【EDH向けカード集】ニコル・ボ―ラス関連カードを集めてみた
この記事は…
ニコル・ボーラスの統率者デッキを組むための、ボーラスに関連するカードリストです。 EDHを念頭に置いてあるため、ボーラスが描かれていても青でも黒でも赤でもないカードは含まれません。
ニコル・ボーラスの統率者デッキを組むための、ボーラスに関連するカードリストです。 EDHを念頭に置いてあるため、ボーラスが描かれていても青でも黒でも赤でもないカードは含まれません。
うーん、ボーラス「様」はドラゴンの中でも別格だなぁ
何を見ているのですか??
それは統率者デッキですね!
統率者はボーラスですか!!
お前もボーラス様を知っているのか!レイシル!
ええ!
ニコル・ボ―ラスと言えば、デュエマやパズドラのコラボで出たときに滅茶苦茶強くて、MTGじゃどのカードも弱いのに外に出たら強いんだってネタにさ…
(ムカッ…)
(プイ)
あ、でもボーラスはカリスマ性があっていいですよね!? マジック版ダース・ベイダーって感じで…!
なんだ、話が分かるじゃないか。 お前もボーラス「様」のマニアだったか…!
(機嫌がなおった…!)
そ、そうなんですよ…!クノッサさん…
それでは私はお暇しますね!このあと用事がありますので…
まあそうは言うなレイシル!!
折角おたがいが同志だと分かったんだ、用事をこなすのはアタシの統率デッキをみてからでも出来るさ!
え、え…
(どうしてこんなことに…)
ニコル・ボーラスって誰?
ニコル・ボーラスは1994年発売のセット『レジェンド』にて初めて登場したMTG最凶のヴィランのひとりです。 かつては神に等しい力を持っていましたが、「大修復」と呼ばれるドミナリアでの事件がきっかけで力の衰えと老化に悩まされるようになります。 かつてのものすごい力を取り戻したい…という望みをかなえるため、ボーラスは多元宇宙に混乱を振りまきながら計略を巡らせていきます。
彼に関するストーリーは、▶基本セット2019のストーリー「ボーラス年代記」で確認するのがおすすめです。 構造的かつ技巧的な筆致でボーラスのキャラクター性を描き出していくすばらしい作品になっています。
今回の記事ではボーラスをテーマに統率者デッキを組むことを念頭に、ボーラスに関係するカードを紹介していきます。
できるだけ多くのカードを紹介していきますが、アモンケットブロックにはニコル・ボーラス関連カードが極めて多く存在するため、使い勝手のよさそうなもののみピックアップしての紹介とさせていただきます。 アモンケットブロック以外で言及していないボーラス関連カードがあれば、十中八九漏れなのでお知らせいただけると幸いです。
また、グリクシスカラーでない(つまりボーラスの統率者デッキでは使用できない)カードは除外しています。
ひらたく言えば、「宇宙レベルの騒動を起こしながらアンチエイジングを目指すおじいちゃんドラゴン」ってところですね…!
レイシル、おまえー!!
ヒッ…
◆統率者(伝説のクリーチャー)
- ニコル・ボーラス
- 破滅の龍、ニコル・ボーラス
予算が許すなら《破滅の龍、ニコル・ボーラス》を使いたいけど、予算がタイトなら《ニコル・ボーラス》を使うのもありだぞ。
こっちは¥500くらいで買えるからな。
破滅の龍じゃない《ニコル・ボーラス》を統率者にする場合は、《稲妻のすね当て》《速足のブーツ》《ブーツ・オブ・スピード》などでボーラス様に速攻付与してキナ臭い奴に全ハンデスをお見舞いしてやろうな!!
こっちは¥500くらいで買えるからな。
◆ニコル・ボーラスのプレインズウォーカーカード
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス
- 欺瞞の主、ニコル・ボーラス
- 王神、ニコル・ボーラス
- 龍神、ニコル・ボーラス
短評
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》はパーマメントを指定しての除去が便利なのに対し、《王神、ニコル・ボーラス》は+2能力で他のプレイヤーのカードを使うことができる他、+1能力、-12能力が各対戦相手へと影響を及ぼすものなのでEDHで使うと楽しそうな印象です。《龍神、ニコル・ボーラス》も王神同様に+1能力で各プレイヤーに干渉できますが、奥義能力が即死能力なので一気にヘイトを集めてしまいそうです…
《欺瞞の主、ニコル・ボーラス》はプレインズウォーカーデッキ(初心者向けデッキ)に入ってたヤツですよね。
これは大変だった…
大変だった?…と言うと?
普通プレインズウォーカーデッキって全然人気ない商品なんだけど、ボーラス様のだけは別で飛ぶように売れてしまって…
ああ、なるほど!人気キャラですもんね…
ニッサのプレインズウォーカーデッキと抱き合わせで売られたり、プレミアム付きの値段になったりで入手困難だったんだ…
でも、このボーラスって弱いですよね?
ところがそうとも限らないんだ、プレインズウォーカーデッキのプレインズウォーカーって、そのカードをサーチする呪文が2枚同梱されてるだけど…
ああ!知ってます。確かテフェリーの場合、娘さんのカードがテフェリーをサーチできるんですよね!
そうそう!それで、ボーラス様の場合、そのサーチできる呪文が《ボーラスの肖像》というマナファクト(タップしてマナが出せるアーティファクト)だった。
マナファクトは統率者デッキ必須ですもんね!それでプレインズウォーカーカードサーチできるのは地味ながら便利ですね。
ああ、実質マナファクトが8コストの起動型能力を持ってるようなもんだからな。
◆ニコル・ボーラスがイラストに描かれているもの
- 最古再誕
- 綿密な分析(統率者2013ではないもの)
- 霰炎の責め苦
- 残酷な根本原理
- 破滅の刻
- 差し迫る破滅
- 命運の核心(ミスティカルアーカイブ版もボーラスのイラストになっている)
- 終局の始まり
- 悪への引き渡し
- 王神の立像
- 暴君の嘲笑
短評
《残酷な根本原理》はニコル・ボーラスを代表するような1枚ですが、プレイヤー1人にゲームセット級の一撃を打ち込むというものなので、統率者戦では色んな意味で使いづらさがあります。 一方《霰炎の責め苦》はコスパは悪いものの、マナの伸びる展開になることも多い統率者戦においてすべてのプレイヤーに特大の嫌がらせを食らわせることができ、ゲームが盛り上がる1枚と言えるでしょう。各々のプレイヤーにとって不要なものから順に削ぎ落していく良心的な側面も、統率者においては(ヘイト管理的な面で)使いやすさとなっています。もちろん無限マナからのフィニッシュ手段としても使用できます。
《命運の核心》は肝心のボーラスを巻き込まないリセッターとして使用できます。
シンプルに優秀なのは《破滅の刻》と《暴君の嘲笑》でしょうか
だな!この辺はどんな風に組んでも使えるからな。
あとは《綿密な分析》もEDHではかなり使えるぞ。フラッシュバックのドローは心強い。
あとは《綿密な分析》もEDHではかなり使えるぞ。フラッシュバックのドローは心強い。
なんというか、《最古再誕》はテーマデッキとして絶対採用したくなる魅力がありますね。
これで墓地に仕込んでおいたボーラスが出せると爽快だろうな!
◆ニコル・ボーラスが示唆されているもの(例えばトレードマークであるアーチ状の角が描かれているものなど)
- 適合の宝石
- アモンケットブロックのフルフレーム基本土地
- ヒエログリフの輝き
- 燃え殻のやせ地
- 王神の玉座
- ボーラスの占い師
- 予言により
- 信者の確信
- 焼けつく双陽
- マナリス(破滅の刻、M19)
- 王神の贈り物
- 生存者の野営地
- 都市侵略
- ボーラスの城塞
- 道迷い
さっき言っていた、《ボーラスの肖像》がありますね! あと同じアーティファクトの《適合の宝石》というのも気になります…!
《適合の宝石》…実は、ショックランドとかデュアルランドも持ってこれるんだよな。
ショックランド…う、うーん…
おまえ、ショックランドもまともに揃ってないからな… でも、単純に3色の土地を揃えつつライブラリを3枚圧縮できるだけで優秀かも知れないな。
確かにそうですね。 《ボーラスの占い師》《焼けつく双陽》も使い勝手がよさそうです!
背景ストーリー的につながりのあるもの
- ボーラスの工作員、テゼレット 策謀家テゼレット
- 狂乱のサルカン
- 破滅の刻で登場した改造された神三柱(蠍の神、蝗の神、スカラベの神)
- 至高の意志
- 大災厄
- 削剥
- 永遠衆にされたアモンケット神四柱(永遠神バントゥ、永遠神ケフネト)
- ゲートウォッチの敗北サイクル(ジェイスの敗北、リリアナの敗北、チャンドラの敗北)
- 永遠衆の墓所
- 古老の熟達
- ボーラスの奴隷
- ボーラスの信奉者
- 古呪
- 永遠神の投入
短評
《ボーラスの工作員、テゼレット》《策謀家テゼレット》《狂乱のサルカン》はボーラスに仕えるプレインズウォーカーです。
《策謀家テゼレット》はマナファクト生成能力が統率者戦において便利です。また、そもそも大量のマナファクトを使用する統率者戦においては、アーティファクトをクリーチャー化する奥義能力は非常に強力です。
破滅の刻で登場した三柱は、死亡時にライブラリトップに戻る能力を持っておりねばり強く戦えるのが強みです。
《蝗の神》はそれ自体が強統率者であることが知られている他、《蠍の神》は他のプレイヤーのクリーチャーが死ぬのに合わせて起動能力を使用することでドローできるため、設置型ドローソースとしても活躍できます。
ゲートウォッチの敗北サイクルは、アモンケットでの戦いにてゲートウォッチを蹂躙するニコル・ボーラスの台詞がフレイバーテキストとなっており、ヴィランのムードが抜群に漂います。これら敗北サイクルの弱点は、相手がその色のカードを使っていなければ効果がないところにありますが、大体4人ほどで対戦することの多い統率者では、敗北サイクルの呪文の対象に困らないことの方が多いのではないかと思います。
◆特殊なヴァージョンのカード
- 悪魔の教示者(ミスティカルアーカイブカード通常版)
- 暗黒の儀式(アモンケットマスターピース)
- 全知(破滅の刻マスターピース)
- 滅び(破滅の刻マスターピース)
- 血染めの月(破滅の刻マスターピース)
- 沸騰(破滅の刻マスターピース)
たまにはこうして好きなキャラについて語るのも悪くないな!
(ああ、日が暮れている…)
今日はお前のおかげで楽しかったぞ、レイシル!
え、ええ…クノッサさんが楽しければ私も幸いで…
む、もうすっかり日が暮れてしまってるな。
そ、そうなんですよクノッサさん…私もう行かないと…!
夜の街道を1人で帰るのか!?それは危ない。今晩はうちに泊まっていくといい。 なに、夜はMTGをするのには十分すぎるほど長いぞ…!まだまだ楽しもうじゃないか!
ふええ、どうしてこんなことに…!?
まとめ
というわけで、EDHで使えそうなボーラス関連カードを紹介したぞ。 ここでは紹介しきれなかったが、《アモンケット》《破滅の刻》や《灯争大戦》はボーラスに関連するカードの宝庫だから、このあたりからカードを探してくればデッキのボーラステーマの密度を上げることができるな!
Zzzzzzz…