メインに猫30匹採用の「猫」デッキ!!!【カジュアルモダン / 予算¥5100】



本記事で紹介するデッキリストはカジュアルモダンデッキです。


本記事および本ブログのカードの参考価格は、特別の記載がないかぎりWisdomGuildのトリム平均価格を参考にしています。(本記事は2021/11/30のトリム平均価格を参照しています) カードを購入するショップによっては、参考価格と実際の販売価格が大きく異なる場合があります。


はじめに

ねこちゃーん!こーんにーちわー!
…。
ねこちゃーん、こっちむいてくださーい…!!
キシャー…!!!
ね、ねこちゃ…
ン゛ニ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!
(バリバリバリ)
ひーん…引っかかれてしまいました…
う、うわあ!?
血まみれじゃないかレイシル!?!?
スタスタスタ…
あーー!!??
ねこちゃんがクノッサさんの方に…
いや、今それどころじゃないだろ…お前の手当てをしないと…
んなーん…ゴロゴロゴロ
そんな…私には見向きもしなかったのに…
クノッサさんにはベッタリ甘えてますね…
…。
ひ、ひどい…!
クノッサさん私のねこちゃんを横取りするなんて…
野良猫に横取りもなにもあるものか…


-数日後-


ねこちゃーん!かわいいですねー!! (スリスリ)
…。
な、なにしてるんだ…レイシル…
何してるって猫(のデッキ)をかわいがってるんですよ?
いや…だから…あたしにはその行為が解せないんだよ…
なぜですか?ねこちゃん(のデッキ)は、気分屋じゃないですしひっかいたりしなくて可愛いですよ??
…。
スタスタスタ…んなーお!!
あ、あのときのねこちゃん!
またクノッサさんに甘えに来たんですね…!
おい!猫!!
…!?
お前のせいでレイシルがこわれてしまったぞ…!
レイシルにも甘えろよ!!!
…(ツーン)
はやくしろよ?
……!?!?
スタスタスタ…
ニャ…ニャーオ…ンニャーオ
あ、ねこちゃん…やっと私のもとに来てくれたんですね…!
ニャーオ!ニャーオ!!
でも、もういいんです… 私には新しいねこちゃん(のデッキ)がいますから…!
!?!?!?
もうお前たちで勝手にしてくれ。 あたしの知ったことではない。
…💦💦💦






ねこちゃんが大好きというあなた!大好きだけどそっぽをむかれちゃうあなた!!
かわいいねこちゃん(のデッキ)はどうですか?
部族デッキのリストはマニアックなカードが多くて、見ていて楽しいと思うぞ! かなりカジュアルなリストだから実際組むのはあまりおすすめできないがな…
こだわりポイントは4足歩行の猫のみを採用したことです…!
なるほど、「猫部族デッキにはレオニンを混ぜたくない」というこだわりのある人結構いるもんな。
そうなのです…!
ねこちゃんデッキを楽しんでいってくださいね。



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デッキリスト

メイン

クリーチャー

4 聖なる猫 ¥29
4 駐屯地の猫 ¥20
3 典雅な襲撃者 ¥79
4 羊毛鬣のライオン ¥77
4 青銅皮ライオン ¥53
4 猫の君主 ¥65
4 群れの王 ¥48
3 誇り猫 ¥22

呪文

2 精霊への挑戦 ¥70
2 カビーラの叩き伏せ ¥35
4 紆余曲折 ¥29

土地

4 平地
4 森
4 まばらな木立ち ¥166
3 手付かずの領土 ¥314
4 要塞化した村 ¥86
2 陽花弁の木立ち ¥293
1 鳥獣保護区 ¥66

サイドボード

1 孤児護り、カヒーラ [相棒] ¥79
4 灰色のレオトー ¥55
4 隔離する成長 ¥23
1 不敗の陣形 ¥69
1 断片化 ¥39
1 一斉検挙 ¥38
2 暴走の先導 ¥37
1 九つの命 ¥74

予算

メイン:¥4399
サイドボード:¥685
合計:¥5084

テストプレイ




STUDY HALL OF M:tGテストプレイのマニュアルはこちらから

記事の改良に伴ってデッキリストが変更された場合、テストプレイのリストと記事のリストが一時的に一致しない状態になることがあります。





猫を並べて猫ロードで強化!!


このリストで殊更目を惹くのは《群れの王》ではないでしょうか?
「モダンホライゾン」初出の猫ロードで、その修正値は脅威の+2/+1!!

1ターン目→2ターン目と順当に1体ずつ猫を並べていた場合、突然追加の打点が4点増えることになるのでダメージレースへの影響も絶大です…!

また、「二段攻撃」を持つ《典雅な襲撃者》は、ロードによる修正を2倍受けることができるため、2打点から一気に6打点にまで急成長します。

モダンホライゾン1ってこういう絶妙なカード多くていいですよね…!
《アンデッドの占い師》とか部族デッキをサポートしてくれるいぶし銀なカードが収録されてたのは良かったよな。



基本セット2021初出の《猫の君主》もまた猫ロード。

こちらは修正値は+1/+1と平凡なかわりに、猫による攻撃が相手プレイヤーにヒットするたびに相手のアーティファクトとエンチャントを破壊することができます
モダンには積極的に破壊したいエンチャントやアーティファクトが大量に存在するため、継続的にアーティファクトを破壊していける能力は頼もしい印象です。

また「プロテクション(犬)」を付与する能力も持っていますが、あまりにもピンポイントですし犬自体メジャーな種族ではないので、実質的なフレイバーテキストといった感じですね。

アーティファクトとエンチャント破壊は、飼い主へのいやがらせなのでしょうか?それともヤンチャしちゃった??
なぜかは分からないけど、猫って高いところからものを落としたがるよな…



イコリアで登場した相棒クリーチャー《孤児護り、カヒーラ》もロード能力をもっています

起動するのに3コストかかってしまいますが、サイドボードから猫ロードを調達できるのは案外強力。

また、カヒーラ自身もサブタイプに猫を持っているので、他の猫ロードからの恩恵を受けることができます。





高スタッツ2コスト猫でマウントを取っていけ!!


2コストでありながら3/3という恵まれたP/Tをもつ《羊毛鬣のライオン》と《青銅皮のライオン》もまたデッキの重要なパーツ。
これら2コスト猫はタフネスが高いので、味方猫ロードの強化を受ければ常に相手クリーチャーのP/Tを上回る状態で殴っていくこともできたりします。

また、これら猫はそれぞれ破壊不能に関する能力をもっており、とくに《羊毛鬣のライオン》は怪物化によってほぼ無敵の状態になれるので、終盤に余ったマナの受け皿としても優秀です。

マナの受け皿と言えば《聖なる猫》と《典雅な襲撃者》の「永遠」能力(ゾンビ化して墓地から戻ってくる能力)も魅力的です。

特に《典雅な襲撃者》は、「永遠」によってゾンビ化すると「4/4二段攻撃」という決定力抜群のスペックで帰ってくるので、相棒のカヒーラなどとあわせて終盤までマナを腐らせることなく戦えるリストになっています…!


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まとめ

うーん、ようするに「猫を並べて相手を殴る。手札が尽きたら他の領域から猫を連れてこれる。」というだけか…
シンプルでいいじゃないですか、ねこちゃんが可愛くて満足です!
ま、まぁ…良く言えばそうだな。
《群れの王》の+2/+1修正がデカくて、デッキがまわると妙に強かったりするんだよな。
ですね…!
これまで猫部族デッキにとっての大きな課題だった「猫ロード」が2019頃から急に出揃ってきたんですよね!
3コストのロードが揃ってきたとなると《集合した中隊》が有効なんだけどな。
特に《群れの王》、アレが《集合した中隊》から降ってきたらヤバいだろ。
《群れの王》だけでなく《猫の君主》も同時に出せたら+3/+2…普通にゲームエンド級ですね。
これほど相性抜群と分かってはいても…
1枚¥3000もする高額カードが、マナベース妥協しまくりのカジュアルデッキに入るわけもなく…
代わりに《紆余曲折》がフル搭載される…か。 お前の猫への愛はそんなものか、だから引っかかれるんじゃないか?
ぐすん…






というわけで猫ちゃんデッキでした…!
また次回お会いしましょう!
またな!



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プロフィール

らすとさば
TCGプレイヤーです。主にMTGを安くカジュアルに楽しむ記事を書いています!