『深淵の邪襲』を改造しながら使い込んでみたプレイレポート&おすすめ安価改造案【改造予算+6390円】


こんな内容の記事です!
  • デュエルマスターズ構築済みデッキ『深淵の邪襲』の安価改造プランの紹介です。
  • 《漆黒の深淵 ジャシン帝》など高額カードを採用しておらず、控えめな予算で改造できます(改造予算+6390円)
  • 私自身が「深淵の邪襲」を発売日から改造しながら使い込んでおり、そのプレイレポートも兼ねた記事になっています。
  • 改造デッキリストの勝率は、店舗クラスのイベントでおよそ3割です(過去3か月の期間で13回参加、4回優勝。直近の参加イベントは2023/11/5の「ガチデュエバトル」、9人参加で準優勝でした。リストは3か月前から固定。)

『深淵の邪襲』を改造しながら遊んでいました

突然ですがクノッサさん…
このシルエット何か分かりますか?
本当に突然だな…
「上から見たプリン」か?
残念…!
正解はスーパーデッキ『深淵の邪襲』のパッケージでした!!
…。
商品陳列のために下の方が直線にカットされているんですよね。
そこに気づけたら分かったのではないでしょうか。
いや分からないだろ。
そこに気がついたとしても、普通はもっと別のものを疑うよ…
うーん…じゃあ横からのシルエットだったら簡単だったかな?
うーん…横から見るととんでもない形のパッケージだよな。
でっかい厚紙にデッキの入った箱を貼り付けたハリボテですからね。
この厚紙すごくじゃま…
ま、まあ…商品が目立つのは良いことだしな…!!
目立って売れることも大切ですからね。
クジャクの生存戦略をマーケットに取り入れる手腕には驚かされます。
言いたい放題だな。




結局このシルエットクイズは何だったんだ…?
実は『深淵の邪襲』を発売日に買って、それ以降ずっと改造しながら使っていたのですが…
あぁ…なるほど。改造リストの話か。
ですです。
店舗クラスの小規模イベントではあるものの打率3割で優勝できてますし、よく仕上がったと思うのでリストを振り返っておこうかなって。

※過去3か月の期間で13回参加、4回優勝。直近の参加イベントは2023/11/5の「ガチデュエバトル」、9人参加で準優勝でした。

店舗とはいえ3割はすごいな。ただ、これ発売されたの半年前だからいまさら感もあるけど…





改造デッキリスト

カード名をタップで詳細ページに飛びます。

4 ド:ノラテップ ¥ 60
4 ブルーム=プルーフ ¥ 130
2 フォーク=フォック ¥ 50
4 邪龍 ジャブラッド ¥ 610
4 邪侵入 ¥ 430
4 ハンマ=ダンマ ¥ 60
1 深淵の三咆哮 バウワウジャ ¥ 160
3 深淵の壊炉 マーダン=ロウ ¥ 690
4 アビスベル=ジャシン帝 ¥ 100
2 絶望と反魂と滅殺の決断 ¥ 460
3 邪闘 シス ¥ 130
3 ドアノッカ=ノアドッカ /「…開けるか?」 ¥ 240
2 悪灯 トーチ=トートロット ¥ 70

合計金額:¥ 10060

※カードの参考価格はトレカカク2013/10/30掲載の平均価格を切り上げ。バージョンは最も安価なバージョンを参考にしました。


改造用パーツ

カード名をタップで詳細ページに飛びます。

2 ブルーム=プルーフ ¥ 130
4 邪侵入 ¥ 430
4 邪龍 ジャブラッド ¥ 610
2 深淵の壊炉 マーダン=ロウ ¥ 690
2 アビスベル=ジャシン帝 ¥ 100
3 邪闘 シス ¥ 130

合計金額:¥ 6390

※カードの参考価格はトレカカク2013/10/30掲載の平均価格を切り上げ。バージョンは最も安価なバージョンを参考にしました。


一時期ほどではないにせよ、やっぱり《邪龍 ジャブラッド》と《邪侵入》がちょっと値が張るな…
どうしてもこの2枚は外せませんからね…
ここは絶対外せないか。序盤の墓地肥やしの要でもあるしな。



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プレイ指針

基本的なコンセプト

墓地に大量のアビスクリーチャーをためて、《アビスベル=ジャシン帝》の効果で大量にアビスラッシュさせて押し切るミッドレンジデッキです。

アビスベル=ジャシン帝

闇文明 {4}
クリーチャー:アビスロイヤル 7000
  • ブロッカー
  • W・ブレイカー
  • 自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。
  • このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。
  • 自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

《アビスベル=ジャシン帝》は墓地のアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を付与し、さらにそのコストを2軽減します。

アビスラッシュ

「このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。」というキーワード能力。
この「アビスラッシュ」で墓地から大量のアビス・クリーチャーを場に出して、一気に相手を殴り切ってしまうのが今回のデッキ。アーキタイプとしては「黒単アビス」と呼ばれることが多いです。

《アビスベル=ジャシン帝》によるアビスラッシュは、細やかなアクションでゲームをコントロールしていくのにも有効。序~中盤戦は墓地のカードを小出しに使って盤面とリソースを管理しながら総攻撃への布石を打って行きます。
詳細な立ち回りやカードの使い方については、採用カード紹介の項で行います。



攻撃するタイミング

原則「3ターン目」と「ゲームを終わらせるための総攻撃時」以外は攻撃しません。

例外として、
  • アビスラッシュした《邪闘 シス》で捲って面展開しに行くとき
  • 《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》の攻撃時誘発を使うとき
にリスクを冒して攻撃することもあります。

「アポロ」など守りの薄い(シールド・トリガー等が少ないか質が低い)対面では序盤からガンガン攻めた方が勝てるなど、対面に合わせて立ち回りを変えることもあります。

逆に「邪王門」対面ではかなり過剰気味に打点を形成する必要がありますが、ジャストキルを狙っていない限り自然にそうなっていることが多い印象でした。



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変幻自在の一手、邪闘 シス

邪闘 シス

闇文明 {6}
クリーチャー:アビスキマイラ 9000
  • アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
  • W・ブレイカー
  • このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞ する。
  • このクリーチャーが攻撃する時、アビス・W・メクレイド5してもよい。(アビス・W・メクレイド5:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)

邪闘シスは『忍者乱舞』で登場したオーバーレア。


オーバーレアは現行デュエルマスターズの最高レアリティですが、その実ボックスに1枚確定で封入されているため希少度は低く、入手は非常に容易です。
(¥100程度で購入できます。ストレージに普通に落ちているお店も多いです。)



アビス・W・メクレイド5

このカードの最大の特徴は「アビス・W・メクレイド5」という珍しい能力。

通常の「メクレイド」が3枚めくって1枚使うのに対し、「W・メクレイド」は6枚めくって2枚使います。

アビス・W・メクレイド5

「自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く」というキーワード処理。
W・メクレイドは通常のメクレイドとちがって2枚使えることが売りの能力ですが、「3枚ではなく6枚めくれること」の方にも大きな価値があります。4枚投入してあるカードをW・メクレイドでめくる可能性はおよそ49%、2回に一度は狙ったカードが出る計算です。

メクレイドからめくりたい"当たり"のカードは1種類だけではありませんし、どうしても欲しいカードであれば同じ仕事を担えるカードとあわせて8枚積みにすることもできます(その場合79%で狙ったカードがめくれます)

よほど無理な構築をしていない限り、安定していい仕事ができるのが「W・メクレイド」の強みですね。


「5割で狙ったカードがめくれる」ので、W・メクレイドは構築段階で想定した通りに機能しやすいんですよね。
なるほど、見た目とは裏腹にそれほど運任せなギミックではないわけだ。
そうなんですよ!
W・メクレイドをもつ《邪闘シス》は、「デッキ構築の側でカスタムして技を覚えさせられるカード」という考え方もできるかなって…
うーん、それはどうだかなぁ…
本来《撃随医 スパイナー》が入るべきスロットを《ドアノッカ=ノアドッカ /「…開けるか?」》にしてあるのはそういう考えなんだろうし、そうするメリットもあるわけだから、一概に否定はできないけどな。
たしかにアビスは固定枠が多いので、意外と自由度が低いんですよね。
ドアノッカに限らず、《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》も《ハンマ=ダンマ》も《邪闘 シス》のために入れたつもりでしたが、一般的な構築の「黒単アビス」デッキにも入っているという…
これに関しては「テーマデッキだから」というのもあるだろうな。
普通とはちょっと別なコンセプトのデッキを組んでいるとしても、テーマデッキの狭いプールからプレイアブルな性能のカードをピックしていくと、どうしても見慣れた面々がリストに入ってくる。



逆転負け対策としてのメクレイド

総攻撃時のメクレイドは「攻めきれなかった返しのターンで逆転負けしないこと」を意識してカードを使います。

メクレイドから優先的に召喚するのは《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》です。クリーチャー限定ではありますが、登場時誘発でピーピングハンデスできます。

深淵の壊炉 マーダン=ロウ

闇文明 {4}
クリーチャー:アビスロイヤル 4000
  • スレイヤー
  • このクリーチャーが出た時、相手の手札を見てクリーチャーを1体選び、捨てさせる。
  • シビルカウント3:このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、相手の墓地にあるカードを1枚選んでもよい。そのカードの、出た時にトリガーする能力を、自分が1つ使ってもよい。その後、相手はそのカードを山札の下に置く。

相手の手札からゲームエンド級のクリーチャーを抜いておけば、返しのターンで逆転負けするリスクを大きく軽減できます。

マーダン=ロウがめくれなかった場合には、ブロッカーである《アビスベル=ジャシン帝》《深淵の三咆哮 バウワウジャ》を立てておくこともあります。

後は盤面を荒らすために除去札の《ハンマ=ダンマ》《「…開けるか?」》を使うのが専ら。当然ではありますが、相手の打点数を削っておくことも逆転負けのリスクを軽減します。

踏み倒しの多い対面であれば《ブルーム=プルーフ》を立てることもあります。



盤面を作るためのメクレイド

序盤に《アビスベル=ジャシン帝》を立てられなかったか、ジャシン帝が除去を耐えられなかった場合に、自前のアビスラッシュで出してW・メクレイドで盤面を作りに行くことがあります。

6枚めくれば5割でジャシン帝が見つかりますし、そうでなくても《邪龍 ジャブラッド》が捲れれば打点数を確保しつつ、それらを除去体制で守って次ターンに決めきることができます。

決着の見込めないターンに2ブレイクするリスクは大きいので積極的に取りたいオプションではありませんが、他に勝ち筋が無ければやりますし、その結果勝った試合も多くありました。

《絶望と反魂と滅殺の決断》も墓地からキャストできるカードであり、《邪闘 シス》と同じくクリーチャーを2体立てることもできますが、シスは「墓地に見えていないカードをめくることができる」「-∞パワー修正による確定除去」の2点で差別化できています。
両方採用しているので状況に応じて使い分けることになります。(基本的には《絶望と反魂と滅殺の決断》の方がクセが小さくて使いやすいので、ジャシン帝が場にいなければ《絶望と反魂と滅殺の決断》を優先することが多いのです)

絶望と反魂と滅殺の決断

闇文明 {5}
呪文
  • この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
  • 次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
  • 相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
  • コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。
  • 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。



墓地を経由しない面展開

《若き大長老 アプル》のある状況ではアプルのロックを回避する為に《邪闘 シス》を手札から素出ししてアプルを除去し、次のターンにそのまま普通に殴りにいくこともありました。

若き大長老 アプル

自然文明 {2}
クリーチャー:グランセクト 3000
  • G・ストライク
  • ガードマン
  • 相手のカードは、墓地またはマナゾーンを離れない。
  • 相手は、墓地またはマナゾーンから呪文を唱えられない。

2体目のアプルを立てられてもメクレイドは阻まれず、そのメクレイドから除去をめくって2体目のアプルを処理できるので、対アプルではかなり有効な立ち回りでした。

ただし、現在では手札から召喚することはありません。墓地から出せない《邪闘 シス》のバリューは低いので、基本的に手札の《邪闘 シス》はマナに埋めます。


「サガループ」全盛期はアプルまみれでしたからね…

サガループ

同名カード2枚でループするありえないコンボデッキ。
《絶望神サガ》で《絶望神 サガ》をリアニメイトするコンボで、無限に山札を墓地に送っていき、ライブラリアウト寸前のところで大量の墓地を活かしてフィニッシャーをリアニメイトする。
詳しくはこちらから(wiki)
アビスはサガループと同じく墓地活用のデッキだから、アプルにめちゃくちゃ邪魔されて肩身が狭かったんだよな。
そうなんですよね…
当時は色んなデッキからアプルが出てくるし…だからアビスラッシュだけじゃなくてメクレイドからも展開できたのは頼もしかったです。



耐性を貫通する除去

スター進化、EXライフのような除去耐性持ちを登場時誘発で一撃で除去することができます。

守りが堅く、処理できなければ挽回が困難になってしまう《砕慄接続 グレイトフル・ベン》や《零獄接続王 ロマノグリラ0世》のような大型ディスペクターを簡単に処理できるのは心強かったです。

ベンに1枚で対処できるのは便利だな。
ですね!パワーもコストも高いロマノグリラ0世も射程圏内ですし…!



あえて最初に攻撃しない立ち回り

シールドトリガーなどからブロッカーが出てくる対面では最初に攻撃せず、2~3番手で攻撃することがあります。

トリガーから出てきたブロッカーをメクレイドでめくった除去札で潰しながら攻撃することができるためです。

最近はあまり見ませんが、トリガーで出た《霊宝 ヒャクメ-4》を潰しながら攻撃できるのは便利でしたね。
アレを場に残したまま相手にターンが渡ってしまうと恐ろしいことになるからな…



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採用カード紹介(構築済みデッキ収録カード)

フォーク=フォック

闇文明 {3}
クリーチャー:アビスロイヤル 4000
  • このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、アビスを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。

構築済みに3枚収録/デッキに2枚採用

ターン終了時誘発の《フットレス=トレース》や《レター=ジェンゲガー》とはちがって、登場時誘発ですぐに墓地と手札を増やせるのが強み。
最初期のアビスラッシュデッキでは、パーツを探すために素出し(ハードキャスト)されることもありましたが、GoA二弾以降は《アビスベル=ジャシン帝》によるアビスラッシュ付与で召喚するのが専らになったと感じています。

総攻撃前にジャシン帝能力でアビスラッシュして打点を1点増やしつつ、他にアビスラッシュしたいカードを探しに行くという使い方が専ら。

余剰マナでアビスラッシュし、《邪龍ジャブラッド》あるいは《アビスベル=ジャシン帝》の除去耐性を厚くする(攻撃せずターン終了時にライブラリボトムに帰らせる)という使い方をすることも少なからずありました。

邪龍 ジャブラッド

闇文明 {3}
タマシード/クリーチャー:アビスドラゴン/ACE 9000
  • W・ブレイカー
  • このタマシードが出た時、または自分のアビスが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。
  • 自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
  • 自分のアビスが離れる時、かわりにカードを4枚自分の墓地から選び、シャッフルして山札の下に置いてもよい。

墓地から手札に回収するのは、墓地対策クリーチャーに備えて《ドアノッカ=ノアドッカ /「…開けるか?」》《ハンマ=ダンマ》(いずれもクリーチャーを破壊する能力を持つ)、あるいはジャシン帝が除去されたときに備えて2体目のジャシン帝を取ることが多かったです。


まあ、流石にアビス最初期ほどは優先されるカードじゃなくなったけどさ、今でも器用で使い勝手の良いカードではあるよな。
ですね!
ジャシン帝で軽減すると1マナでアビスラッシュできますし。
そこなんだよな。1マナで山札3枚掘れるのは便利だ。
「3枚掘って強いのが出てきたら一気に打点をそろえて総攻撃、そうじゃなかったら次ターンに総攻撃するための準備に徹する」みたいな立ち回りもできるしな。



ドアノッカ=ノアドッカ

闇文明 {7}
クリーチャー:アビスロイヤル 4000
  • S・トリガー
  • このクリーチャーが出た時、次の能力を2回行う。
  • 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。 (パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

「…開けるか?」
闇文明 {2} 呪文
  • 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

構築済みに3枚収録/デッキに3枚採用

下面の呪文《…開けるか?》の使いやすさが魅力的なトリガークリーチャー。

序盤のメタクリーチャー除去にも便利ですし、《邪闘シス》のメクレイドで盤面を荒らしながら攻撃する選択肢が取りやすくなるのも便利でした。

シールド・トリガーとしては小粒の並びやすい「アナカラージャオウガ」「赤単我我我」には強い反面、「アポロ」にはまったく歯が立たないのがツラいところ。



深淵の三咆哮 バウワウジャ

闇文明 {4}
タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE 13000
  • このタマシードが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。
  • 自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
  • ブロッカー
  • T・ブレイカー
  • このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
  • 自分のターン中、このタマシードは破壊以外の方法で離れない。

構築済みに1枚収録/デッキに1枚採用

初期アビスデッキのエースクリーチャー。

最近はめっきり採用枚数が減りましたが、3打点の攻撃力、墓地肥やしによる実質的なリソース獲得、防御にも使えるという器用なカードで、1枚入れておけば中々に便利でした。

「自分のターン中、このタマシードは破壊以外の方法で離れない」除去耐性があるので、アビスラッシュで出してもターンの終了時に山札に戻りません。
(ジャシン帝付与の)アビスラッシュで場に出してそのままターンを送ることで「墓地を4枚肥やしつつ、ブロッカーを立てておく」というアクションを取ることもできます。

登場時誘発の4枚墓地肥やしも地味に便利で、次にアビスラッシュさせるクリーチャーを墓地に落としたり、《邪龍 ジャブラッド》の除去体制を一回分補給したりと痒い所に手が届くテキストだと感じました。

ただ、アビスにとっては4マナと3打点が意外と大味で、2枚採用だと動きが詰まったり、3打点もいらないので出す機会がないということが頻発したので1枚採用にしています。


「シビルカウント4」がアビスではそれほど厳しい制約じゃないからさ、マジで4マナT・ブレイカー、ブロッカー、バウンス耐性、攻撃時除去のバケモノなんだよな。
そうなんですよね。ただ、4マナ払って素出し(ハードキャスト)したり、《邪侵入》から立てるにはちょっと心許ない性能なので、そこでバランスはとれているのかな…?
そこなんだよな。アビスのカードプールが充実しすぎて、もっと素出しのバリューが大きいクリーチャーに枠を取られがちなんだよな。
まぁ、これは平均的なカードパワーが急上昇したアビス特有な事情でもあるんだが…
ですね、他のアビスが強いから抜けたのであれば、別にこのカード自体が弱いわけではないですからね。
だな、今使ってもなんだかんだやっぱり強いし。



ド:ノラテップ

闇文明 {2}
クリーチャー:ノワールアビス 1000
  • スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
  • 各ターンに一度、自分のアビスを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

構築済みに4枚収録/デッキに4枚採用

各ターンに一度、アビスのコストを1軽減できるクリーチャー。

《アビスベル=ジャシン帝》《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》を3ターン目に着地させるのが主な役割。
環境がさらに一段高速化したのでジャシン帝やマーダン=ロウをなるべく3ターン目に着地させたいのですが、序盤に《邪侵入》を引けるとは限りません。《邪侵入》を引けなかった際のサブプランとして《ド:ノラテップ》を用意しました。

(先手3ターン目に《邪侵入》を引いている確率は42%、後手3ターン目は65%)

このカードにまつわる小業ですが(小業という程のものでもないかもですが)、
  • ジャシン帝能力で《ド:ノラテップ》を1マナ支払ってアビスラッシュ→
  • 《ド:ノラテップ》能力起動で次のアビスのコストを軽減→
  • 4マナアビスを1マナ支払ってアビスラッシュ
の流れで、実質的に0マナで1打点(ド:ノラテップ)を用意することができます。

低コストであり、登場時誘発もない(ドローや墓地肥やしで山札を減らさない)ので、ジャシン帝能力でアビスラッシュさせ、ターン終了時誘発でそのまま山札の下に送って山札の残枚数を調整する使い方もできます。

最近はあまり見ませんが、《ジョーカーズの心絵》採用の「ライオネル.Star」の耐久力が高く、しかもアビスラッシュで展開したクリーチャーをシールドに閉じ込められてしまうため、ライブラリアウトが恐い対面でした。
苦し紛れに《ド:ノラテップ》を山札に送って耐えながら、どうにか押し切ったゲームが何度かありました。


地味にスレイヤー持ちなのが強いんだよな。
ジャシン帝も強力なコスト軽減を持っている関係で《ド:ノラテップ》のコスト軽減は中盤以降に腐ってしまうことが多いのですが、そうなったらスレイヤーで盤面 を荒らしに行けますからね。
まぁ、今のデュエマで相手クリーチャーが隙を見せることはそう多くないんだけど、不意に活きることがあるよな。
あとは地味に《邪闘 シス》を5ターン目にアビスラッシュさせられるのも良いですね。
アレ、普通に6マナでアビスラッシュさせるとすごく弱いけど、5マナだとそう悪くないんだよな。
《絶望と反魂と滅殺の決断》(ダークネス)と同じマナコストで、やっていることも近いですからね。
登場時誘発でマイナス除去できるし、メクレイドで除去札をめくって二面除去・三面除去もあるしな。当然クリーチャーも並ぶし、マーダン=ロウをめくったらハンデスまでできる。
6ターン目には流石にゲームを決めたいから、6ターン目にやるには冗長すぎたんだけど、そこに《ド:ノラテップ》がそこそこ良い感じにハマってる感じか。
ですね。
ここでも《ド:ノラテップ》が役割を持てているので、デッキから抜かずに残しておくバリューは大きいなと思いました。



悪灯 トーチ=トートロット

闇文明 {7}
クリーチャー:アビスロイヤル 5000
  • S・トリガー
  • ブロッカー
  • このクリーチャーが出た時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。
  • シビルカウント3:このクリーチャーが出た時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、相手は自身のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選んで破壊する。
  • このクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。

構築済みに2枚収録/デッキに2枚採用

布告除去(相手が選ぶ除去)+ブロッカーということで、このデッキの中では《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を耐え得る数少ないシールド・トリガーです。

超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン

火文明 {6}
クリーチャー:フェニックス 15000
  • 究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
  • 侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
  • T・ブレイカー
  • 相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
  • メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。

アポロ(アポロバイク)

たった一撃でシールドをすべてブレイクしてそのままダイレクトアタックするありえない速攻デッキ。
詳細はこちら(wiki)
逆に言えば、このカードくらいしかアポロにまともに対応できないため、最速アポロヌスに対しては「先手番を取って《ブルーム=プルーフ》を《邪龍 ジャブラッド》で固めておく」ができなければほぼほぼ負けます。

それも《禁断の轟速 レッドゾーンX》ないしは《禁断の轟速 ブラックゾーン》を絡めた動きでいなされてしまうので、わずかな時間稼ぎにしかなりません。やっぱり相手の回りが良ければ負けます。

アポロヌス対面を考えればやはり《撃髄医 スパイナー》の方が良いでしょうね。

撃髄医 スパイナー

闇文明 {9}
カードタイプ:種族 5000
  • スーパー・S・トリガー(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーに能力を与える)
  • このクリーチャーが出た時、次の能力を3回行う。
  • 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
  • このクリーチャーが出た時、コスト4以下のクリーチャーを好きな数、自分の墓地から出す。

とはいえ、アビスであること、対象を絞りやすい布告除去持ちであることは便利で、このカードにはこのカードの強さがあったりします。

稀なことではありますが、ジャストダイバーなど「選ばれない」能力を持ったクリーチャーに対して、ジャシン帝能力でアビスラッシュして布告除去を当てることもありました。



絶望と反魂と滅殺の決断

闇文明 {5}
呪文
  • この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
  • 次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
  • 相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
  • コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。
  • 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

構築済みに2枚収録/デッキに2枚採用

デュエマ版のコマンド呪文である「決断サイクル」の1枚。

墓地からも唱えることができるため、墓地肥やしの豊富なアビスデッキと好相性です。

「コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。」モードを2回選択し、《アビスベル=ジャシン帝》と何か他のアビスクリーチャーをリアニメイトするのが主な役割

ジャシン帝が除去されてしまった際、あるいは手札が無くなってしまった際に、墓地からの立て直し手段として使っています。

稀ではありますが、「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。」を2回選択して相手の手札を枯らすこともあります。

《絶望神サガ》全盛期では、《若き大長老 アプル》を除去するために「相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。」のモードも頻繁に選択していました。
(アプルは墓地からの呪文詠唱も禁じるため、手札から唱える必要がある)

しかしその《絶望神サガ》が弱体化したこともあって、ここしばらくのメタゲームは墓地対策がゆるく、「《ハンマ=ダンマ》などをアビスラッシュさせて除去」がやりやすいので-4000のモードは使っていません。



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改造パーツ紹介

邪侵入

闇文明 {3}
呪文
  • シビルカウント2:この呪文が自分のシールドゾーンにあり、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計2つ以上あれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。
  • 自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、コスト4以下のアビスを1枚、自分の墓地から出す。

4枚採用

現在のアビスラッシュデッキでほとんど必須のカードです。

序盤の墓地肥やしと《アビスベル=ジャシン帝》の早期着地の両方を1枚でこなせます。

《邪侵入》から《アビスベル=ジャシン帝》が着地すると、(その時点で墓地が3枚以上あるので)4ターン目からガンガン「アビラッシュ」していくことができます。《邪侵入》からジャシン帝を出さなかった場合と比べて、ゲームの展開が1~2ターン分早くなります。

ジャシン帝が墓地に落ちなかった場合には、《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》をリアニメイトするのが定石。2ターン目にクリーチャーを出していた場合は《邪龍 ジャブラッド》を優先することもあります。

「アナカラージャオウガ」「マジック」「ケンジ」など踏み倒しを多用する対面では《ブルーム=プルーフ》を出すのも有効です。

《アビスベル=ジャシン帝》をリアニメイトするのが基本なんだけど、それができなかったときに何を出すかが深いカードだよな。
ですね。ジャシン帝を出せないと遅いゲームプランになっちゃうので、時間を稼ぎつつどのタイミングでジャシン帝を出しに行くかまで見据えてリアニメイトするクリーチャーを考えないとですからね…
《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》を出すことが多いと思うんだけど、そのマーダン=ロウのシビルカウントをどう使うかも考えないとだしな。
状況次第では《ド:ノラテップ》を出すのが強かったりしますしね。何となく経験で使っていましたが、しっかり盤面と対面を見ていないと使いこなせないカードなのかもしれませんね…



邪龍 ジャブラッド

闇文明 {3}
タマシード/クリーチャー:アビスドラゴン/ACE 9000
  • W・ブレイカー
  • このタマシードが出た時、または自分のアビスが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。
  • 自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
  • 自分のアビスが離れる時、かわりにカードを4枚自分の墓地から選び、シャッフルして山札の下に置いてもよい。

4枚採用

これまた必須級なアビス。

「墓地4枚をライブラリボトムに送ることで、一度除去を耐える」という除去体制を味方アビス全員に付与するタマシード・クリーチャー。

《アビスベル=ジャシン帝》でアビスラッシュさせると1マナ2打点になるのが魅力。終盤にアビスラッシュさせて、味方に除去耐性を付与しながら一気に詰め切ります。
  • 2ターン目に《ブルーム=プルーフ》を召喚
  • 3ターン目に《邪龍 ジャブラッド》を召喚、そのまま《ブルーム=プルーフ》で攻撃
の流れで墓地が5枚になり(《ブルーム=プルーフ》登場時誘発で1枚+《邪龍 ジャブラッド》登場時誘発で2枚+《邪龍 ジャブラッド》攻撃時誘発で2枚)、《ブルーム=プルーフ》に一回分の除去耐性を付けることができます。

踏み倒しメタクリーチャーに除去体制が付くと一気にロングゲームしやすくなるので、積極的に狙っていきたい動きです。

2ターン目《ド:ノラテップ》から入った場合も同様に動きます。その場合は序盤の墓地肥やしとしての意味合いが強いです。

場のタマシード、クリーチャーの数が4未満だとクリーチャーではなくなる(クリーチャー除去を受けなくなる)ので、除去体制にもすぐれます。アビスラッシュによる山札への帰還、相手クリーチャーとの相討ちを利用して、頭数を調整することで殴り返されないように立ち回ることもできます。
(この相討ちが狙いやすい点でもスレイヤー持ちの《ド:ノラテップ》や《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》が便利だったりします)


山札回復に使えるのもえらいよな。
ですね。この山札回復もテクニカルで、基本は《邪侵入》とか墓地にあっても使わないカードを山札に戻すんですけど…
まぁ、そうだろうな。
山札が薄ければ《ハンマ=ダンマ》とか《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》その他ブロッカーとかを戻すこともあります。
…?有効牌を山札に送るのは悪手じゃないのか?
山札が薄くなっていれば、山札に戻したカードを《邪闘 シス》のW・メクレイドでそのまま使えたりしますからね。
あぁ…なるほど。シスのメクレイドとの相性もいいのか…!
確実に使いたければ《邪龍 ジャブラッド》の攻撃時誘発でトップ2枚を削ってもいいしな。
なので、山札が薄い時の除去耐性の使い方はすごく難しいです。
何を墓地に残すのかシビアに考える必要が出てきますからね…



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今からアビスをはじめるなら『深淵の邪襲』がおすすめ…だけど

というわけで『深淵の邪襲』改造リストの話でした…!
長かった。思ったより語ること多いな、このゲーム。
現代デュエマは無尽蔵な選択肢を捌いていくゲームですからね。
たしかにゲームが提示してくる選択肢は膨大だし、カード1枚でできることも膨大にあるから、ひとつひとつ拾ってたらキリがないな。
ですね。殊にアビスは立ち回りの自由度が高いですし。
だからこそ、勝てなかったマッチアップでも立ち回りを変えれば劇的に勝てるようになったりするのですが…
そこがアビスの楽しいところだよな。
じっくりと「デュエマ」っていうゲームを攻略していく楽しみがある。
そんなアビスの有力カードをまとめて入手できちゃうのが『深淵の邪襲』ですよ…!
《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》とか《ブルーム=プルーフ》の収録はうれしいよな。枚数が全然足りてないけど。
とはいえ、一応デッキの形にはなっているから、少しずつ育てながら遊べるのは良い。
《深淵の三咆哮 バウワウジャ》とか《ドアノッカ=ノアドッカ / 「…開けるか?」》《絶望と反魂と滅殺の決断》も最近はあまり見ないカードですが、普通に強くてまだまだ使えますからね。特に《絶望と反魂と滅殺の決断》はdouzen先生の描きおろしイラストが素敵です…!
ああ、これ本当に良いよな。



今デュエマをはじめたいなら…

ただ、今デュエマを始めたいのであれば、買うべきなのは『深淵の邪襲』じゃないですね。
あぁ…今月中旬に来るからな、『開発部セレクションデッキ』が。

開発部セレクションデッキ

「今すぐ実践的な内容でデュエマを始められる構築済みデッキ!」を謳う構築済みデッキのシリーズ。この手の製品にしては珍しく本当に構築のレベルが高い。デッキケースもついているのでスリーブさえ用意すればすぐに遊べる。かつてのスーパーデッキシリーズ同様に銀ホイルのフレームになっているのも特徴。
そうなんですよ…!
発売10日前なのに収録内容が判明していませんが、それでも『開発部セレクションデッキ』は強いです!たぶん!!
プレイヤーの大半は強いデッキだと断じているよな。まだ中身もわかっていないのに…
これまで築き上げた信頼の賜物か。
これまでの発売された4製品、全部強かったですからね。
想定するメタゲームは古いかもしれませんが、しっかりとテストプレイしてデッキリストを煮詰めてから製造しているのでしょう。
パーツ取り用と揶揄された『7軸ガチロボ』ですら普通に強かったからな。

7軸ガチロボ

登場時と攻撃時にライブラリトップ3枚をめくり、それらすべてが同マナコストのクリーチャーであれば全部出す《ガチャンコ・ガチロボ》を使ったコンボデッキ。「7軸」と呼ばれるタイプはガチロボ以外のすべてのカードが7マナで構成されている。
高額カードの《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》の収録枚数を1枚に渋った代わりに、《DOOOPPLER・マクーレ》と《R.S.F.K. / オールイン・チャージャー》をそれぞれ4枚収録して、ガチロボからら迅速にゲームエンドできる構築にしてあったんですよね。
開発側の構築技術が光るデッキでした。
『開発部セレクションデッキ』は、メタゲームで活躍しているアーキタイプをベースにしてあるんだけど、コピーデッキじゃなくて開発者の独自なカスタムになってるんだよな。高額カードの再録を控えるためにそうしてあるんだろうが、それなのにしっかり強いのも面白くてな。
製品が「プレイヤーの集合知に太刀打ちできるくらい、ゲーム開発者サイドの理解が深い」というメッセージにもなっていて、デッキリスト自体にエンタメ性がありますよね。
だな。今回のデッキリストもたのしみだ…
そんな『開発部セレクションデッキ』は11月18日発売です…!
ただ、今急いで予約しなくても、リスト判明後でも大丈夫だと思います。
たくさん製造されて、たくさん流通するし、店頭から無くなっても分納か何かで一度は復活するからな。
ですです。お店で買えます。予約はより確実に入手したい方向けですね。




ここまでお付き合いありがとうございました!
デュエマ興味がある人はいっしょに『開発部セレクションデッキ』買いましょう…!
それでは、またの記事で…!!
今回は激推しするなぁ…
まぁ気持ちは分かるけどさ。それじゃあ、またな…!



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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!