ドラゴンの怒りの媒介者 【格安モダンカードメモ】
こんな内容の記事です
- 安くて強いカードを紹介する記事です!
- 格安モダンデッキで採用したカード、採用を検討したカードへの評価・感想をまとめています!
- 参考価格はウィズダムギルドトリム掲載の平均価格を切り上げたものになります
ドラゴンの怒りの媒介者
マナ・コスト | (赤) |
---|---|
タイプ | クリーチャー — 人間・シャーマン |
P/T | 1/1 |
テキスト
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地においてもよい。)
昂揚ーあなたの墓地あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがあるかぎり、ドラゴンの怒りの媒介者は+2/+2の修整を受け、飛行を持ち、各戦闘で可能なら攻撃する。
モダンホライゾン2の安くて最強なアンコモン!!
《ドラゴンの怒りの媒介者》は、あの伝説的なインフレセット『モダンホライゾン2』初出のパワーカード。 メタゲームでは「イゼットマークタイド」「デスシャドウ」等のアーキタイプで活躍を見せています。昂揚
自身の墓地にあるカードにカード・タイプが4種類以上含まれる場合に使用できたり強化される能力。自身の「昂揚」達成をサポートできるのはもちろんのこと、山札のトップから不要な土地カードを弾いてマナフラッドを回避するといった使い方もできます。
諜報
「諜報N」とは、あなたのライブラリーの一番上からカードをN枚見て、そのうちの望む枚数をあなたの墓地に、残りをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置くというキーワード処理のこと。
ドロー呪文の入ったデッキであれば、土地1枚で初手キープしても《ドラゴンの怒りの媒介者》でどうにか出来ちゃったりもするんだが、赤単色ならやっぱり土地2枚以上でのキープが基本だな。
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《ミシュラのガラクタ》なしで《ドラゴンの怒りの媒介者》を運用する
スロートリップ
「次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く」という効果や能力のこと。
無理なくデッキにアーティファクトを入れられるって魅力だよな。
ですね!
仮に無理なく採用できるアーティファクトであっても、アーティファクトは置物なので自壊能力などがないと墓地に置きにくいのですが…
仮に無理なく採用できるアーティファクトであっても、アーティファクトは置物なので自壊能力などがないと墓地に置きにくいのですが…
《ミシュラのガラクタ》はマナを支払うことなく自壊できるからな。
出すのにもマナはいりませんし、「昂揚」を満たすのにうってつけなんですよね。
そう…色々良く噛みあってるから《ドラゴンの怒りの媒介者》と「ニコイチ」で使われがちだな。
でもこの《ミシュラのガラクタ》、中々に高いんですよね…
今¥1800くらいだっけ?
まぁ、アンコモンにしては高いよな…
でも《ミシュラのガラクタ》じゃなくても一応「昂揚」は達成できるよな?
まぁ、アンコモンにしては高いよな…
でも《ミシュラのガラクタ》じゃなくても一応「昂揚」は達成できるよな?
《ドラゴンの怒りの媒介者》を「昂揚」させるのが目的であれば、代用…というか他にも有用なカードはありますね!
炎の印章
一見すると「ソーサリーの《ショック》」のように見えますが、除去呪文としても中々に優秀。
とりあえず唱えておけるので、対象となるクリーチャーがいなくても《ドラゴンの怒りの媒介者》の「諜報」や《僧院の速槍》の「果敢」を誘発させるために唱えることができます。
先手1ターン目に出しておいて《敏捷なこそ泥、ラガバン》に睨みを利かせられるのがいいんだよな。「疾駆」に対応しやすいし。
起動能力は《呪文貫き》では消せないので、先出しできればかなり牽制できますよね…!
だな。《夢の巣のルールス》が禁止になる前は、《夢の巣のルールス》で毎ターン使いまわして制圧する運用もあったんだが…
そういえば《セラの模範》が《夢の巣のルールス》そっくりな性能でしたよね…??
まぁ、そうなんだが…使いまわしはできないんだよな。
《セラの模範》が呼び戻したパーマネントは、墓地に置かれる代わりに追放されるから。
《セラの模範》が呼び戻したパーマネントは、墓地に置かれる代わりに追放されるから。
あ…さすがにそこは調整してるんですね。
双弾の狙撃手
2マナ2点火力も、劣化《火炎舌のカヴ―》も、どっちも今のモダンだと微妙な性能だから使うには一工夫必要なカードだな。
そもそも普通に使うのであれば、《砕骨の巨人》の方がハイスペックですしね…
カードタイプが優秀なのと、無難な性能の「魂力」を持っていたから《ドラゴンの怒りの媒介者》と組んで使えたりするんだが、「瞥見コンボ」デッキのサイドボードでの使用例もあるな。
というか、ウチの「瞥見ゴブリン」デッキでのサイドに積んでたか。
というか、ウチの「瞥見ゴブリン」デッキでのサイドに積んでたか。
ですね!
《明日の瞥見》で場に出てら登場時能力で相手のライフを削れますし、《断片無き工作員》から続唱されない2マナ2点火力としても使えたりと、絶妙に噛みあってます。
《明日の瞥見》で場に出てら登場時能力で相手のライフを削れますし、《断片無き工作員》から続唱されない2マナ2点火力としても使えたりと、絶妙に噛みあってます。
こういう感じで、カードに書いてあることを余すことなく活用できると強かったりするのがMTGの面白いところなんだよな。
タール火
《双弾の狙撃手》と《タール火》の2枚で「昂揚」…
まあできなくもないだろうが、ロマンの範疇かな。
積極的に狙いに行くものでもないでしょうね。
とはいえ「昂揚」を使うならタイプが重複しないのは大事なので、併用するのはアリだと思います。
とはいえ「昂揚」を使うならタイプが重複しないのは大事なので、併用するのはアリだと思います。
相性の良い格安カードたち
果敢でデッキをかためる
墓地の枚数を参照するカードとあわせる
手札でダブつくリスクを思えば、採用枚数は2枚が妥当なところだと思います。
邪悪な熱気
リミテッドの都合で再録時にコモンじゃない可能性もあるからな…
対策と弱点
墓地対策で弱体化する
墓地対策されたときは、「諜報」でカードを探しに行くのがもっぱらの仕事になるよな。
必然的に墓地対策の影響を受けなくて、なおかつゲームエンドに持って行けるカードを探しに行くことになりますよね。
赤単色だとガンガン不要牌を弾いて《稲妻》みたいなバーン呪文で決着するのもアリだな。
というかそれを意識した構築にしておいた方がいいと思うぞ。
というかそれを意識した構築にしておいた方がいいと思うぞ。
なるほど。最近果敢デッキで《邪悪な熱気》の採用が減っているのは、そうした事情があるのかもですね。
それもあるだろうな。
メタゲームが多様すぎていちいちのデッキに対処しきれないから、極力対話せずに強いムーブを決めて勝ってしまおうという機運が高まってるのも大きいだろうが…
メタゲームが多様すぎていちいちのデッキに対処しきれないから、極力対話せずに強いムーブを決めて勝ってしまおうという機運が高まってるのも大きいだろうが…
マーフォークのペテン師
最近マーフォークデッキが増えてきているので要注意ですね。
これ決められると結構辛いんだよな。
マーフォークは(本体込みで)3体並ぶと《海と空のシヴィエルン》が破壊不能になるから、こうやって隙なくマーフォークの頭数を増やされると面倒だ。
マーフォークは(本体込みで)3体並ぶと《海と空のシヴィエルン》が破壊不能になるから、こうやって隙なくマーフォークの頭数を増やされると面倒だ。
わざわざ対策しなくても《稲妻》《虹色の終焉》《致命的な一押し》で簡単に落とせる
まぁ、これに尽きるな。
ですね。
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さいごに
実は今、また格安モダンデッキの研究をやってるんですよね。
『団結のドミナリア』の発売からまぁまぁ経ったし、あんまり様子見してたら『兄弟戦争』が来るし、そろそろ頃合いかもしれないな。
それで、今度の格安デッキも《ドラゴンの怒りの媒介者》を使っていて、今回は《ドラゴンの怒りの媒介者》について検討したことをまとめてみた感じです。
まぁ、《ドラゴンの怒りの媒介者》は本当に安くて強いカードだからな。
今回の記事は、格安デッキ開発のメモをそのまま出しちゃった感じか。
今回の記事は、格安デッキ開発のメモをそのまま出しちゃった感じか。
ですね!
なので、次のリストは《ドラゴンの怒りの媒介者》を使ったものになる予定です…現時点ではですが。
なので、次のリストは《ドラゴンの怒りの媒介者》を使ったものになる予定です…現時点ではですが。
ふふ、楽しみにしておいてください!
有名どころを外すということは、またトンデモなコンボデッキとかなのだろうか。
あまり期待せずに待っておくよ。
あまり期待せずに待っておくよ。