カジュアルフォーマット『ヘイブン』:オリジナルルールで遊んでみて欲しい記事!!


こんな内容の記事です!
  • オリジナルのフォーマット「ヘイブン」の遊び方を紹介する記事です!
  • 記事後半では、身内で遊んだ際に使ったデッキをサンプルとして掲載しています。
  • 普段遊ぶマジックとは全く別なルールで新鮮に遊ぶことができます。よかったら普段遊ぶ仲間と一緒にためしてみてくださいね…!!



はじめに:「ヘイブン」って?

ヘイブンは私が身内で遊んでいたオリジナルのフォーマットです。

(もっとなじみのある言い方をするならばハウスルールでしょうか)

ルールは次の項で詳しく説明しますが、MTGを15枚のカードで遊べるようにしたルールで、目まぐるしくゲームが展開するのが特徴です。

また、ルールから運要素をほとんど排除しているためゴリゴリの頭脳戦が楽しめるのも魅力。興味のある方はMTG仲間を誘って一緒に遊んでみてくださいね…!!


ひとたび判断を誤ったらすぐに負けてしまうスリルと、運要素がほとんど排された頭脳戦が特徴です。
手軽に遊べるようデザインしたつもりでしたが、実際は結構時間がかかってしまいます…





追加ルール

デッキは15枚で構築します(サイドボードなし)

  • 同名カードは1枚まで使用できます。(基本土地は何枚でも入れることができます)
  • 使用できるカードプールに制限はありません。
  • 《誘導記憶喪失》は禁止推奨です。

デッキに加えられるカードのコストの合計は30点まで

  • (X)は0コストとします。
  • (2/赤)など、無色2点と有色1点の混成マナ・シンボルは2コストとします。

デッキを全て手札に加えた状態でゲームを開始します

  • ゲーム開始時デッキのすべてのカードを手札に加えた状態で始めます。
  • 山札とドローステップは存在するので、山札にカードがあるときにはドローすることができます。

ライブラリアウトによる敗北はありません

  • ライブラリアウトだけでなく、ライブラリが無くなることによって誘発する効果はすべて無視されます。

土地でないカードも土地としてプレイできます

  • 手札にある土地でないカードを土地としてプレイできます。(土地としてプレイするカードは目印として上下逆にして場に置くことを推奨してます)
  • こうしてプレイした土地は、タップすると自身のマナコストに等しいマナを生み出す能力を持つ基本の土地になります。
  • 土地としてプレイされたクリーチャーはクリーチャーではなくなります。
  • 土地としてプレイされたカードは、サブタイプ、能力、クリーチャー以外のカードタイプを維持します。
  • (X)は0点として扱います。
  • 混成マナ・シンボルは、混成マナシンボルひとつにつき好きな方のマナを加えることができます。

先行1ターン目に呪文を唱えることはできない

  • 土地をプレイしたり、カードを土地としてプレイすること、あるいはサイクリングなどの起動型能力を使用することは可能です。
  • 先行プレイヤーだけでなく、後攻プレイヤーもまた先行プレイヤーの1ターン目に呪文を唱えることはできません。

アップキープ開始時に「リロード」という操作を行うことができます

  • 自身のターンのアップキープ開始時に「リロード」という操作を行うことができます。
  • 操作は以下のとおりです。
    6面ダイスを振り、出目に等しい点数のライフを失う。
    墓地と追放領域にある自身がオーナーのカードを山札に加えてシャッフルする。

その他のルールは、スタンダードなど通常のマジックと同じです



うーん、ややこしいな…これ。
最初はルールを見ながら、「間違えてもいいや」って感じで遊んでみてください。
一緒に遊ぶ仲間にも是非このページのURLを教えてあげてくださいね…!




ちょっとおさらい

ちょっとおさらいしておきます…!
  • デッキは15枚、コストの合計は30点になるように組む
  • デッキは全部初期手札にしてプレイする(ライブラリアウトはなし)
  • アップキープに墓地・追放領域を山札に加えてシャッフルする操作「リロード」がある(詳しくは上の項)
  • 土地でないカードも土地としてプレイできる
  • 先行1ターン目に呪文は唱えられない





サンプルリスト:グランワンショット

というわけで私が組んでみたリストがこちらです…!

リスト

※カード名をクリックでカードのデータベース(Scryfall)に飛びます

クリーチャー

1 石とぐろの海蛇
1 神話の超者
1 孤独な王、グラン
1 カルニのハイドラ

呪文

1 払拭
1 中略
1 卑下
1 対抗呪文
1 ひずみの一撃
1 巧みな回避
1 稲妻のすね当て
1 速足のブーツ

土地

1 ハイドラの巣
1 孤立した砂州
1 平穏な茂み



なるほど、ひとりで一撃20点を叩きだせる《孤独な王、グラン》で一撃で相手を倒すというデッキか。
そうです…!大量のマナを簡単に用意できちゃうこのフォーマットならではですね…!
なにか妨害手段を用意しておかないと、あっさりコンボを決められてしまうフォーマットでもあるわけでもあるわけか…
打ち消し呪文は採用しておきたいところです!
通常の数倍のスケールとスピード感で、妨害の応酬を繰り広げるわけだ。これは確かに面白いかもな。





サンプルリスト:イゼットバーン

あたしもデッキを組んでみたぞ。いつも通りバーンデッキだが、「ヘイブン」のルール上優遇されてるX火力が満載だ。

リスト

※カード名をクリックでカードのデータベース(Scryfall)に飛びます

クリーチャー

1 弾けるドレイク
1 湖のドラゴン
1 パルン、ニヴ=ミゼット

呪文

1 噴出の稲妻
1 稲妻
1 中略
1 卑下
1 対抗呪文
1 ウルザの激怒
1 溶岩の撃ち込み
1 火の玉
1 火口の爪
1 猛火
1 石の雨

土地

1 忘れられた洞窟



クリーチャーはみんなマナ用ですね。 マナを伸ばしてX火力で削るってかんじでしょうか?
そうそう!そんな感じだ! で、ライフを10点以下まで削れたら《ウルザの激怒》で確実に引導をわたすって感じだな。
シンプルながらも楽しそうです。「ヘイブン」だとフェアデッキもこんなに過激になるんですね…!
だな、あとは合計マナが30におさまるようにサイクリング土地を採用してみたぞ。お前がやっていたのを参考にさせてもらった。
「ヘイブン」だと、能力持ちの土地が合計30コストの制限を圧迫しない呪文として使えて便利なんですよね!





まとめ

というわけで、オリジナルフォーマットの紹介でした!!
みんなもやってみてくれよな!
新鮮なルールなので、気分転換にいいかもです…!
  • デッキは15枚、コストの合計は30点になるように組む
  • デッキは全部初期手札にしてプレイする(ライブラリアウトはなし)
  • アップキープに墓地・追放領域を山札に加えてシャッフルする操作「リロード」がある(詳しくは上の項)
  • 土地でないカードも土地としてプレイできる
  • 先行1ターン目に呪文は唱えられない



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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!