【安くて強いカード】若き紅蓮術士¥150
若き紅蓮術士 (１)(赤)
クリーチャー：人間 / シャーマン
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を１つ唱えるたび、赤の1/1のエレメンタル・クリーチャー・トークンを１体生成する。
2/1
¥：150 （Wisdom Guild トリム平均 2021/9/28）
使用可能フォーマット：パイオニア・モダン・レガシー・EDH・ヒストリック 他
クリーチャー：人間 / シャーマン
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を１つ唱えるたび、赤の1/1のエレメンタル・クリーチャー・トークンを１体生成する。
2/1
¥：150 （Wisdom Guild トリム平均 2021/9/28）
使用可能フォーマット：パイオニア・モダン・レガシー・EDH・ヒストリック 他
若き紅蓮術士…
かつてモダンで活躍したカードですね。
呪文を使うたびに1/1のトークンを生成できる、かなり便利そうですね。
地上の防御とゲームのフィニッシャーを1枚で担えたからな、普通にモダン最強格のクリーチャーの1体だった
でしたねぇ…
え、このカードがモダン最強格だったんですか？？
今は《敏捷なこそ泥、ラガバン》とか《ドラゴンの怒りの媒介者》がいますからね…
今のモダンはソイツら（ラガバンとか）が強くて「0コストと1コストのゲーム」なんて揶揄されてるだろ？でも、モダンホライゾン以前のモダンは2コストが強いゲームだったんだ。
その証拠に今はあまり見かけないけど、かつて《呪文嵌め》が本当に強い呪文だった。
ゲームにエンドに持って行く肝心なカードの2コストが多くて、《呪文嵌め》が妨害として抜群に機能したんですよね。
2コスト限定なのに刺さるなんて面白いですね…！
クリーチャーだと《石鍛冶の神秘家》《瞬唱の魔導士》《闇の腹心》《タルモゴイフ》なんかが有名でしたね。
そうそう…それでモダンには「2コストの強すぎるクリーチャーのサイクルがある」なんて言われてたんだ。
なるほど…それじゃあ《若き紅蓮術士》もそこに名を連ねていたんですね…！
そうなんだよ。まぁ諸説あったがな。
呪文の方も2コストは粒ぞろいでしたよね。
《マナ漏出》《突然の衰微》《戦慄掘り》…
で…肝心の《若き紅蓮術士》なんだが、「マルドゥ・パイロマンサー」というデッキで環境を席巻したことがある実績あるクリーチャーなんだよな。
まるどぅ…ぱいろまんさ？？
「マルドゥ」というのはタルキール次元の勢力の名前で、白黒赤のことを指す言葉として使われてますね。
で、《若き紅蓮術士》は英語で「ヤング・パイロマンサー」っていうんだ。
あ、その「パイロマンサー」なんですね…！
ということは、白黒赤の若き紅蓮術士デッキということですね！？
そうです！そうです！
でも、白黒赤って珍しいですね。
まぁ、色同士で若干ディスシナジーを起こしてるからな。
実際「マルドゥ・パイロマンサー」で白が入ってる理由も変わってるからな。
基本的に「マルドゥ・パイロマンサー」は黒赤コントロールデッキなんですけど、《若き紅蓮術士》と相性のいい《未練ある魂》を採用するために白がタッチされてるんですよ！
だから、メインボードに《未練ある魂》しか白が入ってないリストとかザラにあるぞ。
えぇ…！？
なんというか、かえって清々しいというか…
「本当は黒赤で組みたいんだけど…」っていう考えが露骨にでてるよな。
パイロマンサーとマルドゥ・パイロマンサー
このカード《若き紅蓮術士》と《騒乱の歓楽者》をフィニッシャーに据えた白黒赤コントロールは、「マルドゥ・パイロマンサー」と呼ばれ一時期のモダン環境を席巻しました。
《信仰無き物あさり》は現在モダンで禁止。
格安構築での活用案
2コストクリーチャーがトークンを生成するメリット 2コストで2/1という順当なマナレシオを持つクリーチャーが、優秀なトークン生成能力を持っていることは、このカードに様々な役割を与えてくれます。単純に《選択》や《考慮》といったドロー呪文が打点を形成できるようになるのはコントロールデッキにうってつけな性能ですが、それ以外に「既に生成してあるスピリット・トークンを《村の儀式》で生贄に捧げてドロー」という動きを取れば、《村の儀式》が実質的に1コスト2ドロー呪文になるなど、生贄を用意する用途にも使えそうです。
下環境ではデルバーゴーやモンキーなど、呪文を多用するデッキにおいて地上防衛を担う役割で採用例があり、再録によって価格が落ち着いた《秘密を掘り下げる者》と組み合わせても、コスパの良いデッキが組めるかも知れません。
洗練された構築とは言い難いですが、赤単のバーンデッキに採用しても良い仕事をしてくれます（参考リストはこちらの記事からどうぞ！）
