストを支払わずに召喚」なので、《赤い稲妻テスタ・ロッサ》がいても使えます。
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赤い稲妻 テスタ・ロッサ
火文明 {2}
クリーチャー:アウトレイジ 2000+
- バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
- 相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
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でもテスタロッサがいたら、そもそも革命チェンジできないんですよね…
うーん、まぁ…覚えていたら役に立つかもです。
《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》よりも後に出たテスタはほぼほぼ効かないということなので。
ボル武者Vもボルメテウスのうち
相性がいいのは《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》
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ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」
火文明 {4}
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ 6000
- 侍流ジェネレート(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい)
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。
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「ボルメテウス」なので《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》からスピードアタッカーをもらえますし、登場時と攻撃時で2枚自身のシールドをブレイクできます。
6000火力除去を持っているのも優秀で、《ベイBセガーレ》や《ボン・キゴマイム》のようなパワーが高くて除去しづらいメタクリーチャーにも対処可能。
《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》のセルフブレイクから、《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》をトリガーしても、《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》をトリガーしてもシールドトリガーが連鎖するので、上手くいけば破竹の勢いでダイレクトアタックまで行けるでしょう。
後述の《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》をトリガーしてもドラゴンの踏み倒しが連鎖します。
ドリームとかレインボーとか…
《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》との組み合わせもおすすめ。
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ボルシャック・ドリーム・ドラゴン
光/火/自然文明 {7}
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000
- 自分のマナゾーンにドラゴンが4枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
- 各ターンに一度、自分のドラゴンが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
- このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドラゴンなら、出す。それ以外なら墓地に置く。
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革命チェンジ元としての適性が高いほか、本体もドラゴンを出す能力を持っています。
たとえ革命チェンジできなくとも、《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》で攻撃して、他の《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》か《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》がめくれたら、そこからドラゴン踏み倒しの連鎖が始まります。
その他の革命チェンジ元としては、ピリオドやドルガンというカードもあります(ドルガンは殿堂入りカードなので、デッキに1枚しか入りません)
頂上連結で反撃の芽を摘め
シールドトリガー化させて出すカードとしては、《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》がよさそうです。
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頂上連結 ロッド・ゾージア5th
光/火文明 {7}
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド・ドラゴン/ソニック・コマンド 11000
- 自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
- EXライフ
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。
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登場時の
「次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない」は一見すると地味ですが、その実、強力な制圧力を誇ります。
すさまじいパワーカードでの激しい応酬が印象的な現代デュエルマスターズですが、そんな現代デュエルマスターズでもクリーチャーを1体しか出せないのであれば巻き返せないことが多いです。
EXライフによるシールド補充も地味に便利。《ボルメテウス・ドリーム・ドラゴン》の残弾補充と見てもいいですし、単純にプレイヤーの回復手段と見てもいいでしょう。
EXライフ(エクストライフ)
「このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く」というキーワード能力。
シールド追加は、「出た時」の効果ではなく「出す時」の効果であるのに注意が必要。
EXライフによる除去耐性のおかげで《悪夢神バロム・ナイトメア》を貫通できるなど、ダイレクトアタック要員への適性もあります。
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悪夢神バロム・ナイトメア
闇文明 {8}
進化ドリーム・クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
- クリーチャーが自分を攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分の《悪夢神バロム・ナイトメア》がなければ、このクリーチャーを手札から見せ、自分の山札の一番下のカードを墓地に置いてもよい。それが進化ではないデーモン・コマンドなら出し、これをその上に置く。
- 進化:デーモン・コマンド・クリーチャー1体の上に置く。
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、デーモン・コマンドではないクリーチャーをすべて、持ち主の超次元ゾーンに置く。
- このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーはタップして出る。
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シールド補充ができて、対戦相手の勝ち筋をつぶすのにも長けている。一気呵成で攻めきれなかったら、(自分のシールドを割ったせいで)かえって窮地に立ってしまうという《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》の欠点をよく補っています。
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》は《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》からは出せないので、既存デッキとの差別化要素になってます。というところでもオススメなカードです!
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竜皇神 ボルシャック・バクテラス
光/火文明 {10}
カードタイプ:種族 0000
- 革命チェンジ:コスト7以上の名前に《ボルシャック》とある多色クリーチャー
- T・ブレイカー
- このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見て、その中から《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》ではないアーマードを好きな数出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
- 自分の他のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スピードアタッカー」を与える。
- 各ターンの終わりに、自分の他のクリーチャーをすべてアンタップする。
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覚醒連結で逆転の芽を摘め
強力なディスペクターとしては《覚醒連結 XXDDZ(ダブルクロスディーディーゼータ)》というカードもあります。
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覚醒連結 XXDDZ
光/闇/火文明 {7}
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/ワールド・コマンド 8000
- EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
- W・ブレイカー
- 自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。(「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
- このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの「EXライフ」シールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
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こちらは味方全員にスピードアタッカーを付与できるうえ、対戦相手の呪文を封じることも可能。《悪夢神バロムナイトメア》だけでなく、《百鬼の邪王門》や
逆転撃すら安全に貫通できます。
お手頃なのも魅力で、今だと100円くらいで買えちゃいます。
ですね。
にじさんじから参入したプレイヤーが、二年はにじさんじカードで遊べるように…という意図でしょうか。全体的にかなり強めの調整になっていますね。
実はここ二年くらいデュエマのインフレがすごく早くて、丸一年以上勢いを維持しているデッキがほぼほぼ無いんですよね…
ありますが…個々のカードで見れば、二年以上活躍しているカードは多いです。なので、にじさんじコラボカードにも、二年以上活躍するものがあるんじゃないかな。
なんにせよ、にじさんじからデュエマをはじめるのはアリってことだよね。
ですね。強いカード満載のパックでスタートダッシュが切れそうです。
にじさんじファンの場合は、好きなライバーが強い1~2年間だけ環境を駆け抜けるとか、そういう遊び方でもいいかもですね。
あるいは、遊んでいるうちに、にじさんじコラボパックの第二段とかでるかも…?
これを機にデュエマを遊んでくれる人が増えたり、にじさんじの配信を観る人が増えたりがあったらいいよね。
そうですね。せっかくのコラボなので、デュエマもにじさんじも盛り上がるといいですね…!
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