【予算 ¥13000 / 格安モダン】赤単バーンデッキ(2022/9/27更新)


こんな内容の記事です!
  • モダンの安くて強いデッキ「赤単バーン」の紹介記事です!
  • 予算は¥12150となっております(Wisdom Guildより端数切り上げ、2022/9/26現在)
  • 通常の構築よりも「上振れ」を重視した特徴的な構築になっています。


デッキリスト

カード名をタップで詳細ページ(Scryfall)に飛びます

メイン

クリーチャー

4 ドラゴンの怒りの媒介者 ¥ 300
4 僧院の速槍 ¥ 200
4 チャンドラの焼却者 ¥ 70

呪文

4 稲妻 ¥ 460
4 溶岩の撃ち込み ¥ 390
4 裂け目の稲妻 ¥ 100
2 タール火 ¥ 100
4 炎の印章 ¥ 150
4 轟く怒り ¥ 40
4 舞台照らし ¥ 150
4 無謀なる歓喜の行進 ¥ 100

土地

4 ラムナプの遺跡 ¥ 260
14

サイドボード

1 過酷な指導者 ¥ 60
1 ドラゴンの爪 ¥ 110
1 魂標ランタン ¥ 440
3 粉々 ¥ 110
3 頭蓋割り ¥ 250
3 乱動する渦 ¥ 370
2 極上の炎技 ¥ 160
1 危険因子 ¥ 150


予算

メイン:¥9000
サイド:¥3150
合計:¥12150


テストプレイ




プロキシ印刷


MOXFILED生成のプロキシは、設定した用紙サイズに応じて自動で適切に配置されます。
また、MOXFILEDのプロキシには基本土地が含まれません。

印刷は以下の設定で行うのがおすすめです。
  • カラー
  • 用紙サイズ:A4
  • 1枚当たりのページ数:1
  • 余白:デフォルト
  • 倍率:既定



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直近の更新内容(2022/9/27)

はじめてこの記事を読まれる方は、ここを読み飛ばして大丈夫です!





格安モダンデッキの王道、赤単バーン

「バーンデッキ」とは、相手プレイヤ―に直接ダメージを与える呪文でライフを削り切って勝利を目指すデッキのこと。

そのバーンデッキの中でも「赤単バーン」は、長らくモダンで安価に組めて強力であると多くのプレイヤーに愛用されてきたデッキでもあります。

現在のモダンの競技環境においてもバーンデッキは大きな存在感を放っており、今後も強いデッキとして長く使い込んで行けるであろうこともバーンの魅力です。



"上振れ狙い"のチューニング

詳しくは次の項で説明しますが、本リストは赤単バーンデッキの中でもちょっと異色のチューニングになっています。

具体的には「本来は6マナなのに1マナでも唱えることができる呪文」2種類を採用していて、これらを使って相手の対処が追いつかないような"上振れた"展開を目指すというもの。


もちろん王道の構築にしてもよいのですが、今一般的に使われているタイプのバーンデッキは《大歓楽の幻霊》や「フェッチランド」など高額なカードが採用されており、初心者にはやや手が出しづらい金額になっています。

これらのカードを用いることなく高い出力を目指した結果、このような"上振れ狙い"のリストができました。



もちろん安いってだけじゃなくて、ゲーム展開の再現性が小さくて毎ゲームスリリングになるのもあるぞ。
毎ゲーム上振れるとは限りませんし、まれに上振れ中の上振れを引くかもですしね。
そうそう。
それに《轟く怒り》とか《チャンドラの焼却者》を入れることで、戦略的に複雑になって深みが出るんだよ。
《チャンドラの焼却者》だと、上手く火力を組み合わせて5点を作るパズル要素がありますね。
《ドラゴンの怒りの媒介者》の「諜報」で《轟く怒り》がめくれたら、そこでも戦略的な駆け引きが生じるしな。
《轟く怒り》を墓地に送って《ドラゴンの怒りの媒介者》を「昂揚」させるのを優先するか、そのまま置いておいて《轟く怒り》を「奇跡」で唱えることを優先するのがいいのか…ということですよね。
そうそう…!
最終的にどちらがダメージが大きそうか判断することになるんだが、こういう駆け引きが楽しいんだよな。






採用パーツ紹介

《チャンドラの焼却者》


《チャンドラの焼却者》は各ターンに与えた直接ダメージの点数だけ召喚コストが軽くなるエレメンタル。

《稲妻》のような3点火力を2枚相手に撃っていれば、召喚コストが下限の1マナまで軽減されます。

また、1ターン目に《炎の印章》を設置しておき、2ターン目に《稲妻》を唱えて《炎の印章》の起動型能力を起動すれば、最速2ターン目に召喚することも可能。


そこそこ再現性のある動きなので、覚えておくと有利にゲームを運べると思います…!


この《チャンドラの焼却者》、トランプル持ちの6/6が1コストで召喚できるというのも脅威的なのですが、強みはそれだけではありません。

直接ダメージを与えるとクリーチャー火力も飛ばすことができるという誘発型能力を持っており、ひとたび場に出してしまえば、火力呪文を対戦相手に使うかクリーチャーの除去に割くか悩む必要が無くなります。

加えてマナ総量が6マナもあるため、除去体制にも優れます。

この6マナというのは、現在のモダンにおいて有力な《虹色の終焉》や《致命的な一押し》の除去可能な範囲から外れており、デッキによっては対処に困ることになりそうです。





まぁ、別に《邪悪な熱気》や《湖での水難》で除去できるんだが、墓地を肥やしてないと除去できないからな。
早々に出てくるとしんどいカードであることには変わりない。


あとは《孤独》でも除去できますが、「想起」で除去したら不利交換になるんですよね…
だな。
バーンのために生み出されたみたいなカードだから、素直にバーンで使ってやるとすごいスペックになる。




《轟く怒り》


《轟く怒り》は「奇跡」コストを持っており、ターンのはじめにドローしたのであればわずか1コストで唱えることができます。

奇跡

各ターンはじめてのドローで引けば、通常よりもはるかに軽いコストで唱えることができる呪文。
引いて見せているタイミングでしか奇跡コストで唱えられないことに注意。

そしてその火力は脅威の5ダメージ!!
「奇跡」で唱えれば、稲妻を越えるコスパの火力呪文になります。

単純に相手のライフを削ったり、除去呪文として使っても有用なのですが、個人的に注目したのは「5ダメージ」という数字

《轟く怒り》で相手にダメージを与えれば、《チャンドラの焼却者》のコストをぴったり下限まで下げることができてしまいます…!

もちろん狙って「奇跡」で唱えることは難しいのですが、山札のトップを操作できる《ドラゴンの怒りの媒介者》である程度狙いにいくことは可能です。


その場合、媒介者の「昂揚」達成を優先するかの判断が悩ましいところだったり…

媒介者の解説はこちらから!
らすとさばTCGレポートは、格安デッキや安くて強いカードなど、MTGを気軽に楽しむための情報をお届けします



いつもの癖でドローしたカードを直ぐ手札に加えちゃダメだぞ!
「奇跡」が入ってるデッキでは、ターンはじめのドローは一旦見てから手札に加えるのを意識したほうがいいです…!
「奇跡」で唱えられなかったら十中八九手札で腐りますからね…



《無謀なる歓喜の行進》


《無謀なる歓喜の行進》は、わずか1コストで不要牌を他のカードに交換できる呪文です。

端的に言えば、「ドローではなく衝動ドローになった《胸躍る可能性》」といったところでしょうか。


このデッキでは、条件を達成すれば1コストまで軽くなる呪文を2種類採用していますが、これらは逆に言えば条件が満たせないと使い物にならないカードでもあるわけで…

手札でダブついたカードをわずか1コストで交換してしまえる《無謀なる歓喜の行進》はこの構築によくマッチしています。



ただ、これで《轟く怒り》追放しちゃうとほぼ確実にアド損になるっていうのがな…
結構しんどい事故ですよね… 一応《ドラゴンの怒りの媒介者》で山札トップから弾けるので、事故率は軽減できるんですけどね。



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まとめ

《チャンドラの焼却者》を採用したことで、否応なしに直接ダメージ重要な役割を果たすようになった構築だ。
《轟く怒り》で一気に大ダメージが狙えるのも魅力ですね…!
これは白赤型のバーンの《ボロスの魔除け》の4点ダメージよりもさらに大きい火力です!


だな…! クセの強いリストだから、テストプレイで軽く一人回しをして自分の手になじむか確認しておくこともおすすめするぞ
もっとも、このリストでしか使わないようなカードは軒並み安いですし、それ以外のカードは他の赤いデッキに流用できるんですよね…! 気に入ったら思い切って組んでみてもあまり損にはならないかもです。
ま、まぁ…そうだけど、それでいいのかなぁ…💦




というわけで、格安赤単バーンの紹介でした…!
それじゃあ、またの記事でな!
ありがとうございました。 またお会いしましょう!!



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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!