「火水覇道」の目玉カード《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》ってどんなカード??


こんな内容の記事です!
  • 開発部セレクションデッキ 「火水覇道」で再録される《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》の解説・まとめです!!
  • カードに関する各種情報や相場価格、カードの特徴についてまとめてあります!
  • 《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》のどこが強いのか、何が優秀なのかについての説明もあります。

カードの基本情報

切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー

タイプ クリーチャー
文明 水/火/自然
パワー 5000+
コスト 5
種族 アウトレイジ・ドラゴン/ヒューマノイド
テキスト

マッハファイター
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。こうして見せたカードが火または自然なら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
革命0:自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーのパワーを +10000し、「スピードアタッカー」と「T・ブレイカー」を与える。


収録セット
シングル参考価格
バリエーション
SWIPE



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万能チェンジ元のドラゴン!!

《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》は、水/火/自然3色で5コストのドラゴン。

現状の革命チェンジクリーチャーは、《蒼き覚醒 ドギラゴンX》を除きすべて友好色、そしてその《蒼き覚醒 ドギラゴンX》も水文明を含みます。

そのため、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》は2022/5/15現在、全ての革命チェンジクリーチャーのチェンジ元になることが可能です。 もちろんキーワード能力「マッハファイター」を持つため、召喚したターンにすぐ革命チェンジを行えます。

SWIPE

マッハファイター

「マッハファイター」を持つクリーチャーはバトルゾーンに出たターン、召喚酔いや攻撃対象のタップ・アンタップ状態にかかわらず、相手クリーチャーを攻撃することができる。


この種族、コスト、文明の組み合わせが絶妙さも、このカードの強さを支える重要な要素になっています。



単純に召喚酔いしない万能チェンジ元というだけで余りある性能なんだよな。
それだけじゃなくて、他の能力も優秀なのがこのカードの恐ろしいところなんですよね。
Vaultに「イーヴィルヒート(の失敗)から学習したのが非コマンドにした程度」という評価があって、笑ってしまったな。全くもってその通りだし、レビュアーとしてセンス抜群だよな。





《ドンドン吸い込むナウ》内蔵、普通に高性能すぎるテキスト!!

この《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》、エピソード期に一世を風靡した人気シールドトリガー《ドンドン吸い込むナウ》と同様の登場時能力を持っています。


《ドンドン吸い込むナウ》のように、ほしいカードを山札から探しながら相手のクリーチャーを除去するという運用をしても普通に強いのですが、このカードは革命チェンジとも相性良好なわけで…

革命チェンジの天敵である踏み倒し対策クリーチャーを(踏み倒しメタ)を除去しつつ、革命チェンジを持ったクリーチャーを山札から手札に加え、そのまま攻撃して革命チェンジを行うという芸当までできてしまいます。

踏み倒しメタ

カードの能力・効果によってクリーチャーをコストを支払わずに場に出すことへの対策となるカードのこと。あるいはそうしたカードが持つ対策能力・効果のこと。

種族や文明、コストの噛みあいだけでも十分強力なのに、そこへ能力まで綺麗に噛みあっているのが《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》というカードなのです。

また、出来る状況はかなり限定されるでしょうが、バウンス効果で自身をバウンスすることで「山札の上5枚からカード探す」能力をもう一度使用する…という運用も可能です。
《ドンドン吸い込むナウ》の頃も、「あえて《ドンドン吸い込むナウ》から《ドンドン吸い込むナウ》を手札に持ってくる」という運用がなされることがありましたが、自身で自身を使いまわすのは《ドンドン吸い込むナウ》にはできなかった芸当

ただのサーチカードとしてみても目を見張るものがあります。



バウンスするのは自身のクリーチャーでもいいので、場に残った《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《時の法皇 ミラダンテXII》を回収して強力な「ファイナル革命」を使いまわす…なんてことも出来ちゃうんですよね。
《時の法皇 ミラダンテXII》とか、使いまわせちゃダメなカードだと思うんだけどなぁ…
あとは、チェンジをせずに「マッハファイター」とバウンスでの2面除去ができるのも優秀ですね。
「マッハファイター」で《異端流し オニカマス》まで除去できるから、踏み倒しメタ対策としても隙が無いんだよな。





2段階の「革命」で逆転、意外と信頼できるシールドトリガー!

「革命2」でシールドトリガーが、「革命0」でスピードアタッカーになりスタッツが上昇する能力を有しています。

革命(能力)

自身のシールドが指定の枚数以下になった際に効果を発揮する能力。基本的に、0枚か2枚以下のときに効果が発揮される。

このうち「革命2」は見た目以上に強力で、残りシールドが5枚のときに3枚ブレイクされたとき、残りのシールドは2枚になるため、ブレイクされたシールドに《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》があればシールドトリガーとして召喚することができます。

序盤から3打点が飛び交う現代デュエマにおいては、思いのほかにこの「革命2」が活躍しやすく、防御札としても機能してくれます。



今までこのカードの強みを見てきましたが…
うーん、どこをどう取っても強い。
しかもその「強いところ」がお互いシナジーを形成して、ますます強くなってるんだよな…めちゃくちゃだろ、コレ。
しかもシールドトリガーとして防御札にもなるんですよね。 これが1枚だけとはいえ、構築済みデッキに収録されてるのは有難いですよね。
たしかにな…しかもイラストがタカヤマトシアキ先生の新規描き下ろしなのもうれしいところだな。
デュエマプレイヤーにはおなじみの人気絵師ですからね。


開発部セレクションデッキ 「火水覇道」

希望小売価格3,300円(税込)


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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!