マーク・ローズウォーターQ&A翻訳集【神河:輝ける世界】


こんな内容の記事です!
  • 『神河:輝ける世界』に関するマローのTumblr(Blogatog)上でのQ&Aを抜粋・翻訳した記事です!
  • Qが質問者、Aがマローによる返答になっています。
  • 前後に補足やコメントを加えてあります。
  • 翻訳はすべて私の試訳であり、かなり意訳されている部分があります



ナーガは蛇になる?

クリーチャー・タイプのアップデートで、すべてのナーガを蛇に変更するのってどう思いますか?
みんなはどう思う?

※コメント欄には肯定的な意見が相次いで寄せられていました。





ナーガが蛇になると部族デッキが組みやすくなる半面、爬虫類好きが困惑するかもな。
猫好きがレオニンとネコ科動物が同じ部族なのに困惑してますもんね…


部族デッキにレオニン入れたら強いけど入れたくないって悶々としてる猫好き多いよな。
でも、概ね好評っぽいから、本当にナーガが蛇になるかもです。
デッキも組みやすくなるし、WotCもサブタイプ管理しやすくなるしで、基本的にはいいことづくめですからね。


ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675310702307786752/how-would-you-feel-about-a-creature-type-update





反転カードについて

神河が両面カードとともに復活しましたし、反転カードが最後に登場して以来約1,771,561枚のカードが登場しましたが、依然新規の反転カードは登場していません。
この今の現状から思うに、昔の反転カードが再録されるときは、エラッタされた上で両面カードになるのではないかと思うのですがどうでしょうか?
機能的に変わってしまうので、それはありえないだろう。







そもそもなんで反転カードってこんなに再録されないんでしょうか…
いや、まぁ…再録されていることにはされてるんだが、ザ・リストだったり、アシェットの分冊百科事典に同梱だったりとイレギュラーな再録が多いな。
え、待ってください…!?
分冊百科事典って、あのデアゴスティーニとかの!?!?
そうだぞ、エキスパンションシンボルがペガサスで白枠なんだ。


そ、そんなものがあったんですね!?
まあそれはそうとして、なんで反転カードが再録されないかだよな。
これは結構シンプルな問題で…反転カードをタップしてみろ。
あ…タップするとどっちが上だったか分からなくなる??
そうなんだよな。タップはルール上、左でも右でもいいからな…
ドラフトで出てこないよう配慮した結果、ザ・リストなどでの再録になったんだろうな。


ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675267089309876224/now-that-kamigawas-making-a-return-with-dfcs-and



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サイクリングと魂力

サイクリングは基本的に魂力の亜種に過ぎないのでしょうか?
サイクリングは魂力の部分集合だ。







《記憶の宝珠》の魂力能力なんてサイクリングそのものだしな。



ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675266668819283968/so-is-cycle-basically-just-a-variant-of-channel





クリーチャー・エンチャントは常盤木になる?

エンチャント・クリーチャーがアーティファクト・クリーチャーと同様に常盤木メカニズムになるのはいつですか?
近々そうなってくれたらうれしいです!



※常盤木メカニズム(Evergreen)とは、あらゆるセットで常に登場するメカニズムのこと。
具体的には「速攻」や「トランプル」などがそれに当たります。

私はまだ「落葉樹」として扱っていくつもりだ。
エンチャント・テーマのないプレミア・セット(年4回リリースされる通常セットのこと)で、エンチャント・クリーチャーを出して行こうとは思ってるけどね。





テーロス以外のセットでも、ときどきクリーチャー・エンチャントがフィーチャーされるようになるとのことです!


ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675266582415540224/how-far-are-we-from-enchantment-creatures-being-as





メカニズム多すぎない?

友人と『神河:輝ける世界』について話していたら、1つのセットに詰め込み過ぎなんじゃないかと思えてきました。
装備品クリーチャー、裏面がクリーチャーの英雄譚、アーティファクトとエンチャント、あるいはアーティファクトとエンチャントの両方をコントロールしていることを条件にするカード、忍者、改善などなど、枚挙に暇がありません。
このセットにどれだけの数のアイデアやメカニズムを実装されることになるか、セットの計画がなされた当初、あなたがたは知っていましたか?
もし知らなかったとして、これだけのアイデアが出ると知っていたなら、アイデアを掘り下げるために2セットで作りたいと思ったのでしょうか?
1セットに収めるのは本当に大変だった。





うーん、イマイチ答えになってないというか…💦
答えに窮する状況があるのだと勘ぐってしまうな。
…と、言うと??
「テーマの詰め込みすぎ」は前回のイニストラードでも言われてたことだからな。
テーマを詰め込むことがWotCの今の方針なのかもしれない。
な、なるほど…
ある程度引き算をしておいた方がリミテッドが遊びやすいことはゲームデザイナー側も承知のことでしょうし…
下環境のプレイヤーへの訴求力を高めるために、あえて色んなコンセプトに触ってるのだと考えると合点がいく。


ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675336908938821633/my-friends-and-i-are-talking-about-kamigawa-and





大蛇人から足が無くなったメタ的理由

『神河:輝ける世界』の蛇に足がないのには、どんな「メタな」事情があったのでしょうか?
伝承という形で説明はされていますが、実際にそのような決定を下した理由を教えてください。

※大蛇人が足を失った理由については公式ストーリー記事にて説明されていました。



これまでの蛇(大蛇人)のデザインが気に入らなかったからだ。





バッサリ…
まぁ、旧神河ブロックの大蛇人って、蛇に見えなかったからな。
一目で蛇だと分かるデザインに変更したほうが、遊びやすさの観点でも健全ではある。




ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675336856451317760/whats-the-real-world-reason-snakes-dont-have



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グッジョブ、マロー!!

昨年、2022年のロードマップが発表されたとき、『神河:輝ける世界』には全く期待していませんでした。
ですが今は、『神河:輝ける世界』のありとあらゆる要素に対して感銘を受けています。
素晴らしいプレビュー・シーズンで、これらの新しいカードを統率者で遊びたいと思ってワクワクしています! このセットに注ぎ込まれた情熱と努力がヒシヒシと伝わります!
あなたとあなたのチームに賛辞を!!
あなたが楽しみにしてくれているようで何よりだ。
励みになる言葉をありがとう!





最近のマローの苦労が偲ばれるな…
がんばれマロー!負けるなマロー!!
WotCがハズブロ全体を支える感じになっちゃってるからなぁ…
上からの採算重視の注文が降ってくるのかもな…邪推だが。
ここ数年特殊な状況が続いてますからね。
会社としても収益を得て、体力をつけたいところなのかもしれません。


ソース

https://markrosewater.tumblr.com/post/675321010598379520/last-year-when-the-2022-road-map-was-announced



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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!