¥500以下で買えるピッチスペル!!(モダン編)


こんな内容の記事です!
  • 比較的安価に入手できるピッチスペルを紹介する記事です!(モダンで使用可能かつ、¥500以下で入手可能なピッチスペルの特集になっています)
  • モダンでデッキを組んでみたい方、カジュアルにモダンを楽しみたい方に向けた内容になっています!
  • 「シングル価格(トリム平均)」は、Wisdom Guild掲載の数値を切り上げたものです。特別の記載がない限り2022/3/22(執筆時点)での情報となっています。
  • 「おすすめ度」()の数は個人的なおすすめ具合です。


はじめに:そもそも「ピッチスペル」とは?

最近モダンをはじめた方の中には、「マナコストを払わずに唱えらえれる呪文を対戦相手に使われてビックリした!」という方もいるかもしれません。

マナコストを支払わずに唱えられる呪文は一般に「ピッチスペル」と呼ばれます。

ピッチスペル

マナ以外のコストのみで唱えることができる呪文。
ピッチスペルが持つ「マナを使わずに唱えることができる代替コスト」のことを、通例「ピッチコスト」と呼びます。

ピッチスペルの中でも有名なのは、『モダンホライゾン』で登場した《否定の力》と、『モダンホライゾン2』で登場したインカーネーションサイクルでしょうか。

これらのピッチスペルは汎用性に優れる上に、マナコストを支払って唱えても十分に強力という隙の無い性能になっています。



《孤独》とかめちゃくちゃ強くてビックリしますよね…!?
クリーチャーとして普通に出しても全然強いからな。
それと謎の「絆魂」がやばい。



さて、そんな汎用性の高いカードの市場価格が高額になってしまうのは、TCG中古販売の常。

レアリティが低く、なおかつ再録が頻繁であれば価格は抑えられるのですが、これら汎用性抜群のピッチスペルたちはあいにく皆レアカード。

再録回数にも乏しく、かなりの高額カードになってしまっています。


先に挙げた《否定の力》や《孤独》は¥10000強の値段がついてしまっています。

1枚¥10000なら、4枚揃えれば¥40000…

モダンを始めたばかりという方には、いささか手の出しにくい価格なのではないかとおもいます…


なので、今回は比較的安価に入手できるピッチスペルをまとめてみました。

モダンを始めたばかりという方や、モダンのデッキを組んでみたいという方、あるいは「とにかくカードを広く知りたい」という求道者さんに是非読んでほしい内容になっています!



というわけで今回は「比較的安価に入手できるピッチスペル集」です…!!
「とりあえずモダン組んでみたけど、なんか物足りない」というときにも役に立つかもな。
ですね。
ピッチスペルを入れれば、自分のデッキ動きを通しやすくなったりしますし!
是非参考にしてみてくださいね…!





はらわた撃ち


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥400


ざっくり解説

ファイレクシアマナ1点なので、マナを支払わずライフ2点の支払いで唱えることができます

ファイレクシア・マナ

ファイレクシア・マナは、特定の色マナ1点か、2点のライフで支払うことができるマナ・シンボル。
例えば、《はらわた撃ち》の場合、赤マナ1点か、2点のライフで唱えることができます。

その性能は、一言で言い表すなら「ラガバン対策の名手」…といったところでしょうか。

現在のモダン環境で広範な活躍を見せる《敏捷なこそ泥、ラガバン》の対策カードとして、様々なデッキのサイドボードに採用されています。


「果敢ビートダウン」では、「果敢」能力を誘発させるためにメインから採用されており中々に優秀な1枚です。

「絢爛」を誘発させることにも使用できるため、《舞台照らし》との相性は中々に良好。


「2点のライフを支払って、わずか1点のダメージを与える」という、コストと効果の不釣り合いさが目立ちますが、実際に使ってみると見た目以上にリターンの得やすいカードだと分かります

土地が全てタップした状態から相手の小型クリーチャーを除去できるのはもちろん便利ですし、「果敢」持ちのクリーチャーと組み合わせれば、支払った2点のライフ以上のダメージを相手に与えることも容易です。




これからモダンを始めたい方、特に赤いモダンデッキを使いたい方は4枚集めておいて損はないと思います!



「はらわた撃ち」で検索すると「ラガバン」がサジェストされるくらいには対策カードとして浸透してるな。



採用デッキはこちら!
軽量火力呪文や衝動ドローを連打しながら攻めていく安くてしっかり強いアグロデッキです!!



アソシエイトリンク

《はらわた撃ち》

シングル平均価格:¥ 402
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






溶岩の投げ矢


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥80


ざっくり解説

上記の《はらわた撃ち》同様、ピッチスペルの1点火力ですが、こちらはちょっと挙動が特殊です。

フラッシュバックコストが「山の生贄」になっているので、墓地からマナコストを支払わずに唱えることができます
もっぱらタップした《山》を生贄に捧げることになると思います。

フラッシュバック

「あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、本来のマナコストとは別に指定されたコスト(フラッシュバック・コスト)を支払うことでで唱えてもよい」という能力のこと。
インスタントかソーサリーがこの能力を持っています。
フラッシュバックで唱えた呪文は、解決後に墓地に置かれずに追放されます。


この《溶岩の投げ矢》も「果敢ビートダウン」でよく採用されている1枚なのですが、「手札から唱える→唱えるのにタップした山を生贄に墓地からもう一度唱える」という挙動で、「果敢」をすばやく2度発動させることができてしまいます。
(実際のゲームでは最後の「詰め」として使ったり、緊急回避的に相手のクリーチャーを除去するのに使うことが多いですが)


また、墓地に土地カードを送ることができるうえ、すばやく2回呪文を唱えることができることから、《ドラゴンの怒りの媒介者》の「昂揚」達成のアシストとしても中々に有用です。


上記の《はらわた撃ち》ほど汎用性にすぐれているわけではないですが、《ドラゴンの怒りの媒介者》はモダンでの採用率が非常に高いカード。
それと相性のいい《溶岩の投げ矢》のこともぜひ覚えておいてあげてくださいね!



ターンをまたぐ割り振り火力と考えても優秀ですね…!
だな!
《山》を生贄にしないといけないのがネックだが、『モダンホライゾン2』で強い「昂揚」呪文が追加されたからな。
《山》の生贄がメリットになる場面も増えてきた。



アソシエイトリンク

《溶岩の投げ矢》

シングル平均価格:¥ 77
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






鉱山の崩壊


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥50


ざっくり解説

ソーサリータイミングであるならば、山を生贄に唱えることができるピッチスペル。

クリ―チャー/プレインズウォーカー限定の5点火力は除去としても非常に優秀です。



上記の《溶岩の投げ矢》同様に《山》の生贄がピッチコストの火力呪文ですが…
こっちは、マナコストを支払って普通に唱える…というのがやりにくいんだよな。 4コストの5点火力って別に弱くはないんだが、今のモダンのゲームスピードだと手札でダブつきやすそうだ。
採用するならサイドボードからになりそうです。
赤いアグロ系デッキが、サイズの大きいブロッカーを除去するのに便利そうですね。





憤怒の力


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥60


ざっくり解説

基本的には《ボールライトニング》そのもの。

エレメンタルトークンが2体に分かれて出てくるため、《ボールライトニング》のように単体除去で完全に防がれないのはこちらの強みでしょう。


ピッチコストで唱えられるのは相手のターンのみなので、ピッチスペルとしては「相手のクリーチャーを奇襲でブロックする」のが主な用途となります。
出てくるトークンは3/1とパワーに優れるため、相手の攻撃クリーチャーとの相討ちが期待できます。

しかし残念なことに、自ターンに唱えた際の「バーン呪文」としての用途と、ピッチスペルとして唱えた際の「奇襲ブロッカーを用意する動き」がイマイチ噛み合っていません。



一気にライフを削り切ってしまいたい「アグロ」と、相手の攻撃を防いでいきたい「コントロール」とじゃ真反対だからな。



ことに《憤怒の力》をピッチコストで唱えた際に、その真価が発揮されるのは、「タフネス3以下の相手クリーチャー2体以上が攻撃してきたとき」という限定的な場面でのみ。

ゆえに、なおさらマナコストを支払って唱えた場合にも活躍できないと厳しいのですが、上記の問題で両用途(ピッチコストで唱えた場合と、マナコストを支払って唱えた場合)を一つのデッキで上手く使いこなすのは難しそうです。


とはいえピッチスペルで2体のクリーチャーを破壊できるというのは、なかなかのポテンシャルです。
同じく複数除去ができるピッチスペルとして《激情》がありますが、その《激情》の代用として採用するのはアリかもしれませんね。




決して弱くはないのですが、不器用というか…
使いにくいよな。
1枚¥100もしないから、コントロールデッキで他の高額なピッチスペルを買うまでの「つなぎ」として使うのが無難か。





輝く群れ


※「あなたに与えるX点のダメージは」の部分は、原文では“The next X damage … would deal to you and/or creatures you control”となっているため、翻訳の誤り。「あなたかあなたがコントロールするクリーチャーに与えるX点のダメージは」が正しい。

おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥290


ざっくり解説


テキストをパッと見たところ、「(X)の支払いを手札の追放に代えられる」効果だと勘違いしそうですが、実際は「マナコスト全体の支払いを手札の追放に代えられる」効果です。
なので、手札を追放して唱えれば(つまりピッチコストで唱えれば)、0マナで唱えることができます!


発生源ひとつからのダメージを移し変えることができるピッチスペル。

味方クリーチャーへのダメージを相手クリーチャーに移し変えることができたなら、ピッチコストで唱えても2:2交換になるため、ピッチスペルにありがちなカードアドバンテージの損失をおさえることができます。

また、ダメージの移し変え先に相手プレイヤーを選ぶことができるので、単純に「味方クリーチャーを火力呪文から守るピッチスペル」としても使えますし、相手クリーチャーの攻撃を受けた際に使えば、白のインスタントにありがちな「攻撃クリーチャーへの火力呪文」として使うことも可能です。

むしろその用途で使うことが多くなりそうですね。

そう考えると、現在高額取引されているピッチスペル《孤独》の代用カードとして使えなくもないかもしれません。
もっとも、《孤独》には同じ白色に《儚い存在》という最高のパートナーがいるので、その点でも随分と劣ってしまうのですが…






ちなみに、与えられるダメージが3点でX=2で唱えたなら、3点のうち2点のみが移し変えられ、残りの1点はそのまま食らってしまいます。
だから、火力除去からクリーチャーを守ったり、コンバットトリックする用途ではX=1で唱えても仕事するんだよな。
ですね…
ただ、相手クリーチャーの攻撃ダメージを移し変えて、相手クリーチャーの除去をする場合にはX=2以上で唱えたいところ。
構築に組み込む際は、ピッチコスト用の高コストカードを如何にデッキに組み込むかがなやましいですね。



採用デッキはこちら!
同名カードを大量に加える《戦隊の鷹》を使ったら、ピッチスペル撃ち放題や…!!



アソシエイトリンク

《輝く群れ》

シングル平均価格:¥ 281
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






骨髄の破片


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥50


ざっくり解説

攻撃中のクリーチャーすべてに1点のダメージを与えるインスタント。

攻撃中のラガバンを除去できますし、タフネスが1点のウィニーを並べてくるデッキに対して強く立ち回ることができそうです。
(もっとも、今の環境ではマルドゥパイロマンサーなどは活躍していませんが…)



人気キャラクター、エリシュ・ノーンのイラストが美しい1枚です。




人気…キャラクター…??
べ、別に間違ってはないですよね???
まぁ…そうなんだけど…





貴族階級の嘲笑


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥50


ざっくり解説

エンチャントレスデッキが消し飛ぶピッチスペルです。

エンチャントレス(デッキ)

《女魔術師の存在》と《収穫の手、サイシス》を軸にした、エンチャントカードを多用したデッキ。



単体のエンチャントを破壊したいのであれば、《解呪》や《耐え抜くもの、母聖樹》のようなカードで対策した方が効率がよいため、この《貴族階級の嘲笑》はエンチャントレスデッキへのサイドボードとして1枚採用する感じになるでしょうか。




今のメタゲームだと、その「エンチャントレスデッキ」とあんまり遭遇しそうにないのがな…
メタゲーム次第では活躍するでしょうし、持っておいて損のない1枚だとは思います…
安いですし…





撹乱する群れ


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥420


ざっくり解説

ピッチで使用できる打ち消し呪文です。

同じくモダンで使用できる打ち消しピッチスペルの《否定の力》は、今や相場価格¥12000(2022/3/23 Wisdom Guild トリム平均切り上げ)の超高額カード。
その代用カードが¥420で使えるので、初心者やカジュアルプレイヤーにとってはありがたい1枚です。


さて、同じ打ち消しピッチスペルでありながら、ここまで値段に開きがあるのは《撹乱する群れ》のピッチコストの指定が格段に厳しいから。

《否定の力》の場合、なんでも青いカードを手札から追放すれば唱えることができますが、《撹乱する群れ》の場合は、打ち消したい相手の呪文とマナ総量が等しい青のカードを追放せねばなりません。

今の高速化したモダンのメタゲーム的にも、1マナと2マナの呪文が安定して打ち消せればかなりの範囲がカバーできます。
そのためには、デッキに1マナと2マナの青のカードをバランスよく入れてやる必要があり、そうした制約の厳しさから《攪乱する群れ》は青単のデッキでなければ安定して運用することが難しくなっています。



扱いにくい分《否定の力》ではできない、クリーチャーの打ち消しができるという強みがあったり。
ほぼほぼ青単でしか運用できないのがネックだが、試してみる価値のあるカードだとは思うな。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》や《死の影》、《石鍛冶の神秘家》みたいな強クリーチャーもカバーできるのは魅力的ですからね…!





採用デッキはこちら!
有名高額カード抜きで、モダンの名ア―キタイプ「マーフォーク」を組んでみました。「格安ピッチ打ち消し」を使って安くモダンな戦いが楽しめます!



アソシエイトリンク

《撹乱する群れ》

シングル平均価格:¥ 420
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






不快な群れ


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥400


ざっくり解説

ピッチスペルの単体除去。
マイナス修正なので「破壊不能」を除去できたりと優秀な性能なのですが、マナコストを支払って唱えた際のパフォーマンスの低さがむずかしいところです。

おそらくモダンで黒のピッチ除去を採用するのであれば、後述の《絶望の力》を採用することの方が多いのではないかと思います。

とはいえ、《絶望の力》とは棲み分けた性能になっているので、こちらのことも覚えておくといつか役にたつかもしれません。





絶望の力


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥200


ざっくり解説

「このターンに出たクリーチャー」すべてを破壊するインスタント…なので、1ターンに複数のクリーチャーを展開してくるデッキに対して有効なサイドボードになります。

モダンでは、《死せる生》や《衝撃の足音》などの対策に良さそうです。


そもそものマナコストがあまり高くないため、ピッチコストで唱えなくても使いやすいのも《絶望の力》の良いところですね。



「呪禁」や「護法」を持ったクリーチャーをあっさり除去できるのも便利なところです…!
あー、「呪禁」も落とせるのか。
意外と刺さるカードありそうだな。



採用デッキはこちら!
ゾンビロードとサクリファイスを駆使して狡猾に戦う戦略的なデッキです!マジックの「黒」をしっかり味わうことができます!



アソシエイトリンク

《絶望の力》

シングル平均価格:¥ 203
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






貪欲な罠


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥340


ざっくり解説

相手が3枚以上のカードを墓地に送っていれば0コストになる罠で、相手の墓地を空にする効果を持っています。

大量のカードを墓地に送る「ドレッジ」デッキはもちろん、「諜報」によって多くのカードを墓地送りにする《ドラゴンの怒りの媒介者》を採用したデッキにも有効でしょう。



特に「カウンターモンキー」デッキの場合は、《濁浪の執政》を「探査」で召喚できなくなってしまうし、《ドラゴンの怒りの媒介者》や《邪悪な熱気》の「昂揚」が解除されてしまうし…と妨害としての効き目が期待できます。

ただし、《濁浪の執政》は墓地追放に反応して+1/+1カウンターを得る能力をもっているため、《濁浪の執政》が場に出た後に《貪欲な罠》を使っても裏目に出てしまうのには要注意です。




なにかと墓地を参照するカードの多い環境だからな。
墓地対策としてサイドボードの積んだら活躍できそうだ。
ですね…!! 「昂揚」の解除の他に、《死せる生》の対策としても優秀そうです





変異原性の成長


おすすめ度:

シングル価格(トリム平均):¥340


ざっくり解説

ピッチで使用できるコンバットトリックです。

土地をすべてタップした状態からのコンバットトリックは奇襲性が抜群。

《稲妻》のような火力除去への対策としても使われますが、現在のモダンではもっぱら「果敢ビートダウン」の火力アップ要員としての活躍を見せています。






ピッチコストがライフの支払いであるため、《はらわた撃ち》同様デッキの色に関係なく採用することができます!
「どんなデッキでも使えるピッチスペルのコンバットトリックないしは火力除去対策」と考えれば中々に優秀だな。



アソシエイトリンク

《変異原性の成長》

シングル平均価格:¥ 332
(WisdomGuildトリム平均 2022/3/22)






まとめ:おすすめのピッチスペルは?

色々出てきたけど、結局おまえのおすすめはどれなんだ??
使ってるデッキにもよりますが、《はらわた撃ち》と《溶岩の投げ矢》、《撹乱する群れ》あたりでしょうか。
まぁ、《はらわた撃ち》とかは、比較的安く組みやすい「赤単果敢ビートダウン」のパーツだからな。
安い構築で使える…というのもカジュアルプレイヤーや初心者にとっては嬉しいところかもな。
ですね。
あと《撹乱する群れ》ですが、やっぱりワンコインで打ち消しピッチスペルが使えるというのが魅力的です。
安く今のモダンのゲーム性が味わえると思うと悪くないよな。
まぁ、構築段階での縛りがキツイんだが。
そうなんですよね…ほぼほぼ単色でしか運用できません。
打ち消し呪文としての実力は中々のものなのですが…
そういえば《絶望の力》も中々に強そうだよな。
刺さるデッキにはとことん刺さるだろうし、唱えるタイミングこそシビアだが3コストの除去呪文としてマナコストを支払って唱えてもそれなりに強そうだしな。
「マナコストを支払って唱えても強いピッチスペル」って本当に優秀ですからね。
レガシー的な「強い動きの押し付け合い」と、パイオニア以上の環境の「カードアドバンテージの奪い合い」の両方が求められるのが今のモダンのゲーム性だからな。
「カードアドバンテージを失ってでも相手の動きを阻止する」という働きと、「順当な1:1交換」という働きを1枚のカードが兼ねられるのは丁度今のモダンに合致してる。
だから『モダンホライゾン2』のインカーネーションサイクルが強いんですよね。
だな。
あと、《輝く群れ》にも可能性を感じています。
相手の行動に依存するカードですが、コンバット中に使えば2体のクリーチャーを除去することもできるんですよね。
上手く2:2交換できれば、ピッチスペルの弱点であるカードアドバンテージの損失を避けられます!
あとは、相手の全体火力のダメージを相手プレイヤーに返してそのままゲームを決めるということもできるか。
その場合は高コストの白のカードが必要だが。




なるほど、相手にカウンターで大ダメージを与えるということもできますね…!!
因みにですが、《輝く群れ》と《戦隊の鷹》を組ませた「白単人間」というデッキも紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください!







というわけで比較的安価なピッチスペルまとめでした!! 長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました…!
たしかに結構長かったな、今回。 なんか長々付き合わせちゃってすまないな…
ですね…いつもありがとうございます。
またの記事でもよろしくな…!
また次回お会いしましょうね!!



 

アソシエイトリンク

 

アソシエイトリンク

 

アソシエイトリンク

 

アソシエイトリンク

 

アソシエイトリンク




この記事を共有する
  • B!


広告




関連記事

おすすめ記事

ランダム

プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!