【安くて強いカード】精霊への挑戦 ¥70
精霊への挑戦 (白)
インスタント
色を1色選ぶ。あなたがコントロールする白のクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(その選ばれた色)を得る。
¥:70 (Wisdom Guild トリム平均 2021/9/30)
使用可能フォーマット:パイオニア・モダン・レガシー・EDH 他
インスタント
色を1色選ぶ。あなたがコントロールする白のクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(その選ばれた色)を得る。
¥:70 (Wisdom Guild トリム平均 2021/9/30)
使用可能フォーマット:パイオニア・モダン・レガシー・EDH 他
白の味方全員を守ることができるインスタントです。
え、なんだこれ!?
強くないか!?
実際かなり強いです…!
プロテクション付与なので除去から味方を守るだけでなく、ブロックを回避しながら攻撃することもできます。
プロテクション付与なので除去から味方を守るだけでなく、ブロックを回避しながら攻撃することもできます。
まぁ、弱点があるとすれば…
プロテクションだから《神の怒り》や《滅び》みたいな全体除去を防げないことだな。
ぷろてくしょん…ってなんでしたっけ??
えっと、プロテクションは「呪禁」によく似た能力なんですが、ちょっと効果が複雑なんですよね…
- 702.16b プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、記述された性質を持つ呪文の対象にならず、記述された性質を持つ能力の発生源からの能力の対象にもならない。702.16c プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、記述された性質を持つオーラによってエンチャントされることもない。プロテクションを持つパーマネントについているその種のオーラは状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。
- 702.16d プロテクションを持つパーマネントは、記述された性質を持つ装備品を装備できず、記述された性質を持つ城砦で城砦化されない。そのような状況にある装備品や城砦は、状況起因処理でそのパーマネントからはずれるが、戦場に残る。
- 702.16e プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、記述された性質を持つダメージの発生源から受けるすべてのダメージを軽減する(ダメージを0点にする)。
- 702.16f プロテクションを持つ攻撃クリーチャーは、記述された性質を持つクリーチャーによってブロックされない。
状況起因処理は、特定の条件(以下に列記)を満たしたときに自動的に発生するゲームの処理のことで、スタックに乗らずに解決されます。
状況起因処理には、ライフが0になったプレイヤーの敗北、タフネスが0になるか致死ダメージを負ったクリーチャーの死亡があります。
?????
まぁ、押さえておきたいのは
「プロテクション赤」を持っているクリーチャーは
「プロテクション赤」を持っているクリーチャーは
- 赤の呪文によってえらばれない(対象にならない)
- 赤の呪文や赤のクリーチャーからダメージを受けない(軽減される)
- 赤のクリーチャーにブロックされない
プロテクション青なら青のカードから守られますし、黒なら黒のカードから守られます。
な、なるほど…ちょっと分かってきました。
相手が《神々の憤怒》を使って来たら、《精霊への挑戦》でプロテクション赤を付与したらいいんですね…!
相手が《神々の憤怒》を使って来たら、《精霊への挑戦》でプロテクション赤を付与したらいいんですね…!
そうです!そうです!
白クリーチャーにしか付与できないから汎用性は低いけど、その分白ウィニーを構築するインセンティブになってるとも考えられるな。
白単ウィニーの強すぎる防御呪文
モダンの白単ビートダウンデッキ(白単人間など)における採用例が多く見られます。採用枚数は基本的に4枚。
プロテクション付与のため除去呪文への対抗としてのみならず、相手クリーチャーをチャンプブロックする際に使えばこちらの被害を軽減できますし、ブロック回避によって相手のライフの削り切ってしまう攻撃的な用途にも使えるため、ゲーム中での汎用性は高いと思われます。
余談
本カード名の日本語訳「精霊への挑戦」は、違和感はあまりないものの誤訳になっています…といっても、《ダウスィーの精神ドリッパー》よりは俄然マシではありますが。
このカードの英名はBrave the Elements
Braveは、
Brave O で「Oに立ち向かう(挑戦する)、Oをものともしない」
The Elementsは、自然の厳しい力、自然の驚異を意味します。
…なので、正しい訳としては「悪天候への抗い」といったものが考えられます。
※英単語については、「英次郎:on the WEB」(https://eow.alc.co.jp/)を参考にしました。