[モダン]格安デッキたちの近況(2024年5月16日)


こんな内容の記事です!
  • 過去に公開した格安デッキ3種の最新版のリストになります。
  • フォーマットはスタンダードとモダンのものになります。
  • 指輪物語をきっかけにモダンを始める方もいらっしゃると思い、一括購入できる「晴れる屋デッキ構築」へのリンクも付けてみました。

この記事について

本サイトではこれまで様々な格安デッキ記事を公開して参りましたが、そうした格安デッキの一部は記事公開後も(検証・調整用の)現物デッキを手元に残しており、イベントやフリープレイに参加しながら調整を繰り返しております。

(上とは逆に、他者への譲渡・別フォーマットへの流用といった都合で分解したものもあります。noteの方で★★★★~★★★★★として殊更に勧めているリストは手元に残している方のリストです)

[予算1万円~2万円で組める!]格安モダンデッキ8種|らすとさば🐟

[予算1万円~2万円で組める!]格安モダンデッキ8種|らすとさば🐟

これまでブログで紹介してきた格安モダンデッキのリストをnoteにまとめてみました! それぞれのデッキがどんなデッキなのか簡単な紹介も併せていますので、「これから紙のMTGもやってみたい!」「安いモダンデッキを探していた」という方は是非お付き合いいただければと思います。 これからモダンを始めるためのデッキを探して本記事をご覧いただいている方には★★★★★~★★★★のリストを強く推奨します。 (★★★★★~★★★★がコスパや完成度に優れるのはもちろんのこと、メタゲームに合わせた掲載リストの更新が他リストよりも頻繁に行われています) 逆に★★★以下のリストは長らく更新されていなかったり



手元に残した現物デッキの調整を行うたびに、できるだけ記事内の解説とデッキリストの修正を行っておりましたが、最近はそれが間に合っていませんでした。

いつまでも更新しないままでは諸々のことからよろしくないと思ったので、とりえあず「更新した格安デッキのリストのみ」を公開することにしました。

これから格安デッキを組む方、既に組んでいてデッキの強化を行いたい方は、このページに掲載してあるデッキリストを参考にしていただけるとうれしいです。





2024/4/9更新「黒赤ハンデス」

カード名をタップで詳細ページに飛びます。

メインデッキ

4 過酷な指導者 ¥ 70
1 死の飢えのタイタン、クロクサ ¥ 1110
4 砕骨の巨人 ¥ 220
2 稲妻の骨精霊 ¥ 270
2 ドロスの魔神 ¥ 310
4 稲妻 ¥ 410
4 望み無き悪夢 ¥ 100
4 コジレックの審問 ¥ 180
3 大牙勢団の襲撃 ¥ 30
4 梅澤俊郎の生涯 ¥ 30
2 荒廃稲妻 ¥ 120
4 コラガンの命令 ¥ 40
4 黒割れの崖 ¥ 760
2 竜髑髏の山頂 ¥ 200
2 偶像の石塚 ¥ 490
1 硫黄泉 ¥ 520
3 不穏な火道 ¥ 140
5
5

サイドボード

3 血染めの月 ¥ 1530
1 月の大魔術師 ¥ 1900
4 碑出告が全てを貪る ¥ 360
3 神々の憤怒 ¥ 180
2 溶鉄の崩壊 ¥ 390
1 死の飢えのタイタン、クロクサ ¥ 1110
1 荒廃稲妻 ¥ 120

予算

メインデッキ: ¥12160
サイドボード: ¥10480
合計: ¥22640
(参考価格はWisdom Guild トリム平均を切り上げ、2024/6/11現在)


環境デッキに対して有効な対策カードを多く搭載したメタビートダウンです。

ハンド、ライフ、盤面の3軸を同時に攻めることができる器用なリストで、いずれかの軸での戦いを制して勝つという緻密なフェアバトルを楽しむことができます。

個人的にいちおしなのがミシュラランドの《不穏な火道》と、神河英雄譚の《梅澤俊郎の生涯》
《不穏な火道》は土地枠に搭載できるルーティングであり、なおかつ回避能力持ちのミシュラランドと痒い所に手が届く良カード。回避能力持ちミシュラランドの強さは《忍び寄るタール坑》の例を挙げれば説明不要でしょう(もっとも火道はパワー2なのですが…)

《梅澤俊郎の生涯》は《オークの弓使い》の処理が上手いカードです。1枚で相手の《オークの弓使い》とその生成トークンを処理できて、なおかつ2/3クリーチャーが着地します。

小型クリーチャー除去とクロックを兼ねていながら、さらにバーンデッキへの対策まで担えるのがすごいところで、多芸さがサイドボードスロットの圧縮とトップドローの質向上に貢献しています。

いずれも使ってみたら強さが身に染みてわかるような「いぶし銀」なカードなので、ぜひ試してみてほしいです。

《碑出告が全てを貪る》も強烈な対策カードで、《ウルザの物語》からの押し付けを綺麗にさばくことができます。それでいて除去としても、打点としても無難に使いやすいため、メインから4投できています。アグロデッキの復活により的が増えているのも追い風でしょう。

【格安モダン】デッキリスト&プレイレポート「黒赤ハンデス」予算 ¥27990

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らすとさばTCGレポートは、TCGをカジュアルに楽しむWEBマガジンです。MTGやデュエマの記事を公開しています。




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黒単ゾンビ(モダン)

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メイン

クリーチャー

4 よろめく怪異 ¥ 90
4 墓所這い ¥ 380
4 屍肉喰らい ¥ 210
4 滅びし者の勇者 ¥ 260
4 アンデッドの占い師 ¥ 70
2 ぬかるみのトリトン ¥ 50
1 忍耐強く企む者、ゴラム ¥ 50
4 戦墓の巨人 ¥ 300
4 首無し騎手 ¥ 220

呪文

4 村の儀式 ¥ 40
4 骨の破片 ¥ 40

土地

1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 ¥ 700
20

サイドボード

2 死鳴らし鬼 ¥ 40
2 エレヒの石 ¥130
4 絶望の力 ¥ 240
2 ダウスィーの虚空歩き ¥ 1030
2 ぬかるみのトリトン ¥ 50
2 完全無視 ¥ 30
1 血の芸術家 ¥ 190

予算

メイン:¥ 7290
サイドボード:¥ 3710
合計:¥ 11000

参考価格はWisdom Guildのトリム平均を切り上げ(2023/6/28現在)




主な変更点

戦墓の巨人をメインに4投

サイドボード要員だった《戦墓の巨人》と《ぬかるみのトリトン》をメインデッキに移動しました。
これにより《墓所這い》《屍肉喰らい》を絡めたゾンビ・トークンの展開がさらに強烈になっています。


地上戦の閉塞感も横並びの数の暴力で解決しちゃおう作戦です…!
トランプルも飛行もなくても、物量で突破できれば勝てるからな…
ですね。実際これで色んなマッチに勝てているので、正解のアプローチなのかなと感じてます。
メモ:戦墓の巨人
これまで戦墓の巨人をメインから採用していなかったのは、戦墓の巨人がやや遅いカードであるため。
3ターン目に出しても4/4どまりだったり、生成されるトークンがタップインであったり、対面次第では微妙に間に合わないのがネックな1枚です。 4ターン目に即死級のアクションを取ってくる対面ではサイドアウトします。



忍耐強く企む者、ゴラム採用

忍耐強く企む者、ゴラム

伝説のクリーチャー - ハーフリング・ホラー {1}{黒}
3/1
忍耐強く企む者、ゴラムが戦場を離れたとき、指輪があなたを誘惑する。
{黒}, クリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたの墓地にある忍耐強く企む者、ゴラムをあなたの手札に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

コストパフォーマンスは悪いものの、《屍肉喰らい》《墓所這い》の両者に近い役割を1枚でこなすことができるため、デッキの安定感に寄与しています。

今までよりもデッキのエンジンがかかりやすくなった感触があります。


サイド後抜くことが多かったです。
じゃあいらないってことでは?
うーん、そんな気もしなくもないですが…
そもそもサイド後は相性の悪いカードを抜いてあって、対面に強いカードでデッキが固まっているんですよね。だから潤滑油的なゴラムの必要性が下がってしまうのもあります。



死鳴らし鬼でサイド後の奇襲性アップ

サイドボードに《死ならし鬼》を採用しました。

死ならし鬼

クリーチャー - デーモン・スピリット {6}{黒}
瞬速
この呪文を唱えるためのコストは、このターンに死亡したクリーチャー1体につき2少なくなる。 死鳴らし鬼が戦場に出たとき、このターンにダメージを受けていてこれでないすべてのクリーチャーを破壊する。

チャンプブロック後の瞬速キャストで相手クリーチャーを死亡させつつ、返しのターンに5/4でライフを大きく削るようなプランができるようになりました。

上のプランではなくとも、ゾンビデッキでは《墓所這い》や《屍肉喰らい》で簡単に味方クリーチャーの死亡数を稼ぐことができるので、コストが軽減できる大型クリーチャーとして能動的に使うこともできます。


使うなら続唱サイ対面とかか?
単純にいきなり5/4が降ってきたらツラいバーン対面でもサイドインできますね。一枚に機能が詰まっているので、意外と対応できる対面が多いサイドパーツです!
メモ:死鳴らし鬼
実はメインのゴラムの枠に入れてみたり、サイドに4枚入れてみたり、紆余曲折を経たカードです。
1~2枚の少数採用のときが一番輝いていたので、2枚に落ち着きました。
コストを1マナまで軽減して出すこと自体は容易なのですが、死鳴らし鬼ではなくゾンビを出した方が爆発的な展開につながる場面…つまりゾンビシナジーと競合する場面が多々あって、出すタイミングが意外と難しかった。ゆえに、手札でダブつくなどしてアクションを制約されることがない少数採用のときが勝手がよかったのだと思います。



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最近のおすすめは「ボロス・ウィノータ」(モダン)2024/11/22更新

カード名をタップで詳細ページに飛びます。

メイン

クリーチャー

2 運命の大立者 ¥ 90
4 戦門のミミック ¥ 40
4 神憑く相棒 ¥ 70
2 ローハン王家の小姓、メリー ¥ 60
4 フェールス・ロキーリク将軍 ¥ 90
2 ローハンの王、セオデン ¥ 40
4 軍団のまとめ役、ウィノータ ¥ 740
2 ローハンの軍団長、エオメル ¥ 70
1 恐れを知らぬ騎士、エオウィン ¥ 90
1 栄光をもたらすもの ¥ 190

呪文

2 炎の斬りつけ ¥ 140
4 稲妻 ¥ 430
4 稲妻のらせん ¥ 160

土地

4 怒静の交錯 ¥ 70
4 戦場の鍛冶場 ¥ 260
2 断崖の避難所 ¥ 270
2 聖なる峰 ¥ 30
6
6 平地

サイドボード

1 ブレンタンの炉の世話人 ¥ 120
4 ヴェクの聖別者 ¥ 250
1 火の中へ投げ捨てる ¥ 170
1 乱動する渦 ¥ 310
2 引き裂き ¥ 50
1 墓掘りの檻 ¥ 530
1 魂標ランタン ¥ 110
1 エレヒの石 ¥ 120
1 減衰球 ¥ 260
2 ドラゴンの爪 ¥ 110

予算

メイン:¥9120
サイドボード:¥2940
合計:¥12060

参考価格はWisdom Guildのトリム平均を切り上げ(2023/7/23現在)


強力な除去体制を持ち、強力なトークン生成でゲームを優位に運ぶ《フェールス・ロキーリク将軍》と、パイオニアを出禁になった爆発力の《軍団のまとめ役、ウィノータ》を使った勝ち筋の太いミッドレンジです。
カードパワーで戦うことができる手堅さと、モダンらしいゲーム体験ができるので、最近はこちらのデッキをおすすめしています。


【格安モダン 予算¥12060】ボロス・ウィノータ

【格安モダン 予算¥12060】ボロス・ウィノータ

安くてそこそこ強いモダンデッキ「ボロス・ウィノータ」(参考価格¥12060)を組んで遊んだプレイレポートと、リストの解説記事です!




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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!