【格安モダン 予算¥12060】ボロス・ウィノータ
こんな内容の記事です!
- 格安モダンデッキを構築し、イベントに持ち込んだプレイレポートです!前半はリストとカードの紹介になっています。
- Wisdom Guildのトリム平均をもとに算出した参考価格は¥12060ですが、自分が晴れる屋でカードを揃えた際には¥10000未満で済みました。なので実際に購入する際には¥10000程度で揃うのではないかと思います。
-
戦えるデッキを安く組んでモダンを「味変」したい人、
かつてパイオニアで使っていたウィノータをもう一度暴れさせたい人、
指輪物語のカードをたくさん使ったデッキで遊びたい人(ローハンに関するカードを5種採用しているため)
におすすめしたいリストだと感じています。 - 初心者でも扱いやすいリストなのですが、長く使えるデッキではないと思うので、その点で初心者におすすめしづらいです。(逆にそこを割り切れるのならデビュー用にいいかもです)
新デッキで新環境へ出航!
本格化する指輪環境
いよいよ指輪環境が本格化してきましたね…!
だな。メタデッキの《一つの指輪》採用数が伸びているらしいが、今回はテーブルトップでの変化がスローだと感じるな。
一つの指輪
アーティファクト {4} 破壊不能 一つの指輪が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、次のあなたのターンまで、あなたはプロテクション(すべて)を得る。 あなたのアップキープの開始時に、一つの指輪の上にある重荷カウンター1個につき1点のライフを失う。 :一つの指輪の上に重荷カウンター1個を置く。その後、一つの指輪の上にある重荷カウンター1個につき1枚のカードを引く。 |
ですね。
おそらくですが、4枚セットで6万円の出資になることと、禁止が予想されていることが影響しているのかもですね…
おそらくですが、4枚セットで6万円の出資になることと、禁止が予想されていることが影響しているのかもですね…
指輪物語のカードを使って新しい格安モダンを組む!
新環境に入ったので、手持ちデッキをアップグレードしようかと思ったのですが…
しないのか?
せっかくなので、『指輪物語:中つ国の伝承』のカードを使った新しい格安デッキも組んじゃおうかな…と思いまして。
もちろんです!
これをみてください…!!
これをみてください…!!
これはセオデンと、何だこれ…??
混成マナシンボルでこの絵柄だから、ローウィン辺りのカードなのは分かるけど…
混成マナシンボルでこの絵柄だから、ローウィン辺りのカードなのは分かるけど…
流石です、クノッサさん!
これは『シャドウムーア』のコモンカード、《戦門のミミック》です。
これは『シャドウムーア』のコモンカード、《戦門のミミック》です。
…で、この2枚がどうかしたのか?
《戦門のミミック》は白赤両方を含む呪文をキャストすると4/2先制攻撃になります。一方の《ローハンの王、セオデン》は白赤の人間で、登場時に味方一体を二段攻撃にします…!
2ターン目→3ターン目で続けて出せば、《戦門のミミック》が8打点になります!!
2ターン目→3ターン目で続けて出せば、《戦門のミミック》が8打点になります!!
それで?
…えっ…?
まさかこれで終わり?
この平成のマジックみたいなコンボで今のモダンに挑むつもりか!?
無理無理無理、絶対やめとけよレイシル。これは過去最低だぞ…!
この平成のマジックみたいなコンボで今のモダンに挑むつもりか!?
無理無理無理、絶対やめとけよレイシル。これは過去最低だぞ…!
…な、なーんてね…!
とっておきはコレだけじゃないんです!
二の矢、三の矢もちゃんとありますよ。
とっておきはコレだけじゃないんです!
二の矢、三の矢もちゃんとありますよ。
(これが「とっておき」なのは冗談じゃなかったんだな…)
マトモな「二の矢」「三の矢」
今回のデッキの支柱となるカードは2枚、《フェールス・ロキーリク将軍》と《軍団のまとめ役、ウィノータ》です。 《フェールス・ロキーリク将軍》は多色呪文を唱えた時に白赤4/4のゴーレムを生成する能力を有しており、なおかつ本体は「単色からの呪禁」持ち。現環境のモダンでは、除去は大半が単色であるため非常に堅牢な除去体制にになっています。
ここへ「高コスト多色の人間クリーチャー」と「低コスト多色の非人間クリーチャー」で脇を固めてやればデッキになるわけだな。
…と思ったのですが、そういうワケにもいかなかったんですよね…
そうなのか?
採用するカードには困らなそうだけどな。
採用するカードには困らなそうだけどな。
格安で組む以上3色は難しい…となると必然的にボロスカラー(白赤)で組むことになるわけですが、意外とボロスカラーの選択肢が狭くて…
シナジー重視で無理にボロスカラーの多色カードをたくさん採用するよりも、本当に必要な単色カードを見極めて採用することのほうが大事だって気づいたんですよね。
シナジー重視で無理にボロスカラーの多色カードをたくさん採用するよりも、本当に必要な単色カードを見極めて採用することのほうが大事だって気づいたんですよね。
なるほど。単体でしっかり強い単色カードを入れて、デッキの動きを手堅くする必要もあったわけだ。
でも単色カードを入れ過ぎると肝心の《フェールス・ロキーリク将軍》が弱くなると…難しいな。
でも単色カードを入れ過ぎると肝心の《フェールス・ロキーリク将軍》が弱くなると…難しいな。
はい。今度のは仮組みの段階でものすごく悩みました。
たしかに、これは悩むところだな。
で、結局《稲妻》を入れたり…
まあ、《稲妻》は入るだろうな。
《神憑く相棒》を入れたり…
なるほどな…え!?
《神憑く相棒》!?!?
《神憑く相棒》!?!?
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デッキリスト
カード名をタップで詳細ページに飛びます。
メイン
クリーチャー
2 運命の大立者 ¥ 904 戦門のミミック ¥ 40
4 神憑く相棒 ¥ 70
2 ローハン王家の小姓、メリー ¥ 60
4 フェールス・ロキーリク将軍 ¥ 90
2 ローハンの王、セオデン ¥ 40
4 軍団のまとめ役、ウィノータ ¥ 740
2 ローハンの軍団長、エオメル ¥ 70
1 恐れを知らぬ騎士、エオウィン ¥ 90
1 栄光をもたらすもの ¥ 190
呪文
2 炎の斬りつけ ¥ 1404 稲妻 ¥ 430
4 稲妻のらせん ¥ 160
土地
4 怒静の交錯 ¥ 704 戦場の鍛冶場 ¥ 260
2 断崖の避難所 ¥ 270
2 聖なる峰 ¥ 30
6 山
6 平地
サイドボード
1 ブレンタンの炉の世話人 ¥ 1204 ヴェクの聖別者 ¥ 250
1 火の中へ投げ捨てる ¥ 170
1 乱動する渦 ¥ 310
2 引き裂き ¥ 50
1 墓掘りの檻 ¥ 530
1 魂標ランタン ¥ 110
1 エレヒの石 ¥ 120
1 減衰球 ¥ 260
2 ドラゴンの爪 ¥ 110
予算
メイン:¥9120サイドボード:¥2940
合計:¥12060
テストプレイ
プロキシ印刷
また、MOXFILEDのプロキシには基本土地が含まれません。
- カラー
- 用紙サイズ:A4
- 1枚当たりのページ数:1
- 余白:デフォルト
- 倍率:既定
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採用カード紹介
神憑く相棒
キャントリップ
TCGの世界で使用されるスラング。カード1枚を引く効果に加えて、なにか別な効果を持っている呪文のことを指す。あるいは、そうした呪文のカードを1枚引く効果のことを指して使うこともある(本記事では後者の用例)参考:MTG Wiki(Fandom)"Cantrip"
チャンプブロック
時間稼ぎのためのブロックのこと。戦闘で、勝つことも相討つこともできない(=すなわち一方的に負ける)にもかかわらずブロックすることを「チャンプブロック」という。 また、こうしてブロックするクリーチャーのことを「チャンプブロッカー」という。
参考:MTG Wiki「チャンプブロック」
参考:MTG Wiki(Fandom)"Chump blocker"
中・終盤からの追い上げがすごいデッキだからこそ使えるカードなのかもです。
後半から一気に勝ちに行けるからこそ、「手札を消耗せずに1/1クリーチャーを立てる」という強くもないけど弱くもないアクションの「弱くもない」の部分が光るわけだ。
ですね!
序盤に無難なアクションをしつつ、1枚ドローでキーカードを探せるのは強いです。
序盤に無難なアクションをしつつ、1枚ドローでキーカードを探せるのは強いです。
後半が強いから序盤にぬるいアクションを取れるわけだな。
逆に「果敢」みたいに序盤から積極的に詰めに行くデッキだと、速度不足で勝ち切れなくなるからこういうカードは使いづらい…
逆に「果敢」みたいに序盤から積極的に詰めに行くデッキだと、速度不足で勝ち切れなくなるからこういうカードは使いづらい…
そうなんですよ。
デュエルマスターズではこういう力学でデッキを組むことが多いのですが、こっちでも通用するのかも。
デュエルマスターズではこういう力学でデッキを組むことが多いのですが、こっちでも通用するのかも。
そっちでの経験が活きちゃったか…
たしかに初期のノヴァデッキはキャントリップクリーチャーを初動にしてたもんな。
たしかに初期のノヴァデッキはキャントリップクリーチャーを初動にしてたもんな。
奇しくも、この《青き守護神 ドギラゴン閃》がすごくウィノータっぽいカードなんですよね。
たしかにな。
流石にウィノータの方が凶悪だけど、山札からの踏み倒しで打点をそろえるのは近いものを感じる。色も同じだしな。
流石にウィノータの方が凶悪だけど、山札からの踏み倒しで打点をそろえるのは近いものを感じる。色も同じだしな。
フェールス・ロキーリク将軍
ゴーレムでウィノータを誘発させられるのも強力なんですよ…!
ロキーリク将軍がいる状態でウィノータを召喚すればゴーレム・トークンが生成されるから、それでウィノータを誘発させる体制が整うわけか。
ちょっとテンポ悪いけどな。
ですね!
ウィノータとゴーレムで4/4が2体並んで堅い盤面になるので、実際のゲームでもそういう使い方をすることがありました!
ウィノータとゴーレムで4/4が2体並んで堅い盤面になるので、実際のゲームでもそういう使い方をすることがありました!
軍団のまとめ役、ウィノータ
伝説のクリーチャー - 人間・戦士 {2}{白}{赤} 4/4 あなたがコントロールしていて人間でないクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から人間・クリーチャー・カード1枚をタップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。 |
(このデッキがそういう構築になっているだけかもしれませんが)
思ったよりも「出せば勝ち」なカードでした。
構築上の制約で色々デメリットを被っているからな。出せば勝ちレベルまで強くなってもらわないと困る。
ですね。
でも「低コスト非人間クリーチャーと高コスト人間クリーチャーをバランスよく採用する」制約って、「非人間クリーチャーも人間クリーチャーも両方入るし、両方強く使える」ということでもありますよね。
でも「低コスト非人間クリーチャーと高コスト人間クリーチャーをバランスよく採用する」制約って、「非人間クリーチャーも人間クリーチャーも両方入るし、両方強く使える」ということでもありますよね。
ん…たしかに。
よくよく考えれば、人間しか入らないわけでも、人間が入らないわけでもないから、クリーチャー・タイプに関する制約は結構ゆるいんだな。
よくよく考えれば、人間しか入らないわけでも、人間が入らないわけでもないから、クリーチャー・タイプに関する制約は結構ゆるいんだな。
そうなんですよ。
デッキを組んでいて、意外と使えるカードが多いことに驚きました。
デッキを組んでいて、意外と使えるカードが多いことに驚きました。
ローハンの王、セオデン
伝説のクリーチャー - 人間・貴族 {1}{白}{赤} 2/3 ローハンの王、セオデンやこれでない人間1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは二段攻撃を得る。 |
結局「とっておき」のコンボは使えなかったと…
ですね。それどころか、よくない誘惑になっちゃってます。
まぁ、いきなり8点叩き込めるのは魅力だよな。でもそれに乗ったらダメと…
そうなんですよ。後の展開が細くなってしまうムーブなので…
他に取れるアクションがあるなら、極力そっちを優先した方がいい感じでした。
他に取れるアクションがあるなら、極力そっちを優先した方がいい感じでした。
戦門のミミック
オークの弓使い
クリーチャー - オーク・射手 {1}{黒} 1/1 瞬速 オークの弓使いが戦場に出たとき、ならびに、対戦相手が自分の各ドロー・ステップ内で最初に引くカード以外のカード1枚を引くたび、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。オークの弓使いはそれに1点のダメージを与える。その後、オーク動員1を行う。 |
意外にも強かったです。
マジか…
流石にモダンで戦えるようには見えなかったけど。
流石にモダンで戦えるようには見えなかったけど。
2マナの高パワークリーチャーとして《ニショーバの喧嘩屋》が使われているくらいですからね。
4/2先制攻撃になれるこのクリーチャーもポテンシャルは十分だったみたい。
なるほど、たしかにな。
《タルモゴイフ》も理論上は9/10まで育つけど、実際は4/5くらいのサイズで戦うことが多いしな。
《タルモゴイフ》も理論上は9/10まで育つけど、実際は4/5くらいのサイズで戦うことが多いしな。
ですね。なので、パワーが4点以上になる2マナクリーチャーは全般的にチャンスがあるのかも…と思いました。
運命の大立者
クリーチャー - キスキン {白/赤} 1/1 {白/赤}:運命の大立者は2/2のキスキン・スピリットになる。 {白/赤}{白/赤}{白/赤}:運命の大立者がスピリットである場合、これは4/4のキスキン・スピリット・戦士になる。 {白/赤}{白/赤}{白/赤}{白/赤}{白/赤}{白/赤}:運命の大立者が戦士である場合、これは飛行と先制攻撃を持つ8/8のキスキン・スピリット・戦士・アバターになる。 |
これ、最終段階のアバターまで成長すると飛行が付くのが強いんですよ。
《濁浪の執政》にしてもそうなんだが、大型飛行クリーチャーは一気にゲームを畳めるからな。
濁浪の執政
クリーチャー - ドラゴン {5}{青}{青} 3/3 探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、1を支払う。) 飛行 濁浪の執政は、これによって追放されてインスタントやソーサリーであるカードの枚数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。 インスタントやソーサリーであるカード1枚があなたの墓地を離れるたび、濁浪の執政の上に+1/+1カウンター1個を置く。 |
稲妻のらせん
ローハンの軍団長、エオメル
クリーチャー - 人間・騎士 {2}{赤}{赤} 4/4 速攻 あなたがコントロールしていてこれでなく攻撃している1体以上の伝説のクリーチャーが死亡するたび、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。 |
栄光をもたらすもの
クリーチャー - ドラゴン {3}{赤}{赤} 4/4 飛行、速攻 栄光をもたらすものが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、対戦相手がコントロールするドラゴンでないクリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。) |
激情
クリーチャー - エレメンタル・インカーネーション {3}{赤}{赤} 3/3 二段攻撃 激情が戦場に出たとき、望む数の、クリーチャーやプレインズウォーカーを対象とし、4点分をあなたの望むように割り振る。これはそれらにその割り振ったダメージを与える。 想起―あなたの手札から赤のカード1枚を追放する。 |
想起
通常のマナ・コストとは別に「想起コスト」を支払うことで召喚できる能力。想起コストで召喚されたクリーチャーは、戦場に出たときにすぐに生贄に捧げられる。《激情》の場合は「手札を1枚追放すること」が想起コストである。小型非人間クリーチャーと大型人間クリーチャーでリストを埋めるのがウィノータデッキの定石かと思っていましたが、大型非人間クリーチャーもさほど相性が悪くないのかもしれません。
ブレンタンの炉の世話人
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プレイレポ―ト
7/15(土)深夜モダン 2-2
- 白青コン:○✕○
- バーン:○✕✕
- アグロローム:✕✕
- ホロウワン:○○
パッとしない結果だけど、勝つことはできているな…
ですね!
そこそこ勝てて安心しました。
そこそこ勝てて安心しました。
カード名をタップで詳細ページに飛びます。
メイン
クリーチャー
2 運命の大立者4 戦門のミミック
4 神憑く相棒
2 ローハン王家の小姓、メリー
4 フェールス・ロキーリク将軍
2 ローハンの王、セオデン
3 軍団のまとめ役、ウィノータ ①
4 恐れを知らぬ騎士、エオウィン ②
1 栄光をもたらすもの
呪文
2 炎の斬りつけ4 稲妻
4 稲妻のらせん
1 引き裂き ③
土地
4 怒静の交錯4 戦場の鍛冶場
2 断崖の避難所
1 聖なる峰 ④
6 山
6 平地
サイドボード
2 ブレンタンの炉の世話人 ⑤4 ヴェクの聖別者
1 火の中へ投げ捨てる
1 乱動する渦
2 引き裂き
1 墓掘りの檻
2 魂標ランタン ⑥
1 エレヒの石
1 減衰球
[カード名]:[7/15イベント参加時の採用枚数]→[現在のリストの採用枚数]
①軍団のまとめ役、ウィノータ:3枚→4枚②恐れを知らぬ騎士、エオウィン:4枚→1枚
③引き裂き:1枚→0枚(当初はメインにも《引き裂き》を入れていました)
④聖なる峰:1枚→2枚(現在のリストの土地枚数は24枚ですが、当初は23枚でした)
⑤ブレンタンの炉の世話人:2枚→1枚
⑥魂標ランタン:2枚→1枚(⑤と⑥で削減したスロットに《ドラゴンの爪》を採用しています)
VS 白青コン
戦績:○✕○
紙束だと思って持ち込んだデッキが大暴れして、自分でも何が起こっているのか分かってなかったです…
割とそういうことってあるよな。
VS バーン
戦績:○✕✕
サイドから対策するならライフゲインじゃないとダメだなって気づきました。
それで、帰ってきてからずっと《ドラゴンの爪》を探していたわけか。
VS アグロローム
戦績:✕✕
このマッチアップも《ドラゴンの爪》があったら楽だったんじゃないか?
ですね。なので《ドラゴンの爪》は1枚じゃなくて、もっとたくさん採用してもいいのかも…と思ったり。
《ドラゴンの爪》は対バーン専用パーツに見えるけど、実際は赤い対面全般で強いからな。2枚くらいなら使うかもしれない。
VS ホロウワン
戦績:○○
この回はオーディエンスがすごかったですね。
脇から見てたけど、ちょっとした騒ぎになってたな。たいして勝ってないのデッキなのに観戦者がすごい盛り上がってた。
ですね。ロキーリクとか、ウィノータとか、観ていて面白いカードなのかもしれませんね。
たしかにウィノータがゲームをドラマチックにしている場面は多かったな。運任せに山札をめくる要素がある方が観るTCGとしては面白いってことなのか?
かもですね。あとは「知らないカードばかりが出てくる」と驚いている方も多かったかな…
まぁ《戦門のミミック》とか「何それ?」って感じだしな…
栄光をもたらすもの
クリーチャー - ドラゴン {3}{赤}{赤} 4/4 飛行、速攻 栄光をもたらすものが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、対戦相手がコントロールするドラゴンでないクリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。) |
《栄光をもたらすもの》も《ウィノータ》もスタンダードでものすごく強かったカードですからね。名カードたちの共演は見ていて面白かったかも…
まぁ…アタシが見てた分にもちょっと面白かったよ。トップデッキからの《栄光をもたらすもの》はインパクトがあった。
7/22(土)深夜モダン 2-2
- バーン:✕○○
- グルールムーン:○✕○
- トロン:✕✕
- 黒単:✕○✕
また2-2か…
平均的過ぎてリアクションに困るな…
平均的過ぎてリアクションに困るな…
「そこそこ安定して勝てるデッキ」に仕上がったということで…
まぁ、たしかにな。
VS バーン
戦績:✕〇〇VS グルールムーン
戦績:○✕○[-1]から入ったときに火力スペルで落とすしかないので、《レンと6番》対面では出し惜しみせずにクリーチャーを並べていくのが正解のような気もします。
3ゲーム目は《ドラゴンの爪》を張ってからの粘り勝ちでした。
ウィノータで一気に逆転できるので、負けそうでも粘った方がいいデッキなのかもです。
ウィノータで一気に逆転できるので、負けそうでも粘った方がいいデッキなのかもです。
ロキーリク将軍もウィノータも展開する能力を持ったカードだから、巻き返すのに適しているんだよな。
ですね。
逆転の芽があると思いながら遊べるのも快適でした。
逆転の芽があると思いながら遊べるのも快適でした。
地味にそういうの大事だよな。逆転の筋がある方がストレスが小さいというか、負けているゲームに前向きに臨みやすい。
VS トロン
戦績:✕✕
マッチアップのレポートをしろよ。
あまりにもあっさり負けて記憶がないんですよ…
VS 黒単
戦績:〇✕✕
黙示録、シェオルドレッド
伝説のクリーチャー - ファイレクシアン・法務官 {2}{黒}{黒} 4/5 接死 あなたがカード1枚を引くたび、あなたは2点のライフを得る。 対戦相手1人がカード1枚を引くたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う |
(2ゲームでサイドインし、3ゲーム目でサイドアウトしたのですが、感想戦で「やはり減衰球はサイドインしたほうが良いだろう」という話になりました)
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反省とまとめ
アドとるとき
今回のデッキは、今の環境で上がってるデッキと下がっているデッキを見ながら、「アドが取りやすいクリーチャーカードで固めたデッキが強いかも」と思いついて開発を始めたものでした。
あまりにも当然のことなんだけど、急にどうした?
え…えっと、クノッサさんはアドの取りやすいクリーチャーとして何が思い浮かびますか?
…と言われると、ちょっと難しいな。
まあ《激情》とか《創造の座、オムナス》とか、あとは《歴戦の紅蓮術士》とかそうか?
まあ《激情》とか《創造の座、オムナス》とか、あとは《歴戦の紅蓮術士》とかそうか?
その辺のカードって高いですよね。だから勝手に「アド取りやすいクリーチャー=高額」という図式で考えていたのですが…
まぁ、実際そういうところあるけどな。
でも、今回《激情》のジェネリックとして《栄光をもたらすもの》に注目したみたいに、安くてアドを取りやすいクリーチャーって結構いるのかもしれない…と思ったんですよ!
なるほど、探せば案外あるかもな。《砕骨の巨人》も今安いしな。
ですよね!
ということで探してみたところ、パッと目に付いたのが《フェールス・ロキーリク将軍》でした。
ということで探してみたところ、パッと目に付いたのが《フェールス・ロキーリク将軍》でした。
うん、まぁ…安くて強いカードなら、流通数の多い『モダンホライゾン2』から探すよな。
で、これとコンセプトを共有できそうで、同じ白赤カラーの、アドをとれるクリーチャーを探してみました。
あぁ…なるほど。それがウィノータだったんだな。
ですです!
なるほど、じゃあウィノータデッキではなく、ロキーリクデッキとして始まったわけか。
ですね!
うーん…で、今アタシは開発秘話的なものを聞かされているのか?
それもありますけどね。
伝えたかったのは、《神憑く相棒》のようなドローだったり、《栄光をもたらすもの》のような火力だったり、《フェールス・ロキーリク将軍》のようなトークン生成だったり、そういうアドを取れるクリーチャーでじっくりと戦うデッキを作れば、安価なカードでも戦える環境なのかもしれない…ということです。
伝えたかったのは、《神憑く相棒》のようなドローだったり、《栄光をもたらすもの》のような火力だったり、《フェールス・ロキーリク将軍》のようなトークン生成だったり、そういうアドを取れるクリーチャーでじっくりと戦うデッキを作れば、安価なカードでも戦える環境なのかもしれない…ということです。
お、おお…
めずらしくマトモな総括をしているな。
めずらしくマトモな総括をしているな。
普段は投げやりに締めてますからね…
新しいモダンの力学?
それで、そう考えるのには何か根拠があったりするのか?
うーん…勘でしかないです…
《一つの指輪》の登場によって、特定のキルターンに決着しようとするハンマータイムのようなデッキが抑圧されていて、しっかり盤面ないしはリソース戦を制して勝ちに行くデッキが上がっているように感じて…
《一つの指輪》の登場によって、特定のキルターンに決着しようとするハンマータイムのようなデッキが抑圧されていて、しっかり盤面ないしはリソース戦を制して勝ちに行くデッキが上がっているように感じて…
「じゃあ格安構築側もそうしよう」となるのは必然か。
ですね。なんとなくモダンがちょっとフェア志向になったのを感じていたので、そういうデッキを組んでみたくなりました。
モダン&デッキビルドをはじめよう!
今のモダンはトップメタにラクドスが鎮座する以外はすごく混沌としていて、ハンマータイムのように安価デッキでは戦いづらい対面も減っているので、モダンをはじめたい人には良い環境かもです…!
自分で強そうなカードを探すバイタリティがあれば、2万円くらいでそれなりなデッキは握れるからな。
もっとも、それは指輪以前からそうだったんだが。
もっとも、それは指輪以前からそうだったんだが。
ですね。因みにカードを探すのにはScryfallがおすすめです。すごく機能が充実してるので…!
英語なのがネックだが、オリジナルデッキを組むのであれば使うべきだな。検索子でのカード検索が本当に強いし、情報の網羅性も高い。
で、リストを作るのはMoxfieldがベストです!
これも多機能なので…!
これも多機能なので…!
テストプレイヤーが綺麗で使いやすいイメージだな。
ですね!
『指輪物語』で盛り上がっている今こそ、多機能ツールを使いこなしてモダンデッキ構築を楽しんじゃおう…です!
『指輪物語』で盛り上がっている今こそ、多機能ツールを使いこなしてモダンデッキ構築を楽しんじゃおう…です!
まぁ…モダンやるにせよやらないにせよ、オリジナルデッキを組むにせよ組まないにせよ、ScryfallとMoxfieldはおすすめだな。このふたつは段違いに便利だ。
公式のアンケートで名指しで登場するツールですからね。
さいごに
というわけで、格安モダンデッキ「ボロス・ウィノータ」のプレイレポと解説でした…!
おつかれ。
ありがとうです。
ここまでお付き合いくださった皆さんもおつかれさまでした…!
ここまでお付き合いくださった皆さんもおつかれさまでした…!
だな。そっちもおつかれ。
いつになるか分かりませんが、またの記事でお会いしましょう…!
それじゃあ、またな。
末筆になりますが、今度のデッキリストの調整に幾度も協力してくれた我が弟にも、この場を借りてお礼申し上げます…